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鳥取砂丘に「砂丘」と「月面」がモチーフのキャンプ・グランピング施設が建設予定

有限会社アドセンターパル

地元の経営者が団結し、地域のキャンプ場再生に挑戦

有限会社アドセンターパル(鳥取県鳥取市、代表取締役:中井史生)を実施主体とするコンソーシアム(下記、構成事業者を参照)が鳥取市(本庁:鳥取県鳥取市、市長 深澤義彦)と鳥取県(本庁:鳥取県鳥取市、知事 平井伸治)が公募する鳥取砂丘西側エリアの滞在型観光施設の整備に係る整備・運営の優先交渉事業者として選定されましたことを発表いたします。
本コンソーシアムは鳥取砂丘を舞台に、宇宙・地域・未来をコンセプトとした「TOTTORI SAKYU MOON PARK 鳥取砂丘ムーンパーク(仮)」を提案し、幅広い世代が楽しむことができる体験型のキャンプ・グランピング施設を整備、運営いたします。2022年の7月に基本協定及び貸付契約の締結がされた後に、9月に現在の施設等の引渡しが行われ、その後施工・整備が入り、2023年春の開業を目指します。

日本有数の観光地「鳥取砂丘」の西側エリアでは、昭和50年代に整備された公共施設が更新時期を迎えています。鳥取市・鳥取県では、これらの施設を活用し滞在環境を上質化するよう公募型のプロポーザルを2022年の2月から募集を開始しました。
本コンソーシアムでは、鳥取砂丘を中心として地域経済を活性化させたい想いを共にする経営者が集い、それぞれの得意とする専門領域をかけ合わせながら魅力のある滞在拠点への整備・運営案を提案いたしました。今後は、鳥取市・鳥取県をはじめとする関係者とも調整の上、多くの方にファンになっていただけるような魅力のある滞在拠点を創り上げていく予定です。

・鳥取砂丘のキャンプ・グランピング施設のコンセプト
鳥取砂丘を滞在型観光の拠点に…ゆっくりと刻まれる風紋、砂丘に移ろう光の刻印。宇宙(そら)と砂丘の間にある、ここにしかない「砂丘時間」。 長い年月をかけて創り上げた奇跡の造形「鳥取砂丘」の魅力に、先端のテクノロジーで新たな価値を加える。悠久の時を超え、未来へつなぐ、「砂丘時間」。 広大な鳥取砂丘のゆっくりとした「滞在の時間」を楽しみつつ、砂丘の歴史から未来の可能性を感じることのできる「大きな時間軸」を「砂丘時間」として体験いただけます。

全体の整備計画
鳥取砂丘全体を考慮した、「体感する」エリアを構築し、山陰海岸ジオパークの地域の気候風土に配慮したプランニングを行います。旧サイクリングターミナル、旧柳茶屋キャンプ場、旧こどもの国キャンプ場エリアの3拠点を一帯整備し、 様々な用途で幅広い層の方にご利用いただける滞在拠点を目指します。

ムーンパークターミナルエリア(旧サイクリングターミナル)
老朽化したサイクリングターミナルを整備・修繕し、キャンプ・グランピング場の窓口としての役割を持たせます。既存建物を生かし、外装・1階部分をリニューアル。2階部分は機能を残し、校外学習をはじめとする各種研修用途について従前の利用にも対応します。また宇宙ショップ・アンテナショップを備え、環境や科学技術を多く学べる空間へと進化します。
宇宙有人基地を想定し、南極地域における居住基地として開発した南極移動基地ユニットを国内向けにリプロダクトしたトレーラーハウスの特別グランピング「スペースモバイルユニット」を導入予定です。また、キャンプでととのう。宇宙でととのう。鳥取スタイルのサウナエリアは、砂丘ベンチに座り、プロジェクションマッピングで月面を楽しむ新感覚サウナ「 コスモサウナ」を導入する予定です。


ムーンフォレストグランピングエリア(旧柳茶屋キャンプ場)
エコ素材「M-WoodII」を用いたデッキに、象徴的なドームテントを活用したグランピング施設。砂丘・松林の雄大な自然をラグジュアリーに体験できる空間を提供します。夕暮れから夜にかけては7色の美しいライティングが木々の隙間からこぼれ落ち、地面と焚火を美しく彩る幻想的な空間を演出します。また雄大な自然の中で薪ストーブを活用した特別な食事体験。既存建屋を活用した全天候型野外レストラン等も造設予定です。


こどもの国キャンプ場エリア(旧こどもの国キャンプ場)
既存のエリアを生かしたフリーテントサイト。星空の下で雄大なキャンプを体験できます。また、キャンピングカー・トレーラーで宿泊する専用サイトも計画。欧米で主流であるナショナルパークへの宿泊文化をここにしかない砂丘の景色の中で体験をすることができます。


その他、 砂丘を知りつくした地元のプロフェッショナル集団と、宇宙を念頭にした最先端の技術開発を行う企業・研究者集団が、幅広い知見とネットワークで、ここでしか体験できない「砂丘時間」をプロデュースします。鳥取砂丘を舞台とした、スポーツやアクティビティ、学習など様々な体験を通して、砂丘を知り、宇宙を知り、地球を知る。そんな好循環が、ここ鳥取砂丘ムーンパークで実現できます。

