こんにちは、パーティプランナーの鈴木佐知子です。
1月が終わると急にそわそわと、気持ちが春に向いてきませんか?
みなさんそれぞれの節目への準備など、気忙しさもあるかもしれませんね。
そんな時、私はよく転ぶので、とにかく毎日丁寧に過ごすよう心がけています。
落ち着いて、落ち着いて・・・と念じながら(笑)
季節柄、幼稚園や学校関係の謝恩会の装飾についてよく友人から相談をされます。
子供たちがお世話になった場所で、先生方への感謝と子供たちが笑顔になるような空間作り、ママ達みんな頑張りたいところですよね!
そんな時のお役に立てれば嬉しいなと、去年、娘の幼稚園での謝恩会でさせていただいた会場装飾を参考に、ポイントをまとめてみたいと思います。
まず最初にやることは次の3つ。
●テーマカラーを決める
参考例:娘の幼稚園にはクラス帽子があります。また、昨年幼稚園は90周年を迎えました。年齢でいうと90歳=卒寿です。よって、クラスカラーの緑×水色、そして卒寿を祝う色の紫を合わせて3色を選びました。
●予算配分を考える
幼稚園や学校では、予算はだいぶ限られているかと思います。テーブルクロスはクリーニング代がかからないようラッピングペーパーで代用、ランチョンマットはパッケージになっている和紙で代用、会場内の装飾はお花紙を使い、紙類をアレンジすることで全体的に予算を抑えました。テーブルに飾るお花は、先生にプレゼント出来るように、南麻布の「かるかや」さんに素敵にアレンジしていただき予算配分はお花が多めにしました。
●時間配分を考える
段取り良く作業ができるように、準備時間・片付け時間を意識します。
次に、装飾するにあたって大事なことは・・・
●ポイントをメインとサブに絞る
会場全体を装飾するには、コストも労力も相当必要になります。
そこで、レイアウトを考えたら、最も目につくスペースをメインに決めます。あとは優先順位を決めてサブスペースを飾っていきます。
【参考例】
・メイン=入口→正面→出口
入退場シーンでは、ずっと視線やカメラを向けることになります。よって出入口周りが華やぐように、バルーンで装飾。会がスタートしたら、入口サイドに飾ったバルーンは会場正面に移動させました。そこもメイン箇所になります。ちなみに、会の後半で再度、入口にバルーンを移動させて、記念の集合写真撮影にも活用。その後、お見送りの出口としてそのまま飾りました。
バルーンは、いつも私のイメージを素敵に仕上げてくれる「Rolly’sBalloonFactory」 のJunkoさんにお願いしました。
・サブ①=テーブル
大人用のテーブルには、中央にお花と束にしたバルーンを交互に配置。お花は最後に先生方へプレゼント。
束にしたバルーンは、テーマカラーの無地やメタリックカラー、水玉模様を組み合わせてかわいらしく。
ひとりづづのスペースは、係さんに色味を合わせて作っていただいたパンフレットを添えました。
ペーパーナフキンは、差し色を加えるのにとても有効です。グラスに丸めて挿せば、高さが出るのでより華やかになります。
こちらはIKEAのものです。枚数が多く、サイズも大きめ。そして50枚入りで約300円とコスパがGOOD!
テーブルクロスにしたラッピングペーパーは、浅草橋のシモジマで「不織布 バティックロール」のラベンダー。こちらがまた優れもので、厚手なので水をこぼしてもぐにゃぐにゃにならず、造形の先生にもとても気に入っていただけました!
カラーバリエーションも豊富です。終わったらテーブルのゴミを包んで丸めてポイっとすればお片付け時間も短縮出来ます。
子供用のテーブルは、基本的に装飾不要。だって遊び出してしまうから・・・(笑)
でも少しだけ色味が欲しかったので、ペーパーナフキンと、紙でつくったお花をペットボトルの花瓶に飾りました。
花瓶が倒れないように中には園芸用の小石を、周りにはゴールドのラッピング用紙を巻いてテープで留めただけの簡単アレンジメントです。お家にあった造花のグリーンもひと枝添えて。

サブ②=壁面
色々と飾らなくっちゃと意気込んでしまいがちですが、準備に片付け、そしてコストを考えると、てんこ盛りで考えたアイデアから引き算していくことはとても大切なのです。
よって、壁面は控えめに。
例年やっていることなのですが、卒園児の写真をプリントして飾りました。
フレームなど使わず、テーマカラーの画用紙を台紙にして、終了後には、そのままお持ち帰りのお土産に。
その他の装飾品としては、ウェルカムボードや余力があれば司会台など。
お土産関係も装飾と連動出来ると全体的にまとまりが深まります。
お食事のお弁当箱の上に、ゴールドの画用紙を園のシンボルであるイチョウをカットして飾りまして、お土産にも同じくイチョウのアイシングクッキーを「アトリエ KR」さんにオーダーしました。
このように、テーマカラーをしっかり決めて、ポイントを絞れば、幼稚園や学校など、子供達の年齢に応じたおしゃれで素敵な会場装飾が出来上がります。
「センス良く!」と一言でいうと難しいかもしれませんが、愛情込めて飾れば、自然と温かで心に残る空間になりますので、係になったママ達は、先生方や子供たちの笑顔を浮かべながら、ご自身で楽しんでがんばってくださいね!
素敵な思い出となりますように✨
Thank you for reading.
Have a nice day!
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