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【ロンドン発】イギリスのヴィーガン事情を紹介。

こんにちは!ロンドン・デジタリスト・ブロガーの近藤麻美です。

9月に入り、イギリスは夏も終わりかな、という寒さが続いています。家もとうとう夜にはセントラル・ヒーティングを入れました。息子たちの学校も今日から始まり(コロナ・パンデミックにより、実に3月末から学校閉鎖だったので)、やっと一人の時間が取れます。

 

今日は、お気に入りのヴィーガン・レストラン「ETHOS」(https://ethosfoods.com) に行ってきました。

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オックスフォード・ストリートから1本北に入った、フィッツロビアにあるこのカフェ・レストラン。

普段はこの時間だと、ランチタイムのオフィスワーカー達でごった返すほど賑やかなのですが、コロナの影響でWFH(Work From Home)を推奨している会社もまだ多いからか、店内はひっそりしていました。

 

「Herb Feta & Beetroot Focaccia」

フェタ(羊のチーズ)という名前がついていますが、実は豆腐がチーズ風にハーブでマリネされていました。ビートルートの甘さとフェタ風豆腐のしょっぱさがフォカッチャにとても合います。

 

smokey tempeh (大豆などをテンペ菌で発酵させた醗酵食品) のサラダ。キヌアやトーストしたシード類がたくさん入ってました。胡麻ドレッシングとともにモリモリ食べれます。

 

 

ナッツのヌードル。平たいライス・ヌードルの上にグリルした豆腐が乗っかってます。ケールが美味しかった!

 

昼間からビール飲みました!見たことのない銘柄だなあ、と思ったら、このビール、余ったパンを利用して作っているんですって。売り上げの利益はすべてチャリティーにいくそうです。味は普通のラガーと変わらず、飲みやすかったですよ。

 

ところで、ヴィーガン(Vegan)とは、肉や魚だけでなく、動物から採取されたもの(卵や乳製品、場合によってはハチミツ)も一切摂らない完全菜食主義者でのことで、彼らは、ベジタリアン(Vegetarian、菜食主義者。肉は食べないが、卵・乳製品などは摂る人)とは区別されています。

 

スーパーマーケットのべジタリアン・ヴィーガンの棚。売り場面積がどんどん大きくなっていっています。

 

 

ヴィーガンの冷凍ピザ。

 

 

ヴィーガン という言葉は、1944年ヴィーガン協会の共同設立者であるドナルド・ワトソンによって発案された造語で、イギリスではヴィーガン人口が過去4年間で約4倍に増加したとのこと。

 

豆腐はヴィーガニズムには欠かせないアイテム。種類も豊富なのです。先ほどのTempehを発見したので、家でも作ってみようかな。

 

ソーホーにある、大型サンドイッチ・チェーン「Pret A Manger(プレタ・マンジェ)」のべジタリアン店「VEGGIE PRET(ベジ・プレット)」

 

イギリスには、毎年1月の1か月間だけヴィーガン生活を送ろうという「ヴィガニュアリィ(Veganuary、ヴィーガン(Vegan)と1月(January)を合わせた造語)」運動なるものがあります。クリスマス~ニュー・イヤーにかけて、暴飲暴食が続いたので、1月はヴィーガンになって、身体にも地球にも優しい月間を送ろうという試みです。去年1月には約25万人がヴィガニュアリィを達成したとのこと。この数も毎年増えています。

また、月曜は肉の摂取を控えようという「ミート・フリー・マンデー(Meat Free Monday)」など、一時的菜食主義者を推奨するキャンペーンもあります。

このようなキャンペーンに参加するにあたって、健康管理(実際に健康になるのか、に関しては賛否両論あります)や動物愛護、またはダイエットなど理由は様々ですが、期間限定の菜食生活を試みることにより気分や体調の変化を感じれば、恒久的に菜食主義者へ変わるきっかけにもなるかもしれません。

 

私も、本日こちらを買って食べてみました。

 

見た目は普通のハンバーガ―のように見えます。マッシュルーム、赤玉ねぎ、ひよこ豆などが主な原材料です。

グリルしたら、こんな感じ。ビーフ・バーガーに見えますね。あれ、チーズが入ってる?とお思いでしょう?これは、Dairy Free (乳製品不使用)のチーズなのです。

お味は・・・、まあ肉でないことはすぐに分かりますが、食べれないことはない、といったところでしょうか?

 

 

ヴィーガン生活を選ぶのにはさまざまな理由が挙げられるのですが、一番多い動機としては動物の権利(人間による非倫理的な殺害虐待遺棄をなくしていくこと)の保護があるといわれています。そしてこれは食べ物に限ったことではなく、衣、住に関しても、皮・羊毛製品を身に着けない、動物由来成分を使わない化粧品を選ぶなど、「ライフスタイル・ヴィーガン」を哲学とする人も多いのです。

 

ヴィーガン仕様の基礎化粧品。パッケージに「Vegan」「 Vegan friendly」と書かれています。製造過程において動物実験をせず、動物由来の成分(コラーゲン、シルクなど)を使用していないものです。

 

また、近年イギリスでは、畜産農業による温室ガス排出を減らすため、地球温暖化や気候変動対策には肉の消費減が不可欠として、ヴィーガンになる人も増えています。

 

かつてのヴィーガンといえば、ヒッピーや動物愛護活動家などがメインだったのですが、現在は食品業界やレストランなども数多くのヴィーガン料理を提供しており、イギリスではヴィーガン・フェスティバル「VegfestUK London 」なども定期的に開催され、ライフスタイル・トレンドとして、おしゃれなヴィーガン生活を提唱しています。

 

こちらは、クラウチ・エンドの「Miranda Cafe」のヴィーガン・バーガー。「Mock(偽の)」チキン・バーガー。ひよこ豆でできているそうです。これは、かなり肉に近かったかも。クリスピー感が決めてかしら。

私は、今のところ菜食主義者になる予定はないのですが、週に3日だけ(長男の希望で、笑)、肉を使用しないディナーを作っています。

 

 

それでは、皆さま良い一日を!

Have a nice day!!

Love from London.

 

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近藤麻美
FROM近藤麻美 1999年渡英。北ロンドンに英国人の夫、息子2人と住んでいます。地元のカフェにホームメイド・ケーキを卸したり、エッセイやコラムを書いたり、ジムで泳いだり、ピアノを弾いたり、恐ろしく多趣味です。今年1月からフランス語を習い始めました。ライフスタイルやカルチャー、料理やお菓子作り、そして旅行など、日々の生活、感じたことを紹介していきます。https://www.instagram.com/mamimoonismine
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