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夏のトラステヴェレ。モザイクと風物詩

イタリアの至るところで目にする機会が多いモザイク。大理石や彩色された小片で絵や模様を描く、その細かな技法の芸術。
どのように作成されるのか以前から興味があり「モザイク作成」を体験してきました。そのスタジオはトラステヴェレのエリアにあります。トラステヴェレは「テヴェレの向こう側」と呼ばれ、ローマ時代には郊外として考えられていたらしいです。夏のトラステヴェレは観光客や地元の方々でさらに活気があります。

モザイクスタジオまでこのような道を進んでいきます。蔦が家と家を繋いでいたり、昔ながらの個人店やトラットリア、エノテカなどが軒を連ねています。トラステヴェレは夜のみ営業のレストランなどもあるので夜にお出かけに来る方々も多いです。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ大聖堂の前は大きな広場です。イタリアは所々に広場があります。こちらは、おそらくローマで最初に建てられた公式な教会堂のようです。13世紀のモザイクが美しいです。

トラステヴェレのローマ博物館。ローマの日常生活と伝統を中心に展示しています。期間限定で現代芸術も催されます。この日は写真展と若い芸術家の作品も展示されていました。ローマには多くの博物館・美術館があり、アートに身近に触れることができます。

館内の階段を下りると踊り場に、あの真実の口が。思いも寄らないご対面に驚きながら、口に少しだけ手を入れてみました・・・。

真実の口の右隣のプレートの拡大。博物館のホームページに、ここにも飾ってある理由について詳しい説明が載っています。

モザイクスタジオ。先生の作品が飾られています。大小の小片を使い、カラフルな色使いと様々デザイン。

モザイクスタジオの周りには門があります。見上げると、このように何気なく存在しつつ、歴史を感じる絵がありました。

先生とデザインを相談した後は、デザインの模写、石選び。そして、石を割り、割った石を糊付けした紙に並べていきます。この石を割る作業、思っていたより軽い力で石が割れます。ただ、三角形や並べる場所に合わせた形を作る際のコツを掴むことが必要でした。

土台の板にセメントを塗り、その中に銅のコインを埋め込みます。このコインを埋める意味を先生にお聞きしそびれてしまったので今度お尋ねしたいです。並べ終わったモザイクを裏返しにセメントの上にのせ、重しで叩きます。スポンジの水で表面に浮き出たセメントを拭き取る作業を繰り返し、数分乾かします。

ついに星のモザイクの完成です。「星は難しいのよ」とおっしゃりながら先生が親切にアドバスをくださいました。この後は、木の蓋をして、セメントが固定されるまで最低24時間平らな状態で保管。出来栄えもご愛敬?愛着が沸きます。

夏にはテヴェレ川沿いに飲食店や雑貨店などが並びます。この白い屋根とテヴェレ川の景色は夏の風物詩とも言えます。この飲食店の一角で初めてのモザイク体験を振り返りながら、アペリティーボでひと休み。初めてのことは発見の宝庫。初心者向けでしたが、今まで見てきたモザイクの凄さを改めて実感しました。トラステヴェレは続々と人が集まって来て、これからが賑やかな夜の始まりのようでした。

高浪 美智子
FROM高浪 美智子 夫の赴任によりイタリア在住。旅行、ワイン、料理、アートが好き。出産後にメンタル系カウンセラー資格取得や野菜作り、現在はイタリア語と料理を学ぶ等、興味と関心は幅広い。「自分らしく」を好むこちらの雰囲気を自然体で綴らせていただきます。
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