株式会社キャリアデザインセンター
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』にて、女性762名を対象に「事務職」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-40/
■調査結果抜粋
★約8割が事務職になってみたい
★事務職のイメージは「サポート的な業務が多い」
★事務職経験者は「年収」「将来のキャリア」が不安で転職を検討
【Q.1 「事務職になってみたい」という興味はある?】
※事務職未経験者のみ
『女の転職type』会員に、事務職になってみたいかを尋ねたところ、「すごくある」が最も多く40.7%という結果となりました。「どちらかというとある」38.0%も含めると、8割近い人がなりたい派で、なりたくない派は18.6%にとどまることがわかりました。
【Q.2 事務職という職業にどのようなイメージがある】
※複数回答あり
※事務職未経験者のみ
事務職経験がない人に事務職のイメージを尋ねると、1位は「サポート的な業務が多い」47.0%、2位「ルーティンワークが多い」39.5%、3位「給与が低い」34.7%という結果でした。
また4位には「長く働き続けられる」34.4%が入っています。「営業ってどう?」のアンケート結果(Q.2)(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-39/)では、営業職に「長く働き続けられる」というイメージを持った人はわずか2.7%でした。このような結果と比べてみても、給与が低いというイメージがありつつも「長く働き続けられる」というポジティブな面を評価し、事務職になってみたい女性が多いことがわかります。
【Q.3 どのような条件がそろえば、事務職に転職してみたい?】
※複数回答あり
※事務職未経験者のみ
事務職経験がない人にどのような条件がそろえば事務職に転職してみたいかを尋ねると、1位は「給与が今より上がる」41.1%、2位は「現場のサポート体制が充実している」38.4%、3位は「家庭と両立できる」35.3%となりました。Q.2の回答で多かった「給与が低そう」というイメージに対して、「給与が今より上がる」のであれば転職したいという人が多いようです。また転職時には「現場のサポート体制が充実している」や「研修が充実している」などの、サポート面を気にする人も多いことがわかりました。
【Q.4 実際、事務職ってどう?】
※複数条件あり
※事務職経験者のみ
事務職経験がある人に実際「事務職」という職業はどうかを尋ねると、1位は「サポート的な業務が多い」74.3%、2位は同率で「ルーティンワークが多い」「給与が上がりにくい」68.0%となりました。Q.2の事務職未経験者のイメージと比較すると、「サポート的な業務が多い」「ルーティンワークが多い」の順位は同じで大きなギャップはありませんでしたが、「給与が上がりにくい」は事務未経験者32.2%、経験者68.0%と倍の差が見られました。事務職の仕事に就いてから、思うように昇給しないことを実感する人が多いことがわかります。
《サポート的な業務が多い》
・専門職のサポートをしていると自然と専門職の仕事ができるようになり、事務の領域を超えた仕事をしていても待遇は事務のままということがある(50代、東京)
・色々な人に一度にサポート的な仕事を頼まれるので、優先順位を確認するのが大切(40代、岡山)
・IT事務を一年半ほどしています。サポート的な業務が多いが、ITの基礎知識、PCのショートカットコマンド等が学べる(20代、大阪)
《ルーティンワークが多い》
・ルーティンワークが多いため、自分の成果をアピールしにくい(30代、神奈川)
・ルーティンワークの仕事をしているが、忙しい時期が明確なので、プライベートの計画がしやすい(40代、沖縄)
・日、週、月など、基本的にはルーティンワークばかりでした。求められるものもそう高度ではないため、給与が上がらなくても仕方ないかなとは思います(40代、愛媛)
《給与が上がりにくい》
・ルーティンワークはやりやすいが、実力差が出ず、給料が圧倒的に上がりにくい(30代、埼玉)
・給与が上がりにくい点について、総合職と事務職で給与テーブルが違い、昇給の基準が違っている。事務職は評価を数字で表すことが難しく、評価されにくい(30代、埼玉)
・同じ仕事で要領が良くなっても、給与も上がらず、褒められもせず、あまりやる気が出ませんでした(40代、埼玉)
【Q.5 どのような条件がそろえば、事務職を続けたい?】
※複数回答あり
※事務職経験者のみ
事務職経験がある人にどのような条件がそろえば事務職を続けたいかを尋ねると、1位は「給与が今より上がる」78.4%、2位は「リモートで働ける」53.5%、3位は「家庭と両立できる」47.7%となりました。
「給与が今より上がる」は、事務職経験者も未経験者も1位となっており、重要なポイントであることがわかります。
一方、2位に入った「リモートで働ける」53.5%という条件は、Q.3の事務職未経験者では6位になっており、優先度にギャップがあります。こちらは「営業ってどう?」のアンケート結果(Q.5)(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-39/)でも同様の傾向があり、職種経験者が今後もその職種を続けるかの判断軸として「リモートで働ける」という条件が重要になっていることがわかります。
【Q.6 事務職から他の職種へ転職したい理由は?】
※複数回答あり
※事務職から他の職種への転職を希望している人のみ
女性からの人気が高い事務職ですが、事務職から他の職種への転職を希望している人にその理由を聞きました。1位は「年収アップしたい」34.3%、2位「スキルを身につけたい」28.5%、3位「事務職のままでは将来のキャリアが不安」24.8%という結果になりました。
Q.5で「給与が今より上がる」なら事務職を続けたいと回答した人が約8割もいたことから、やはり給与の部分で不満を感じて異職種への転職を考える人が多い傾向が見えました。
2位の「スキルを身につけたい」、3位の「事務職のままでは将来のキャリアが不安」は、Q.3でルーティンワークが多く年収が上がりにくいといった実感を持っている人たちが、今後の自身のキャリアを心配して転職を希望している様子がうかがえる結果となりました。
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査データの引用・転載の際は、「出典:女の転職type」と明記の上、該当ページURLをリンクしてご掲載ください。
■調査内容:第40回「事務職ってどう?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2021年11月15日~11月28日
・有効回答数:762名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
本件は第40回目のアンケートとなっており、働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。
未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :662名(2021年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
■ 本件に関するお問い合わせ ■
『女の転職type』事務局
担当者名:柳、土屋
URL: https://epfb.f.msgs.jp/webapp/form/21350_epfb_80/index.do
■ 求人掲載に関するお問い合わせ ■
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