満月が地球に近づき、いつもより大きく見える「スーパームーン」や、一カ月に二回満月がくる場合の二度目の月を「ブルームーン」と呼んだり。名前がつくということは、月はそれだけ多くの人に親しまれている天体だといえると思います。さてスーパームーンですが、2021年は5月26日に予定されています。ブルームーンは…2021年は予定されていませんね。ちなみにアメリカでは、1~12月、各月の満月には名称がついています。3月は「Worm Moon」(ワームムーン)というそうで、Wormはミミズや芋虫など、手足がない長い虫のこと。虫がはい出す頃の月という意味なのだと考えられますが、日本でも、「さまざまな虫が地上にはい出る頃」という意味の「啓蟄」という節気が3月にやってきます。日米で同じように、はい出てくる虫に季節を感じているところが興味深いですね。