アンダルシア旅行記4回目は、セマナ・サンタとセビリア大聖堂です。
セマナ・サンタとは、スペインのイースター・ホーリーウイーク(聖週間)のことで、私たちがイギリスで経験するイースター(復活祭)とはかなり違います。
イギリスではイースター・サンデーに教会へ行き、子供たちはエッグハントをし、シムネルケーキやホットクロスバンを頂くのですが、ここスペインでは、パレードが行われました。
セマナ・サンタは、スペインにおける宗教行事で最も重要なイベントで、ほぼ1週間続きます。
教会から繰り出した「パソ」と呼ばれる神輿のようなものが狭い市街を練り歩きます。
尖塔のような形の三角帽子を被った人たち、「ナサレノス(悔悟者)」と呼ばれるそうです。罪人の顔や背格好を分からないようにする為に、このようなマスクを被り、身体を包む衣装を着ているのだそう。
セマナ・サンタでは、プロセッション(行進)が特徴となります。
セビリアの街中を練り歩くのですが、とにかく人、人、人!行進についていく人もたくさん見受けられました。パンデミックで2年間開催できなかったので、主催者のやる気と市民と期待が高まっているのを感じました。
セビリア最終日は、大聖堂へ。実はこの日は大聖堂は大回廊のみオープン。どうしようかと考えあぐねていたところ、館内ツアーだと、全館見学できるとのことで、こちらのチケットを購入しました。
セビリア大聖堂は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ世界で三番目に大きい大聖堂です。
狭い階段を上がって、大聖堂の屋上へ。セビリアの街全体が見渡せます。
モスク跡地に建てられたので、イスラム建築の面影が残っています。イスラム時代はミナレットだった「ヒラルダの塔」からは、美しい街並みを一望できます。奥の方には、マエストランサ闘牛場も見えます
階上から見下ろす大回廊。
ステンドグラスも美しいのです。
コロンブスの墓。
昨日のプロセッション(行進)で使われた、「パソ(神輿)」がここに飾られていました。実はこの奥で、サービスが行われていました。
私たちは最終日に行ったのですが、大聖堂はセビリアの街のど真ん中にあるので、最初に行っておくと、屋上からの眺めで全体の土地勘が掴みやすいのではないかと思います。
次は、アルカサルとセビリア・フードです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、皆さま良い一日を!
Have a nice day!!
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