2017年03月31日(Fri) 中林直美
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【『ピカソとシャガール 愛と平和の賛歌』~ ポーラ美術館開館15周年記念展。】

箱根・仙石原のポーラ美術館では、開館15周年を記念した展覧会『ピカソとシャガール 愛と平和の賛歌 PICASSO AND CHAGALL IMAGINARY DIALOGUES』が開催中です。

20世紀、もっとも重要なアート世界を作り上げた巨匠、パブロ・ピカソとマルク・シャガール。
対照的ともいわれる彼らの創造の軌跡を、その関係性に焦点をあてて紐解く、世界初となるピカソとシャガールの二人展。

構成は全5章。それぞれの「故郷」、芸術の都パリへの「旅立ち」、家族を得て明るい画面へと変容する「愛しきものたち」、その後に迫る「戦争」、そして戦後に移住した「南仏のアトリエ」。
時代背景とともに二人の初期から晩年の作品をたどることで、独自のスタイルが際立つなかにも、どこか共通した彼らの思いや取り組みを発見することができます。

なんといっても圧巻は幅6mを超えるピカソの《ゲルニカ》とシャガールの《平和》、ふたつの巨大タペストリー。戦争への怒りと絶望、そして平和への願い。その圧倒的なメッセージに、目撃した誰もが言葉を呑むでしょう。
※《ゲルニカ》展示は5月11日まで、5月13日~会期終了まではゲルニカの源泉となった《ミノタウロマキア》の展示となります。

プレスツアーの開会式では、木島俊介館長による「本展覧会の副題でもある"イマジナリー・ダイアローグ"、ぜひ想像力を働かせて二人の対話を自由に楽しんでください」という言葉がとても印象的でした。

場内のところどころに設けられている、その時代の二人の作品が並べて配置された「対決壁」。そこで"想像される対話"に耳を傾けることで、新たに見えてくるものがあるかもしれません。

 

館内のレストラン「アレイ」では、特別メニュー「太陽の食卓」(税込2810円)が登場。
ミュージアムショップには、イラストレーターSAYORI WADAとのコラボグッズが並びます。
そしてこれからの季節、「森の遊歩道」で箱根の大自然の息吹をめいっぱい吸い込むのもオススメ!  

世界中から貸出依頼がくるほどの所蔵作品を誇るポーラ美術館は、私も何度となく訪れている大好きな場所。今回はそのコレクションに加え、国内はもとより、パリ国立ピカソ美術館からの借用作品や個人所蔵のシャガール作品も来日します。

私はもともとシャガールは好きで、その昔ニースの国立マルク・シャガール美術館(素晴らしかった!)も訪れました。ピカソはいろんな場所で鑑賞し、バルセロナのピカソ美術館にも行きましたが、あまりにも多作で作風も多岐にわたる(ように見える)ため、凡人の私はいまひとつ馴染めないまま。。
でも今回、時代とともに順を追って作品をたどることで、以前よりピカソにも親しめた気がします。

GW(4月29日~5月7日)は「愛のシャガール・ウィーク」、夏休み(8月11日~8月20日)は「情熱のピカソ・ウィーク」と題し、小中学生の入館料が無料となるほか、イベントも多数用意されるそう。
ぜひこの機会に、箱根ポーラ美術館まで足を延ばしてみてください!

 

【 展覧会情報 】
ポーラ美術館開館15周年記念展
「ピカソとシャガール 愛と平和の讃歌」
PICASSO AND CHAGALL IMAGINARY DIALOGUES
会期:2017年3月18日(土)〜 9月24日(日)
※会期中無休、ただし展示替のため、5月12日(金)は一部閉室。6月21日(水)は企画展示室は休室。
会場:ポーラ美術館 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
ポーラ美術館HP ↓
http://www.polamuseum.or.jp/

        

 

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ぜひ遊びにきてください


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