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『暮しの手帖』新編集長就任のお知らせ 「丁寧な暮らしではなくても」──北川史織よりご挨拶

株式会社 暮しの手帖社

新体制『暮しの手帖』第5世紀4号は2020年1月24日(金)の発売です

暮しの手帖社(本社:東京都千代田区、代表取締役:阪東宗文)は、1948年創刊の生活総合誌『暮しの手帖』の編集長に、北川史織(きたがわ・しおり)が就任したことをお知らせいたします。

新編集長の北川史織は、2010年に暮しの手帖社入社後、数多くの本誌記事や別冊を担当し、2017年からは副編集長として、『暮しの手帖』を支えてきました。
このたび、前編集長の澤田康彦たっての希望により、編集長のバトンを受け継ぎます。
編集部員が試作を重ねる「料理」や「手芸」などの実用記事、取材対象に寄り添うルポルタージュはそのままに、アートディレクターに宮古美智代さんを迎え、誌面をリニューアルいたします。

新編集長・北川史織からのご挨拶

丁寧な暮らしではなくても

リニューアル号の表紙にそう掲げたのには、ひとつの思いがありました。
「丁寧な暮らし」というフレーズがすっかり定着したいま、それは「ゆとりがあるからできること」と捉えられてしまい、自分らしい暮らしを送ることさえも、どこか遠いことと感じる人も多いのではないでしょうか。
私たち『暮しの手帖』が伝えるのは、たとえゆとりがなかったとしても、日々をよりよく、深く満足して暮らしていくための「まっとうな知恵」です。
誰かから「いいね!」がつくような、「丁寧な暮らし」を目指さなくてもいい。
不安の多いこの時代だからこそ、確かな情報を頼りにし、工夫をこらして楽しみながら、自分が本当に納得する暮らしを築いていきたい。
そう考えるすべての人に向けて、『暮しの手帖』はこれからもずっと、編集者自らが手と足を使って確かめたことをお伝えしていきます。
広告をとらず、実証主義を貫く小誌のこれからに、ぜひご注目ください。

リニューアルした『暮しの手帖』第5世紀4号についてご紹介いたします

今回、特集の軸としたのは、いずれも「身体をいたわる」をテーマとした3本の料理企画です。
その冒頭には、次のようなメッセージを添えました。

〈ただおいしいだけの料理なら、外食でじゅうぶん間に合うかもしれないけれど、
あなたの身体を心からいたわる料理は、あなたの手でしかつくれない。
ときに面倒でも、とにかく自分の手を動かして、つくって、食べて、生きていく。
食を人任せにしないことは、いのちの手綱を自分でしっかり握ることなのです〉

ご紹介するレシピはすべて、編集者が試作をくり返し、「作りやすさ」や「味の決まりやすさ」を確かめた、自信を持っておすすめするものです。


固形スープの素やベーコンは使いません。野菜だけでつくるのに、驚くほどコクの深いおいしさに仕上がる秘けつは、「塩使い」にあります。――「白崎裕子さんの野菜スープの法則」より


中医学に基づいて考案された水餃子。あんに使う2種の材料の組み合わせで、身体の不調に働きかけます。もちっとした餃子の皮は、めん棒を使わずに、ごく簡単に作れます。――「気楽に作ろう、養生水餃子」より


旬の野菜が主役の、手軽な和のおかず10品をご紹介。レシピを考案したのは、和のお弁当と仕出し料理で人気の料理人・後藤しおりさんです。――「何てことない和のおかず」より


牛乳パックや段ボールなどで作る、愛らしい造形のモビールは、贈り物にもぴったり。使う道具も、ミキサーなど身近なものばかり。――「身近な紙で、こんなモビール」より


ある喫茶店で交わされる、何気ない会話と、そこから垣間見える人生もよう。喫茶店は、暮らしのなかの大切な居場所です。――「まちの喫茶店」より


小さくて使い勝手のよい四つの台所を探訪。賃貸マンションの台所でも、壁などを傷つけずに収納棚を作る、そんなアイデアをご紹介しています。――「ひと工夫ある台所」より



『暮しの手帖』第5世紀4号 2020年2月-3月号
発売日:2020年1月24日(金)
定価:998円(税込)
A4変型判 / 本文184頁
発行:暮しの手帖社
編集人:北川史織
AD:宮古美智代

『暮しの手帖』とは?

戦後まもない1948年に創刊した「生活総合誌」。「庶民の暮らし」に常に寄り添い、「広告を入れないこと」やレシピ・手芸・工作など「全品試作・実証」のスタイルを貫き続けています。
「100号毎に新世紀を迎える」独自の号数呼称は、初代編集長・花森安治の発案であり、「初心に立ちかえって、フレッシュな気持で、これからの号を作ってゆくために」「つまり、もっと〈よい雑誌〉にしたい」という意志が込められたもの。隔月刊、奇数月25日発売。

編集長交代にともない、アートディレクターに宮古美智代さんを迎えて誌面をリニューアルしました。
宮古さんは、『Coyote』『MONKEY』のADを務め、書籍の装丁も多数手がける、「読みやすいデザイン」で定評のあるデザイナーです。
『暮しの手帖』の読者はあらゆる世代にわたり、ご夫婦やご家族みんなで読まれることも多いのが特長です。そこで、「どんな世代にも読みやすく」、そして「軽やかで心地よいデザイン」をめざしました。

北川史織プロフィール

フリーペーパーや住まいづくりの雑誌の編集部を経て、2010年に暮しの手帖社に入社。以後、数多くの本誌記事や別冊を担当し、2017年に本誌副編集長に就任。
好きな分野は、料理、住まい、人物ルポルタージュ。

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