株式会社産業編集センター
株式会社産業編集センター(本社:東京都文京区、代表取締役:環早苗)は、2022年4月13日に『羊毛フェルトの比重』(高森美由紀/著)を刊行いたしました。
リスペクトのない職場、ご都合主義の彼氏、微妙な親子関係…毎日の小さなモヤモヤにおしつぶされそうになる主人公・紬。「このままではいけない」そう思いつつ、そんな気持ちにフタをして過ごしていた彼女が、とある出来事をきっかけに、自分と生活に向き合い始めます。変化を恐れない紬の姿に、勇気とヒントをもらえる作品です。
https://www.shc.co.jp/book/16846
内容紹介
手芸店・八戸クラフトに勤めて10年の紬は、いろんなことに倦んでいた。仕事、恋愛、人間関係…気にし始めたらキリがないから、すべてに慣れることにした。すべてにフタをしながら生きていけばいいのだ。
でも、手芸台につけられたタバコの焦げ跡を目にしたとき…
今、私が心を向けるべきは、どこだ? 30歳・紬の「自分を取り戻す」物語。
書籍紹介
書名:羊毛フェルトの比重
著者:高森 美由紀(Miyuki Takamori)
装画:海島千本
定価:1,760円(本体価格1,600円+税)
仕様:四六判、354ページ、並製
発売:2022年4月13日
ISBN:978-4-86311-329-9
発行:産業編集センター
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4863113293
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17069536/
著者プロフィール
高森 美由紀(Miyuki Takamori)
青森県出身。地元で勤務しながら創作活動を続ける。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第1回暮らしの小説大賞受賞、2017年『花木荘のひとびと』で第84回ノベル大賞受賞。主な作品に『おひさまジャム果風堂』『お手がみください』『みさと町立図書館分館』『みとりし』『ペットシッターちいさなあしあと』(すべて産業編集センター刊)、『柊先生の小さなキッチン』(集英社オレンジ文庫)、『山の上のランチタイム』『山のふもとのブレイクタイム』(中央公論新社)など。
関連サイト https://takamorimiyuki.hatenablog.com/