こんにちは!
目黒でお料理教室を主催しています、
LA PETITE EPICERIEの松本です。
ながい梅雨を忘れるくらいの、熱い熱い夏が続いています。
先日、自宅で仕事の資料集めをしていたら、
昨年行った南仏tripの写真を久しぶりに見返すことができ、
その時を思い出しながら、旅を振り返ってみることにしました。
おつきあい頂けますと嬉しいです。

今回は、夫と私、娘ふたり、古希を迎える母を連れて5人の旅。
大きな目的は、南仏プロヴァンスに在住している
プロダクトデザイナーの jacqueline morabito(ジャクリーヌ モラビト)に会いに行くことでした。
本来は、北イタリア、リグーリア州のオリーブオイル生産地まで足をのばす予定でしたが、
出発直前にハプニングがあり(!)、急遽南フランスのみに滞在することに。
深夜発、羽田空港からエミレーツ航空でドバイまで、
そこからトランジットしてニースのコートダジュール空港へ。
約17時間の長旅です。
ヨーロッパは実に10年ぶりで、
フィレンツェに住んでいた頃はアリタリアかエールフランス航空を使っていましたが、
南周りのエミレーツはとても快適で、ながいフライトを感じさせず、
娘たちも母も疲れることなく、コートダジュール空港に着きました。

今回の滞在先は、コートダジュールの鷲の巣村の中でも、
一、二を争う美しい街並みの Saint-Paul de Vence サン・ポール・ド・ヴァンス。
コートダジュール空港から車で30分ほど、海岸沿いから山手にあがっていった先にあります。
20世紀初頭からシャガールやピエールボナールなど多くの芸術家に愛されてきた町です。

この写真↑の、小高い丘の上、教会の塔が見える集落がそれです。
サンポールに着いたら、まず滞在先に荷物を置き、小さな町を散歩しました。

階段が多い石畳の路地は、下がったり、急に上がったり曲がったり、まるで迷路のよう。
鷲の巣村特有の作りだとか。
路地のあちこちに小さな店やギャラリー、ブラスリーがあり、
どこに入ってもまるで自分だけのお気に入りを見つけたような気分になってしまいます。
10年ほど前この地を訪れた私は、あまりに魅力的なこの町に感激し、
必ずまた訪れたいと思っていたほど、大好きでたまらない場所です。

昼下がりのように見える、町の入り口のレストラン。
おそらく18時くらいだったと思います。
この頃(9月)は20時すぎまで明るく、こんな小さな町にどこから集まってくるの?
と思うくらいの人々でテラス席は満席。ワインを片手に日が暮れてもおしゃべりを楽しみます。
こんな時間の過ごしかた、なんとも素敵!
滞在先の様子や、これからの旅先での様子は、また その2で‥‥