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Fashion特集

野呂佳代さん「来年40歳。自分らしさとは何かを考えながらファッションも人生もとことん楽しみたい」

2021年のSTORY初登場以来、オシャレに目覚め、年齢相応のオシャレがわかり、ますます洋服が大好きになったと目をキラキラさせながら取材に応じてくださった野呂さん。そんな野呂さんの2022年の冬のイベントファッションや、そして2023年、新たに40代というステージを目の前にした今、挑戦してみたいことやファッションについて語っていただきました。

自信がないから”とりあえずの黒”で浮かないようにやり過ごしていたイベント、今年は華やかなファッションに挑戦したい!

ニット¥34,100(スタニングルアー/スタニングルアー 新宿店)パンツ¥23,100(バビロン/エレメントルールカスタマーサービス)ピアス¥33,440(バルブス/ZUTTOHOLIC)バングル¥44,000(シカモア/ロードス)

コロナ前の年末年始のイベント服といえば“とにかく黒を着ていれば間違いない”そう思っていました。黒を着ていたらパーティー感が出るし、ちゃんと気を付けてる人のようにも見える。あとはやっぱりマシュマロ感が払拭でき、少しでも細く見せられる、とそんな考えでした。

黒の中でも選んでいたのは主にワンピースで、そこにゴールドや、シルバーの大振りアクセをON。このシーズンになると、華やかなアイテムがロープライスで揃うプチプラブランドで全身コーデを購入して“凌いで”いました。でも結局、その場凌ぎで購入したプチプラアイテムって、あまり思い入れはないし、トレンド感が強め。若い頃はそれでいいと思うのですが、アラフォーにさしかかってくると購入しても1回切りで着なくなってしまうことも多くて……。今思うと、無駄遣いしていたなと思います。

その当時はそもそも大人ファッションがどんなものなのかも理解していなかったので、イベントごとに合わせてオシャレな雰囲気を出したいとか華やかさをプラスしたいとか以前の話で、とにかく自信がなかったから“その場で浮かない間違っていないコーデをする”ことが最大の目標でした。なので、正直イベントを楽しむ余裕はありませんでした。

去年、一昨年はコロナの影響で年末年始のイベントやお出かけを自粛していたのですが、ちょうどそのイベントをお休みしている期間にこうして大人女性のファッションを勉強させてもらったので、ファッションを勉強してから始めての年末年始のイベントを迎えるんです。今年は少しずつコロナを気を付けながらお出かけなどしていけたらいいなと予定を入れ始めているのですが、イベントごとのコーデを考えるのがとにかく楽しくて!

レストランでのお食事やホームパーティーは、座ることが多いからトップスに色を入れたりするのもいいななんて思ったり。夫婦ディナーなどの家族行事には女性らしいアイテムにも挑戦してみたい。さらに外でのイベントはとにかく“脱黒宣言”防寒重視だと気付けば真っ黒なオシャレ感ゼロな人になってしまうので(笑)。今まではとにかくやり過ごしていたイベントも、今年は楽しみで仕方ありません!

同時に、ファッションを勉強するようになって「この洋服すごく生地がいいな」とか「デザインが素敵だな」なんてこともわかるようになって。素敵なものに触れ合うと気分が高揚するし、そんなお洋服を身にまとっていると立ち振る舞いも自然に気を付けるようになり、優雅になれるということも発見しました。黒を着ていたら間違いないと思っていた頃とは洋服に対する気持ちが激変し、ファッションを楽しめるようになって、オシャレが本当に大好きになりました。

今年の年末年始のイベント服のテーマは“華やかな印象になる”です。この時期ってイベントが多くて少し攻めたスタイルができるから、失敗を恐れず、今まで着てみたいと思っていた洋服やコーデにどんどんチャレンジしていきたいです。

40代という新しいステージに上がる2023年。自分を理解し、自分らしさとは何かを考えながらファッションも人生もとことん楽しみたい

ニット¥18,700(ドロワット・ロートレアモン)ワンピース¥28,600(バビロン/エレメントルールカスタマーサービス)ピアス¥58,300(ウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)ブレスレット¥13,500(アビステ)リング<右手薬指>¥66,000<右手小指>¥29,700<左手人差し指>¥29,700(すべてアルティーダ ウード)

2021年のSTORY初登場以来約2年間、大人女性のオシャレやコーデ方法、マシュマロ体型の活かし方まで数多く勉強させていただきました。それまではアメリカンカジュアルやストリートファッションが大好きで、109で洋服を買っていた私がです(笑)。

今は現場のスタッフの方にも「今日のコーディネート素敵ですね!」なんて声をかけてもらえたりするようにもなり、何を着たらよいかずっとコーデ迷子になっていた私がこんな言葉をかけてもらえるなんて本当に夢のようです。この2年で本当にたくさんのことを学んで、それらを吸収し、実践していき、少しずつではありますが大人のオシャレというものがわかってきたようにも思います。そしてなにより、マシュマロボディーがとても大好きになり、自信も持てるようになりました。

そんな私も2023年には40代という新しいステージに上がります。40歳を迎えるにあたってやってみたいことは、今一度どんな女性になっていきたいかを考えてみたいです。そして、少しずつではありますが、なりたい自分に近づけるようなファッションにも挑戦できたらと思っています。今思い描いている女性像は‟40代でもかわいらしさを忘れない”そんな女性。

ドラマで同世代の女優さんたちとお仕事をご一緒する機会が増えてきました。お仕事以外にも育児などもされていて忙しいはずなのに、皆さん本当にいつも笑顔で、ハツラツとした印象で、優しくて、心配りもしてくださって。 外見はもちろん内面からもかわいらしさが溢れ出ていて!どんな時でも、どんな人にも笑顔で心配りができてかわいらしさを忘れない、そんな女優さんたちを見ているとこうゆう女性に近づけたらいいなと思います。

ファッションに関しても、ここ数年私服ではパンツばかりだったので、40代に突入する2023年はスカートコーデにも挑戦したい。今まではカジュアルテイストでしか取り入れていなかった大好きな赤やピンクを大人っぽく取り入れて、かわいらしさを表現したいですね

実は、“SATC”のキャリー・ブラッドショーのファッションにずっと憧れていて。今回年末年始のイベントというテーマを聞いたとき、真っ先に思い出したのが、“SATC”の映画でニューイヤーをお祝いするためにキャリーがミランダの家に急いで行くときの衣装でした。パジャマのようなスタイルにロングのファーコートをON。そしてキラキラの帽子に、白のバッグ&白のブーティ。どんなときでも小物だけは手を抜かない、そんなキャリーのおしゃれに対する熱い思いがくみ取れるコーデが、素敵だなと当時の私にはとにかく衝撃でした。

私は今までそもそも大人のファッションがわかりませんでした。でもこの2年で少し勉強でき、大人の着こなしを理解できるようになりました。2023年はその経験を活かして、キャリー・ブラッドショーまではいきませんが(笑)。自分を理解し、自分らしさとは何かを考えなら、ファッションも人生もとことん楽しみたいです!

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アビステ
アルティーダ ウード(The Another Museum)
ウノアエレ ジャパン
エレメントルールカスタマーサービス(バビロン)
ZUTTOHOLIC
スタニングルアー 新宿店
ドロワット・ロートレアモン
ロードス(シカモア)

 

撮影/西崎博哉(MOUSTACHE) モデル/野呂佳代 ヘア・メーク/森ユキオ スタイリング/ MaiKo yoshida 取材/澁谷真紀子

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