Prtimes調査レポート

リモートワーク下で若手の転職希望者の4割が、成長に対して不安。上司自身のコミュニケーション能力に対する「自己認識の甘さ」が課題。

IGS株式会社

Institution for a Global Society 株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長・福原正大、以下 IGS)は、コロナ禍でリモートワークを始めた大企業勤務(従業員1,000名以上)の若手部下・上司を対象に、「リモートワーク下のコミュニケーションに関するアンケート調査」を実施しました。(2021年12月17日-24日、12月28日-30日、若手部下n=205、上司n=427)

調査した結果、若手部下の4割(n=87)がコロナ禍で転職を希望し、そのうちの4割弱(n=32)が、コロナ前より「成長に対する不安」を強く感じており、「上司との意思疎通のしやすさ」の低下が背景にあることが示唆されました。

では、コロナ禍以降、上司は部下とどのようにコミュニケーションを行っているのでしょうか。
上司と部下に調査をしたところ、部下は上司が思うほど、上司に対して「対話的である」「明るい」「余裕がある」「落ち着きがある」とは感じていないことが明らかになりました。

一体なぜ、上司と部下でこのような認識のズレが生まれるのでしょうか。
IGSの360度AI評価ツール「GROW360」のデータにおいても、大企業に勤める上司層のコミュニケーション能力のうち、他者評価よりも自己評価が特に高い能力に、「外交力」「寛容力」「表現力」があげられます。

データの通り、元来、コミュニケーション能力を客観的に自己評価することは難しく、他者評価を得ることが重要と言えます。
その方法の一つである360度評価をすでに経験したことがある上司は65%(n=277)おりますが、360度評価への課題として、評価基準のぶれや、忖度や不正など、「評価結果の信頼性」に疑問を感じている人が35%(n=98)いることがわかりました。

「GROW360」では、AIで評価の偏りを補正することで、信頼性の高い評価結果を出しています。IGSは、信頼性の高い360度評価ツール「GROW360」を提供し、上司と部下のコミュニケーションをサポートし、人の成長を支援してまいります。

■調査サマリー
1)リモートワーク下の若手部下の4割がコロナ禍で転職を希望、そのうちの4割がコロナ前より「成長に対する不安」を強く感じるように

2)若手の「成長に対する不安」の背景に、「上司との意思疎通のしやすさ」の低下あり
・コロナ前より成長への不安が減った若手は、不安が増した若手よりも、「上司との意思疎通のしやすさの増加」が45.9pt高い

3)上司も、「意思疎通のしやすさ」や「率直な意見交換」は減ったと認識している人が5割

4)【上司と若手比較】上司のコミュニケーションに関して、上司が思うほど「対話的」「明るい」「余裕がある」「落ち着いている」とは、部下は感じていない
・部下と上司の乖離差:「対話的」19.8pt、「明るい」16.0pt、「余裕がある」13.4pt、「落ち着いている」10.7pt

5)【360度評価データ】上司のコミュニケーション能力に関して、「外交力」・「寛容力」・「表現力」は、他者評価よりも自己評価が特に高い
・自己評価と他者評価の乖離差:「外交力」18.8pt、寛容力」17.5pt、「表現力」17.5pt

6)上司の360度評価に関する課題は「評価結果の信頼性」が3割

■調査概要
<アンケート調査>
・調査対象:1,000人以上規模の組織にお勤め。コロナ禍でリモートワークを始めた方。
 20歳~35歳の若手部下:205名、20歳以上の上司:427名
・調査対象エリア:全国
・調査時期:2021年12月17日-24日、12月28日-30日
・調査方法:インターネット調査

<「GROW360」データ>
・対象:GROW360を受検した、1,000人以上規模の組織にお勤めのマネジメント層
 n=1032
・データ取得方法:GROW360の受検データ

■調査詳細

1)リモートワーク下の若手部下の4割がコロナ禍で転職を希望、そのうちの4割弱がコロナ前より「成長に対する不安」を強く感じるように。

・コロナ禍以降リモートワークを始めた若手部下のうち、42%(n=87)が転職を検討したことがあった。


・転職検討をした若手のうち、36.8%(n=32)がコロナ前より「成長に対する不安」を強く感じるようになった。

)若手の「成長に対する不安」の背景に、「上司との意思疎通のしやすさ」の低下あり。

・成長に対する不安が増えた人・減った人を比較したところ、「上司との意思疎通のしやすさ」や「上司との率直な意見交換のしやすさ」に大きな差があった。
成長に対する不安が減った人は、不安が増した人よりも、「上司との意思疎通のしやすさの増加」が45.9pt高く、「上司との率直な意見交換しやすさの増加」が35.6pt高くなった。

3)上司も、意思疎通のしやすさ・率直な意見交換は減ったと認識している人が5割。

・コロナ前と比較して、「部下との率直な意見交換のしやすさ」が減った人は50.8%(n=217)。「部下との意思疎通のしやすさ」が減った人は46.1%(n=197)いた。

4)【上司と若手比較】上司のコミュニケーションに関して、上司が思うほど「対話的」「余裕がある」「落ち着いている」「明るい」とは、部下は感じていない

・コロナ前と比較した上司のコミュニケーションについて、上司と部下の比較調査をした。部下の回答は上司よりも、「上司は対話的に話している」が19.8pt低く、「上司は、コロナ前よりも明るく見える」が16.0pt低く、「上司は余裕をもってコミュニケーションしている」が13.4pt低く、「上司は落ち着きながらコミュニケーションしている」が10.7pt低くなった。

5)【360度評価データ】上司のコミュニケーション能力に関して、「外交力」・「寛容力」・「表現力」は、他者評価よりも自己評価が特に高い(順に乖離18.8pt、17.5pt、17.5pt)

・IGSの「GROW360」のデータを分析すると、コミュニケーション能力においては、特に「外交力」(乖離18.8pt)・「寛容力」(乖離17.5pt)・「表現力」(乖離17.5pt)が、自己評価と他者評価の乖離が大きいことがわかる。

360度AI評価ツール「GROW360」のデータ

6)360度評価の上司の課題は「評価の信頼性」が約3割

・上司に対して360度評価の経験を調査したところ、「360度評価をされたことがある」と回答した人は64.9%(n=277)いた。

・一方で課題として、「評価基準がぶれやすく、結果の信頼性に疑問を感じる」(35.4%、n=98)や、「忖度や不正など、恣意的な評価が入るため、結果を信用できない」(32.2%、n=89)「結果の信頼性」に疑問を感じている人が約3割いた。

■備考
・コロナ禍は、2020年1月以降を指しています

■ 『GROW360』とは
『GROW360』は、AIを活用することで人材能力を精度高く可視化する、360度評価ツールです。
気質、コンピテンシー、スキルの観点で信頼性の高いスコアを取得でき、評価・教育をはじめ、採用・配置・リテンションなどに用いることができます。
累計導入社数は、大手を中心に約200社となっており、大手金融機関様における組織診断やメーカー様における評価活用、上場企業様における採用精度の向上など、データドリブンな人事施策の実行支援ツールとしてご活用いただいております。
サービスサイト:https://www.grow-360.com/ja/evaluation

■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げるEdTech/HRTech企業。2021年12月29日に東証マザーズに上場。
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
設立:2010 年 5 月
資本金:313百万円
事業内:HR事業、教育事業
コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/

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