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平凡で偉大なすべての母親へ ── 映画『こんにちは、私のお母さん』

突然の事故で昏睡状態となった母。苦労ばかりかけてきたダメ娘・ジアは、悲しみに暮れる間もなく20年前の1981年にタイムスリップ!そこで若かりし日の母と〝再会〟したジアは、今こそ親孝行するチャンス!と奮起して──。

まだ誰の妻でも母でもない、若き日の母に会えたなら。あなたはどうしますか?

中国版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんだけど決定的に違うのは、主人公が〝母が父とは結婚しないように〟奔走するところ。
父ではないもっとお金持ちの男性と結ばれて、自分ではないもっと優秀な子を産み、もっと幸せな人生を歩むことだってできたはずの母。最愛の母の幸せのためならば、自分が生まれてくる未来がなくなっても構わない。そう信じて奮闘する主人公の姿に笑ったかと思えばボロボロ泣いて、撮影時39歳で18歳の高校生役はいやさすがに・・という主演の力業ももはやまったく気になりません。

そして物語の終盤で明らかになる“ある真実”──そこからは怒涛のごとく感情があふれかえって、いままでのシーンがフラッシュバックで押し寄せて。しゃくり上げそうになるのを必死でこらえつつ、涙をぬぐいっぱなしの鑑賞となりました。

子の心、親知らず。親の心、子知らず。
娘である私は、いまだになんの親孝行もできてないなあと思う。でも母である私は、息子にはもうじゅうぶんすぎるほどたくさんのものをもらったなあとも思う。

中国の人気喜劇女優ジア・リンが、自身の母との実話をもとに監督・脚本・主演に初挑戦した本作。
原題は「你好,李煥英」(「こんにちは、リ・ホワンイン」の意)。李煥英(リ・ホワンイン)とは本作の母親の役名であると同時に、ジア・リンの亡き母の名前でもあり、「母のことを語りたかっただけでなく、李煥英という一人の女性のことも語りたかった」という想いが込められています。
母にも当たり前に母となる前の人生があったこと。
自分が社会に出て成功したら母にしてあげたかったこと。
ただひとりを深く想ってつくった映画は、それゆえに普遍的で多くの人の心を打つ物語となって、全世界興収第2位となる大ヒットを記録しました。

私が試写に伺ったのは昨年の11月、それから何度も予告編を見ては涙し、またあの母娘にスクリーンで会うことを心待ちにしていた作品。
“ある真実”を知った今の私に、あの場面やあの会話はいったいどんなふうに映るのだろう。それを確かめに、また映画館に行くのが楽しみです!

新年にぴったりの、あったかい気持ちになれるオススメ映画。くれぐれもハンカチ・ティッシュをお忘れなく!!

『こんにちは、私のお母さん』
(2021年/中国/128分)
1月7日(金) ~ TOHOシネマズシャンテ、池袋HUMAXシネマズ ほか 全国順次公開!
オフィシャルサイト↓
https://www.hark3.com/himom/

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