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4人の子どもたちのパパ、土田晃之さんが語る「子どもたちは、いい学校に進むより、その学校での出会いや経験が大事だと思います」

STORY本誌3月号「中学受験、思い切ってやめました」(P.196~)では土田晃之さんにコメントをいただきました。

受験の話に限らず、土田さんの子育てのスタンスには、ちょっと目からウロコの話が詰まっています。
本誌では紹介しきれなかったパパとしての教育論、いや、そんな大げさで堅苦しいものではありませんね。
むしろ、4人の子どもたちに向けた愛のある願いと希望について大いに語っていただきました。

「勉強しろ」とは言いません

先日、子どもたちと飲みに行った時
「勉強しろって言われた事ないね」と言われました。
確かにそうなんです。
宿題は皆がやらないといけない約束事だから「宿題はやんなよ」は言います。ただ「勉強しろ」ってどの口が言えんだよ! って思ってました。
そもそも僕が人生で勉強をしたのは、高校受験の1週間と仮免の時だけです。笑
中学の担任に「君は埼玉でここしか行けないから」と言われ、当時は試験を受ければ誰でも行けるような高校に通うことになりました。
そんな僕なので、「勉強しろ」なんて言えないです。ただ「将来やりたいことがないんだったら今勉強しておいたほうがいいよ」とは言いました。「やりたいことが見つかった時、それは大学ってところを卒業してないとできない仕事もあるからね」って。

長い人生。努力すべき時に努力する人間になってほしい

うちは子どもが4人いるんですけど、長男が小1の時「習い事でやりたいことは何でもやりな」って言ったら、水泳・体操などなど1週間全部 習い事をした時がありました。
しかし 小2になった時「友達が放課後、みんなで遊んでるみたいなんだよね」と
言ってきたので「友達と遊ぶのがいちばん大事だから、ママと話して何を辞めるかを決めなさい」と言い、習い事を何個か辞めました。
ところが小3になった時、突然「学習塾に行きたい」と言ってきたので「塾はダメ! 小3は友達と遊ぶのがいちばん大事! 大きくなったら勉強しなきゃいけない時が来るから、今は勉強はしなくていい!」と初めて駄目と言いました。
するとそのことが良かったのか、数カ月後「僕はいつになったら塾に行けるんだろう」と何回も言ってきたので塾に通わせることになりました。しかし半年後、長男が「塾について相談があるんだ…」と言ってきたので、「なんだ辞めたいんだろ?」と聞くと「ううん進学クラスに移りたい」と言ってきたので「お前とは話が合わないな」と答えました。笑

結局その長男の流れで、下の子たちも皆、中学受験をしました。
もちろん良い結果ばかりではないですが、自分で判断して行動し、努力したことが良かったなと思ってます。
【何処の学校に行く】より【誰と出会う】のほうが人生で大事なことだと思っているので、それぞれの学校で 良い人と出会ってほしいなあ思っています。
東大出てもダメな人も居るし、
中卒だけど凄い人も居る。勉強はできるほうが良いけど それより沢山の人に出会って【生きる力】を持ってる人になってほしいです。

最近、僕が子どもに言うのが
【どれだけ努力をしても夢は叶うわけではない。ただ成功した人は皆、努力しているから。】
という言葉です。
凄くカッコイイこと言ってますが、これマンガに出て来たセリフです。笑

大人になって気がついた“中学受験のメリット”とは? STORYライター・松葉恵里

土田晃之 お笑いタレント、司会者、コメンテーターとして幅広く活躍。太田プロダクション所属。23歳・20歳・15歳の3人の息子と、18歳の娘の父。

STORY本誌3月号「中学受験、思い切ってやめました」(P.196~)もぜひご覧ください。

取材/松葉恵里

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