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Prtimes調査レポート

【新潟医療福祉大学】月経周期が女性の運動学習能力を変化させることを発見!

NSGグループ

本学教授、学生らの研究論文が国際誌Brain Sciencesに掲載

NSGグループの新潟医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 健康科学専攻 健康スポーツ学分野 五十嵐小雪さん(修士課程2年)、健康スポーツ学科 佐藤大輔教授らの研究論文が国際誌Brain Sciencesに掲載されました!
※国際誌 Brain Sciences (10月1日付)に公開

左)五十嵐小雪さん 右)佐藤大輔教授
新潟医療福祉大学は、令和2年度スポーツ庁委託事業「女性アスリートの育成・支援プロジェクト(女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究)」に選定され(http://www.nuhw.ac.jp/topics/public/detail/insertNumber/2913/)、女性アスリートの活躍に向けた支援や、ジュニア層を含む女性アスリートが健康でハイパフォーマンススポーツを継続できる環境を整備することを目的として研究を進めています(選定テーマ:「月経周期におけるコンディション不良に対する運動器機能と中枢神経機能からアプローチする新たなトレーニング法・傷害予防法の開発」)。運動学習とその促進法に関する神経生理学的研究を行っている健康スポーツ学科 佐藤大輔教授らの研究グループは、「月経を女性の味方にする」ことをテーマに、研究を進めてきました。

今回の実験で、運動を繰り返し行うことで習得する技能のレベル(運動学習能力)が、月経周期の一つである黄体期に低下したことから、黄体期に運動学習を行うと、運動技能が定着しにくいことが分かりました。この結果から、女性は、「運動技能を学習(練習)するタイミング」が、パフォーマンスを向上させるための鍵ではないかと考えることができます。そして、月経周期を考えて練習を行うことで、一人一人の能力を最大限に発揮できることに加え、指導者においても対象者に合わせた指導が可能となります。

なお、本研究成果は、国際誌 Brain Sciences (10月1日付)に公開されました。

■研究成果のポイント
1. 月経周期によって運動パフォーマンスが変化する原因について、体力面や心理面から調べられてきましたが、技能面への影響は不明でした。

2. 運動技能に着目して研究を行ったところ、黄体期に運動学習能力が低下することが分かり、パフォーマンスを低下させる要因の一つである可能性を示すことができました。

3. 女性は「運動技能を学習(練習)するタイミング」が重要であり、月経周期が女性の能力を最大限に引き出すための鍵となるかもしれません。

■研究の詳細についてはこちら
https://www.nuhw.ac.jp/research/2020/11/mt-preview-d3f75b7b4a2ca7c60c5911fec7e347e7d7c707ef.html

新潟医療福祉大学は、全国でも数少ない保健・医療・福祉・スポーツの6学部13学科を有する総合大学として20種類以上の専門職を養成する教育カリキュラムを配置しています。"運動機能医科学研究所"やトップアスリートおよび指導者を育成する"強化指定クラブ"、アスリートサポート研究を推進する"アスリートサポート研究センター"などを設置し、リハビリテーション科学およびスポーツ科学を基盤とした、特色ある教育・研究・地域貢献活動を実践しています。

新潟医療福祉大学
大学HP https://www.nuhw.ac.jp/

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