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Prtimes調査レポート

「家では犬と呼ばれている」男性も。9割の男性が「配偶者から言葉の暴力を受けたことがある」と回答。女性も7割経験。結婚経験者100名を対象に、配偶者から言葉の暴力を受けたことがあるかとその内容を調査。

株式会社カケコム

「配偶者から言葉の暴力を受けたことがある」と回答した人は全体の8割。男女別だと男性が約9割、女性が約7割。言葉の暴力に何らかの手段を取りたいと思ったが取れなかった男性は、女性より約20%多い結果に。

弁護士相談プラットフォーム「カケコム」を運営する株式会社カケコムは、結婚経験がある男女100名を対象に、「配偶者(または元配偶者)から受けた言葉の暴力に関するアンケート」を実施しました。「配偶者や元配偶者から言葉の暴力を受けたことがあるか」「実際にどんな言葉の暴力があったか」「言葉の暴力を受けたことに対して何らかの対処を取ったか」を具体的にご紹介します。

昨今、新型コロナによる自粛の影響でDVが急増していると言いますが、DVは身体的な暴力だけでなく、言葉の暴力も含まれます。

言葉の暴力は体に直接傷がつかないということもあり、被害者本人が誰かに相談しないとなかなか気づかれづらい問題です。
女性が「夫から言葉の暴力を受けた」という声はたまに聞くことがあるかと思いますが、配偶者から言葉の暴力を受けている人は実際にどのくらいいるのでしょうか?

今回カケコムでは、結婚経験者の方100名を対象に、「配偶者や元配偶者から言葉の暴力を受けたことがあるか」「実際にどんな言葉の暴力があったか」「言葉の暴力を受けたことに対して何らかの対処を取ったか」を調査しました。
言葉の暴力は身体的暴力と同じくらい、被害者に精神的苦痛を与えてしまうものです。

「身体的暴力を受けているわけではないし、相談するほどのことでもない」と思っていたり、「恥ずかしくて、配偶者から言葉の暴力を受けているとは相談できない」と思う方は、この結果をご覧いただき、一人ではないこと、取れる対処法がいくつもあることを知っていただければ幸いです。
調査概要は下記となります。

【調査概要:配偶者(または元配偶者)から受けた言葉の暴力に関するアンケート】

実際に配偶者から言葉の暴力を受けたことがある人の割合は?どんな言葉の暴力を受けた?
カケコムでは、結婚経験者の方100名を対象に、「配偶者や元配偶者から言葉の暴力を受けたことがあるか」を調査しました。

結果は、「言葉の暴力を受けたことがある」と回答した人が80%、「受けたことがない」と答えた人が20%と、圧倒的に言葉の暴力を受けたことのある人の方が多い結果となりました。

男女別で見てみると、下記通りとなりました。

言葉の暴力は女性が受ける印象が強いかもしれませんが、実際は、「配偶者から言葉の暴力を受けたことがある」と回答した男性が92.9%、女性が70.7%と、女性より男性の方が言葉の暴力を受けており、しかもほとんどの男性が言葉の暴力を受けていることが分かりました。

さらに、どのような言葉の暴力があったのかを聞いてみました。以下でご紹介するパターン3、4の回答が多い印象でした。

【パターン1 相手の人格を否定する言葉 】
30代男性

家では犬と呼ばれている。帰って来るなと言われた。

30代男性

しね等の誹謗中傷を言われた。

40代女性

気持ち悪いんだよ。一度死んだ方がいいんじゃない?(と言われた。)

30代女性

「人間のクズ」「一人では何もできないクソ女」「誰のおかげで生活ができていると思っている」など。あとは、基本的に謝らないというモラルハラスメント(をされた)。

【パターン2 相手の頑張りや能力を否定する言葉】

30代男性

ぼけ、かす、あほ、甲斐性なし、他の人はもっと仕事して稼いで家事も手伝っているのにお前はなんで何もしないのか、弁護士よんでお前の人生をめちゃくちゃにしてやる(と言われた)。

30代女性

どうせ〇〇にはできないよ。頭悪いの死なないと治らない?(と言われた。)

40代男性

給料が安いのは、能力が低いからと言われました。

【パターン3 専業主婦をバカにする言葉】
30代女性

わたしが専業主婦なので、誰のおかげで飯が食えてるねんと言われた。

40代女性

専業主婦だった頃、お金を使うだけ使うが、一銭も作り出すことができない能無しだと言われた。

30代女性

育児家事をほとんど一人で行なっていますが、「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ。お前は何もしてない。」と叱責されました。

【パターン4 結婚自体を否定する言葉】
30代男性

私の方がだいぶ年上でしたので、こんなオッサンと結婚しなければ良かったと言われ、ショックでした。

40代男性

「あなたと結婚なんてするんじゃなかった」(と言われた。)

【パターン5 相手の容姿を否定する言葉】
30代男性

見た目がみっともない(と言われた)。

20代女性

でぶ、ぶす、胸が垂れているなどの悪口(を言われた)。

【パターン5 相手の家族を否定する言葉】
40代男性

身内の悪口を言う(という言葉の暴力を受けたことがある。)

20代男性

親のことを言われ、存在を否定されました。

60代以上女性

実家の父母を蔑む言葉(を言われた。)

