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Prtimes調査レポート

‐654人のリアル‐ コロナ禍の産後のパートナーシップを調査し、産後白書を発行。

特定非営利活動法人マドレボニータ

妊娠中のカップルの必読書に。データでとらえる「産後の心と体」「パートナーとの関係性」「セックス」「産後うつ」etc. ウェブ無料公開

産後ケア普及を通じて「産後を起点とする社会問題(産後うつ/乳児虐待/夫婦不和)の解決」をめざす認定NPO法人マドレボニータ(東京都渋谷区、共同代表理事 中桐昌子・山本裕子 )では、コロナ禍で出産した女性とそのパートナーを対象にアンケート調査を実施。654名の回答データを『産後白書4』としてまとめ、ウェブ上で公開しました。
公開ページ:https://www.madrebonita.com/sangohakusyo4

調査の背景

2019年から国・自治体による産後ケア事業が法制化され、育児介護休業法も改正。
“産後・子育ては母親だけでなく、カップル・家族や地域社会全体で担うべきもの”という認識が徐々に浸透してきています。
それでもなお、産後女性が様々な変化に戸惑い、悩み、壁にぶつかっていることに変わりはありません。
そして、コロナ禍で産後を取り巻く状況は一変しました。
今回の実態調査では、産後女性の声だけでなく、パートナーの声も合わせ654名の回答が集まりました。
そこからは産後の具体的な課題はもちろん、それを予防・解決する対策やコミュニケーションの必要性も見えてきます。
教室で産後のリアルな声を聞くことのできる、マドレボニータならではの一冊となった『産後白書4』。
妊娠中のカップルや、今まさに産後の真っ只中にいるカップルはもちろんのこと、その他の様々な立場のみなさんに産後の実態を知っていただくことで、社会全体で産後を支えていく一助となれればと期待しています。

調査結果 トピックス (詳細は公開ページへ https://www.madrebonita.com/sangohakusyo4 )

●ほぼすべての産後女性が出産後も「体のトラブル」を抱えている。
・主なトラブルは肩こり(81%)、お腹のたるみ(76%)、体力の低下(71%)、腰痛(63%)など。
・産後特有のものとしては「おっぱい」「尿漏れ」「痔」「会陰周り」のトラブルを抱えている人が相当数いることが明らかになった。

●体の不調について、パートナーの理解度が関係性の満足度に反映
・産後の身体の不調についてのパートナーの理解は、全て知っている(29%)、少しは知っている(68%)、まったく知らない(4%)。
・不調への理解度が高いほどパートナーとの関係性の満足度が高い結果となった。


●コロナ禍でパートナーの生活が変化
・4割が在宅を含む勤務形態。家事育児を積極的に行うようになったという声が多数(60%)。

●産後女性の3割が「離婚」を意識
・産後女性の34%が、産後に「離婚」の二文字が頭に浮かんだことがあると回答。
・パートナーのサポートへの満足度や、パートナーとの会話の満足度が高いほど、離婚を意識する人が少ないこともわかった。

●カップル間の意識の違いが明らかに
・今後パートナーとの関係を良くするために行動に起こしたいこととして、産後女性は「コミュニケーション」 、パートナーは 「経済」がキーワードに。
・産後女性は、お互いの考えや望みを伝え合うことが必要だと感じていることがわかるが、パートナーは、「資産運用」や「食洗機の購入を検討」といった経済に関するキーワードが多く見られた。

●パートナーとの会話に対する満足度の違い
パートナーとの会話に対し、「足りない」と感じている産後女性はパートナーの約4倍にのぼることがわかった。

●トップ3「パートナーとの関係が良好なのはどんなとき?」
・家事・育児について協力し合えている
・お互いの考えや望みを話し合えている
・一緒に過ごす時間が増えている
が共通してトップ3入り。

●産後のセックス
・この1か月セックスをしていない人が67%、産後のセックスに対しては73%が違和感があったと回答。

・違和感の中身は、会陰の痛み:1位、そもそもしたくなかった:2位、子どもが見ているようで嫌だった:3位
・「今後セックスをすると思う」と回答した人は76%となった。

●2人に1人が 「産後うつ」~「 産後うつ寸前」を自覚
「産後うつ」の診断を受けた(2%)、診断は受けていないが「産後うつ」だったと思う(10%)、産後うつの一歩手前だったと思う(32%)を合わせると、約半数を占める。

・日常生活において出た支障は、パートナーとの関わり(62%)、子どもとの関わり(50%)、自分の食事や睡眠時間など(48%)で、自由回答にはパートナーとの衝突のエピソードも多く寄せられた。

・回復のきっかけは、体が回復してきたこと(63%)、環境に慣れてきたこと(58%)、周囲とのコミュニケーション(47%)が上位となった。
・具体策として、マドレボニータの産後ケア教室受講、パートナの理解と家事育児への参画、外部との交流、外部支援の利用、話を聞いてもらうなどのアプローチ例も寄せられた。

以上は一部抜粋(トピックス)です。

『産後白書4(全44ページ)』は以下の公開サイトからご覧ください。
https://www.madrebonita.com/sangohakusyo4

<調査概要>
調査概要調査方法:ウェブアンケート(無記名)
調査期間:2021年4月1日~10月31日
調査対象:産後1年未満の女性とそのパートナー※
※産後女性回答者のパートナーのうち、産後女性からの依頼により回答した方

発行記念イベント(1/24)

産後白書4 発行記念イベント@オンラインのご案内
より詳細な報告は、オンラインイベントにて行います。
■日時:1月24日(月)12時~13時15分(放課後タイム~13時30分)
■参加費:無料
お申込はこちら >> https://forms.gle/6S6pp6rLHBRAWmBJ7

【本資料・データの使用・掲載について】
本資料・データを使用・掲載される際には、必ず下記の出典を明記してください。
認定NPO法人マドレボニータ発行『産後白書4』

本事業は、公益信託 オラクル有志の会ボランティア基金および日本財団の助成を受けて実施しています。

【問い合わせ】
マドレボニータ事務局『産後白書4』
info@madrebonita.com

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●認定 特定非営利活動法人マドレボニータ
マドレボニータは、「産後を起点とする社会問題の解決」を目指し、1998年より産前・産後のヘルスケアプログラムの開発・研究・普及に尽力してきたNPO法人です。全国約60箇所で「マドレボニータの産後ケア教室」を開催してきました。2015年より法人向けに「復職支援プログラム」も提供しています。昨年からは新型コロナウイルスの影響により外出が難しい状況下においても、産前・産後の精神的・身体的ケアを届ける方法はないかと試行錯誤を重ね、オンラインでの産後セルフケア教室を開発、展開しています。

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