2009.03.30
メタブー編集長の体脂肪日記10
同じデブなら走らにゃソンソン! そろそろスタートしろよ編
(前回までのあらすじ)
メタブーと若メタブー(以下・若メ)は、
身長・体重・体脂肪がほとんど同じなのだった!(省略しすぎ!)
「Kブロックもまんざらじゃないと思いますよ」と若メ。
いつの間にかバナナの咀嚼は終わってるんですね。
「どうして?」とメタブ。
「だって一番遅いグループですよ、女子率高いと思います」
「ふーん、そうかな」
「それにですよ、ウフフフ・・・・」
「なんだよ急に笑い出して、気持ち悪いな」
「カワイイ子がいっぱいいるはずなんですよー」
「どうして?」
「マラソンブームに乗せられて走り始めたばかりの女子がいっぱいいると思うんです。そういうミーハーな子には、ファッション好きでスタイルのいいカワイイ子が多いんです」
「本当かよ?」
「JJの編集もしていたボクが言うんですから本当ですよ。ああ、楽しみだなあ。東京マラソンは独身の僕にとっては婚活ですから! 42.195キロに愛のドラマが待ち受けているはずですから! 今日は東京中が合コン会場みたいなものッス!」
それは中央公園のバスケットゴールのある小さなグラウンド。
土埃の舞う、サミシイサミシイグラウンド。
「サッカー・野球禁止」って看板がある。
「バスケットボールはいいってことですかね?」と若メ。
「テニスもいいんですかね?」「卓球とかばあいによっては水球もいい訳ですよね?」「それってサッカー・野球差別じゃないすか?」と、矢継ぎ早の発言。
婚活モードでちょっと興奮中。
「あのな、そんなこと気にするよりストレッチとか準備体操とかしといた方がいいぞ」
「それもそうッスね、カワイイ子でも探しながらやりますか」
おもむろにアキレス腱を伸ばし始めた若メだったが、すぐにまた。
「先輩、なんとなく女子少なくないスか? オヤジ多くないスか?」
「言われてみればそんな感じもするなあ」
確かに男8に対して、女2くらいの感じだろうか? 男も中高年ばかりが目につく。
「はい、Kブロックのランナーのみなさん、おはようございます」
拡声器を手に呼びかけるのは、白い山羊のようなヒゲをたくわえた初老の係員さん。
「おはよーございまーす」と、ランナーの声、限りなくオヤジ色の声。
「これからスタートになりますが、押したりしないで、順番にお願いしますよ」
なんとなく早朝のラジオ体操を思い出す。
「先輩、今気づいたんですが」と、若メ。「カワイイ子が見つからないていうか、若い女の子ほとんどいないッスよ、Kブロック」
「多少目につく女の子もKブロックあたりだと、スタイルにやや難アリか?」とメタブ。
どうやらまだ走り始めたばかりで、ダイエットの一環として東京マラソンに応募したら当たっちゃったという感じの子が多いのだ。
ややぽっちゃり。でもメタブの好み。
「ここじゃ婚活出来ないッスよー。がんばって走って、平井理央アナに追いつきましょう!」 と、若メ。
その時遠くでファンファーレのような音が聞こえたような気がした。
「お、いよいよ始まるぞ東京マラソン」
となりのおじさんランナーがワンセグでテレビ中継を見ていた。
都庁前の会場から遠く離れたこのグラウンドには、東京マラソンの「と」の字の気配も漂っていないのだった。
長くなりそうなので、以下次号。
メタブコンビはいつスタートするのか!?




