次に、実際に配偶者や元配偶者から言葉の暴力を受けたことがある人を対象に、「言葉の暴力を受けたことに対して何らかの手段を取ったか」聞いてみました。

その結果、「何らかの手段を取った」と回答した人が28%、「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した人が30%、「取らなかった」と回答した人が42%となりました。実際に何らかの手段を取った人は全体の3割にも満たなかったですが、「何らかの手段を取る意思があった」人で見ると6割ほどにのぼります。

男女別で見ると、下記のとおりです。

男性で、「何らかの手段を取った」と回答した人が23.8%、「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した人が40.5%、「取らなかった」と回答した人が35.7%。
女性で、「何らかの手段を取った」と回答した人が31%、「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した人が22.4%、「取らなかった」と回答した人が46.6%でした。

意外にも「何らかの手段を取った」と回答した男性は女性より約7%も少なく、「取りたいと思ったが取れなかった」という男性は女性より約20%多い結果となりました。
「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した方の中では、下記のように子供が理由で行動に移せなかったという意見が目立ちました。

30代女性

子供がいるので、別居も離婚もできなかった。我慢すればいいと思った。

50代男性

子供2人のこと考えたら離婚出来ない。

60代以上女性

子供が小さい頃はただ我慢でしたが、娘が家を出て自活し始めた時、娘の方から家を出て娘のところに来るように言われましたが、娘に迷惑をかけたくないので実行をしませんでした。

また、こちらは男性だけに見られた意見ですが、「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した男性の中には、下記のように事態の悪化を恐れて躊躇した方もいました。

30代男性

次に何を言われるか怖かったため。

30代男性

何を言われるか分からなかったので怖かった。

次に、「何らかの手段を取った」か「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した方に、具体的にどんな手段を取ったのか、どんな手段を考えたのかを聞いてみました。

*何らかの手段を「取った」と回答した人が実際に取った手段
男女ともに、別居または離婚を選択したという方が多い印象でした。特に女性の場合は、子供を連れて実家に帰るというケースも多いようです。

【別居した】
20代男性

別居することになりました。

30代女性

子供と実家に黙って帰りました。

40代女性

言葉の暴力だけではなく、喧嘩をすると子どもの前で物を投げられたり暴力のような行為がありましたので、別居する事にしました。

別居は、離婚したいけれど相手に切り出すことができなかったり、相手が離婚に応じてくれない場合に取れる有効な手段です。
別居をする正当な理由がある場合は、長期間の別居をすることで無事離婚できる可能性があるため、一つの手段として検討すると良いかもしれません。

【離婚した】
20代女性

家出をして現在離婚調停をしています。

30代女性

別居を経て、離婚しました。

50代男性

言葉の暴力もあったが色々と価値観が違う為離婚した。

40代男性

私のほうから離婚を申し出て、離婚を成立させた。

【弁護士に相談した】
50代女性

弁護士に相談して将来の離婚準備(をした。)

言葉の暴力があった場合、離婚だけでなく、相手に慰謝料を請求できる可能性もあるため、離婚話を切り出す前から弁護士に相談しておくと良いかもしれません。

*何らかの手段を「取りたいと思ったが取れなかった」と回答した人が考えた手段
下記のように、別居や離婚を考えたという意見が多くを占めていました。また、相手を訴えることも考えたが、相手の親が出てきてこじれたのでやめたという方もいました。

40代男性

離婚を含めて、この生活から逃れたいと感じました。

30代男性

妻を実家もしくは私が出ていってホテルに泊まる事を考えた。

40代女性

別居や離婚など、離れてしまいたいと考えました。

20代男性

離婚や相談所に駆け込む。

上記の調査でわかったことをまとめると、下記のとおりです。

配偶者や元配偶者から言葉の暴力を受けたことがある人は8割にのぼり、男性は9割以上が、女性が7割以上が経験しており、意外にも男性の被害の方が多いこと。
言葉の暴力に対して「何らかの手段を取った」と回答した男性は女性より少なく、「取りたいと思ったが取れなかった」という男性は女性より約20%多いこと。
何らかの手段を取る意思があった人は、別居や離婚に行動を移していたり、弁護士に相談する等の手段を取っていること。
別居をしてから離婚をした人が複数名いること。

前述したように、「言葉の暴力を受けている」などの正当な別居理由がある場合、別居をしてから離婚することは手段として有効です。
その際、弁護士に相談し、相手に代理で交渉してもらうことで相手に本気度が伝わり、無事離婚ができることもあります。

弁護士をご検討の際には、ぜひカケコム在籍弁護士をお頼りください。
https://www.kakekomu.com/search?cat=1

この調査については、カケコムの記事(https://www.kakekomu.com/media/28848/)からご確認いただけます。
データを引用される際は、出典元として必ずこちらのURL(https://www.kakekomu.com/media/28848/)をご記載いただきますよう、お願いいたします。

◆株式会社カケコム概要

会社名:株式会社カケコム
所在地:150-0043東京都渋谷区道玄坂2-11−4 ストークビル道玄坂801号
代表者:代表取締役CEO 森川 照太
設立:2016年5月2日
会社URL:http://company.kakekomu.com/
事業内容:トラブル解決のプラットフォーム「カケコム」の運営・開発

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