新年おめでとうございます。
デジタリストの安井ミカです。
元旦の朝は、
用意していた新しいお香を焚きました。
松栄堂さんの「御題銘香 実」。
このお香、
新春に皇居で開催される「歌会始の儀」の令和三年の御題「実 じつ」にちなんだもの。
昨年、お香を買いに行った先で、
たまたまこのセットを見かけ、
新年のお楽しみにしようと購入していました^^
(毎年、松栄堂さんから、御題にちなんだお香セットが販売されているそうです)
中身は、
・御題銘香8本
・簡易勾玉型香立
・三輪晃久画伯の特性たとう紙
・和歌
です。
特性たとう紙は、
御題「実」をモチーフに描かれており、
柘榴がたわわに実った絵でした。
和歌は賀茂保憲女(かものやすのりのむすめ)の
「白妙の雪に色づく実葛 冬はくれどもおとろへなくに」。
焚いたお香は、
新年らしい、空気が清々しくなるような香りで、良い元旦の朝となりました。
「実 じつ」ということばは、
・果実や農作物が実る
・実りある日々、実り多い一年
などというふうにも使いますよね。
日々のなかの、
ちょっとした出会い、出来事、気づき…、
そういったさまざまなことを積み重ねて、
実りある日々、実りある一年へと繋げていけたら良いな、と思っています。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。