こんにちは!
大阪在住デジタリストの福島三知子です。
皆さん、神戸と聞くとおしゃれな港町をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
でも神戸の魅力はそれだけではないのです。
「海と山」「都市と里山」など、神戸市の中でコンパクトにコントラストを楽しむことができる!
それが神戸の一番の魅力なのではないかと思います。
今回は、神戸市北区に広がるのどかな田園風景の中にある、関西の美食家の方々がこぞって通うフレンチレストラン「SETTAN」をご紹介します。
こちらのお店は、心斎橋にあるミシュランの星を持つ名店「リュミエール」の統括料理長をされていた吉田シェフがオーナーシェフとして昨年8月にオープンされました。
オープン当初からインスタに続々と写真が上がってきて、この素敵なお店はどこ?と仲間内でもかなり話題になっていたんですよ。
でも私の家からはちょっと遠くてなかなか行く機会に恵まれずでしたが、やっと訪問できました!
ご一緒したのは、私が通っている芦屋のフレンチ薬膳お料理教室の玉置里美先生。
メニューはコースのみで、今回は真ん中の11,000円のランチコースをいただきました。
店内はどの席からものどかな田園風景が見渡せて、春になると桜の花も咲くそう。
新緑の季節や、里山が赤く染まる秋も素敵なんだろうな。
これは季節ごとに訪れたくなりますね。
まず、最初のアミューズ「六甲」。
大きな欅にアートのように飾られたお料理を「下から六甲山を登るように召し上がってください」とのこと。
お料理でも里山を楽しむことができます。
まるで絵画のような二皿目は菜の花のピューレに浦サワラ。菜の花のマスタードがアクセントに。
パンは御影『Bienveune(ビアンヴニュ)』の大下シェフに特別に焼いていただいているというシャンピニオン。
適度な硬さでとても味の濃い香り高いパン。いくつでも食べられそうです!
里山ポトフは目の前で菜の花のスープを注いでもらって。
とても味の濃い春キャベツはまるで食材のささやきが聞こえてきそうなほどの力強さ。
素敵なガラスのお皿はガラス作家であるシェフのお兄様の作品だそうです。
お次は色々な方のインスタ投稿を見て楽しみにしていた屋外での藁焼き!
広いお店のお庭で猪肉を焼いてくださいます。
後ろに広がる田んぼではなんとお米を栽培されていて、その名も「SETTAN米」。
ここで収穫したお米の藁を使って猪肉を焼くというのが素敵です。
猪肉の藁焼きをSETTAN米と共にいただきました。
そして今にも泳いで飛び跳ねそうな虎魚(オコゼ)。
いただくのが勿体ないアートな一皿です。
美しい景色とお料理。
なんて贅沢な週末なんでしょう。
いよいよお待ちかねのメイン料理。
私は淡路えびすもち豚をチョイス。
豚肉の旨味のソースや、春キャベツのピューレでいただきます。
メインのナイフはペルスヴァルのナイフの柄のカラーを選ばせてくれるので、私はカラフルな柄をチョイス!
メインの後はデザート。
柑橘に地元神戸で採れた蜂蜜を。
デザート二皿目は林檎のバラ。
薄くスライスした林檎をドライフルーツにしてシナモン風味のアイスクリームとキャラメルソースで。
最後のミニャルディーズもこんなに手の込んだ焼き菓子やブリュレがずらり。
自家焙煎のスペシャリティコーヒー。
苦みが少なくフルーティーな香りで余韻に浸ることができます。
摂津の海と丹波の山々に囲まれたこの場所に根差した食材を芸術の域にまで昇華させたお料理のクオリティに感動しきりの豊かなお時間でした。
お料理だけでなく、吉田シェフやスタッフの皆様のホスピタリティも素晴らしく「また訪れたい!」と思う魅力に溢れています。
今度は山間に沈む夕日を眺めながらディナーをいただくのもいいかもしれません。
こちらはお店の情報です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
兵庫県神戸市北区八多町屏風965(神鉄 岡場駅よりタクシー19分)
078-224-5013
月曜定休(月曜が祝日の際は翌日)
〇ランチ
11:00~(L.O. 12:30)
¥5,500~/¥11,000~/¥16,500~
〇ディナー
16:00~(L.O. 19:00)
¥5,500~/¥11,000~/¥16,500~
※別途サービス料10%