・事業者コメント 

有限会社アドセンターパル(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:中井史生)
県内老舗広告代理店でありつつ、様々なイベントの企画運営に関わる。近年では県内で滞在型観光拠点作りの視点から「グランピング事業」をスタート。広告・イベント会社ならではのコンテンツ企画と世界観の演出でその地域のファンを作っていくグランピングスタイルに注目が集まっている。

代表取締役 中井史生からのコメント:
「ローカルノマドグランピングとして鳥取の誇る美しい海や山、島や農園など様々なロケーションでグランピングを通して鳥取のファン作りをしてきました。リアルとデジタルの融合により、「遊んで学べる」鳥取砂丘の新たな魅力をお届けし、1日どころか2日かけても楽しめる場所にしていきます。ここ鳥取砂丘を拠点に鳥取の魅力・楽しみ方を伝えていきたいです。」

株式会社amulapo(本社:東京都新宿区、月面開発拠点:鳥取県鳥取市、代表取締役:田中克明)
宇宙体験のコンテンツをXR、ロボット、AIなどのICT技術を用いて制作する、若手の研究者集団。2050年の未来に向け、科学技術の発信、社会実装を担い、科学技術の促進を目指しながら楽しい未来体験を届ける。また鳥取における宇宙産業創出のリーディング企業として活躍している。

代表取締役 田中克明からのコメント:
「鳥取事業所の設立から1年、地元の事業者の皆様やミサワホームの皆様のご協力を得ながら提案をさせていただき、優先交渉事業者として選定を頂くことができました。本提案は、皆様に宇宙を含む環境について学べる機会をご提供できる点、また滞在型の宇宙技術の社会実装を目指す世界初の取り組みである点も宇宙産業の振興にとって非常に重要であると考えます。今後も鳥取砂丘の西側エリアを中心とした月面開発の拠点化に向けた構想を産官学連携で進めて参ります。」

株式会社スマイルキューブ(本社:鳥取県米子市、代表取締役:都築法明)
日本屈指の名峰・大山(だいせん)を擁する鳥取県の豊かな大自然をキャンプでもっと楽しみたい。そんな思いから始めたキャンプフィールドを県内3ヶ所で展開する。拠点の拡大とともに、ユニークな事業や商品を次々に生み出しアウトドアビジネスで鳥取県に賑わいを創り出している。

代表取締役 都築法明からのコメント:
「キャンプ・トレーラービレッジ(RVパーク)担当の株式会社スマイルキューブ都築です。今回のプロジェクトで私達の役割は鳥取砂丘と言う唯一無二の環境のキャンプ場を世界基準で作り上げ国内外から訪れて頂ける事を目標にしています。 ENJOY OUTDOOR LIFE」

株式会社田淵金物(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:田淵裕章)
鳥取市内で創業125周年を迎える建築金物(構造金物、他建築副資材)や電動工具などの商品やサービスを提供する地域密着型のプロショップを運営している。近年では、木質バイオマス利活用推進を目的として、薪やペレットストーブ、サウナ施設の設計販売施工業もスタートし、地域の里山環境保全に全力で取組んでいる。

代表取締役 田淵裕章のコメント:
「因幡地域の宝であります鳥取砂丘の魅力をより有機的に世界へ発信し、地域経済を活性化させるためこれまで砂丘地にて様々な取組を行ってきました。今回の西側エリア再開発を大きなチャンスと捉え当チームで思いをかたちへ。ワクワクする鳥取砂丘の未来をアップデートします。 弊社の役割はコスモサウナのプロデュース.設計/施工。フードプロデュースと砂の文化体験及び発信を担当させていただきます。鳥取砂丘の豊かな未来のために全力で準備に臨みます。」

【デザイン・設計・施工担当】
ミサワホーム株式会社
1967年に創業、2022年10月に55周年を迎える住宅メーカー。
新築請負事業やストック事業のほか地域や社会の抱える課題解決に向けた、未来を見据えたまちづくり事業に携わる。
また、同社は約半世紀にわたり南極昭和基地の建設をサポート。その技術を生かして将来的な月面有人基地に向けた研究開発にも取り組んでいる。

株式会社ミサワホーム総合研究所
住宅業界初の独立研究機関として1973年に設立されたミサワホームグループのシンクタンク。
「 時代を先取りした価値創出によって、豊かなくらしと社会に貢献します 」を理念に、住まいに関する調査・研究・開発に取り組んでいる。ミサワホーム向けの研究のほか、国内外のさまざまな企業や大学、研究機関との共同研究実績も豊富。

ミサワホーム中国株式会社
鳥取県を含む中国地方において、戸建住宅や集合住宅の建設、分譲地開発などの住まいづくりに取り組むミサワホームのグループ会社。
同グループのコーポレートスローガン「住まいを通じて生涯のおつきあい」のもと、中国地方で販売する戸建住宅および集合住宅は、累計5万棟を超える。

情報を随時更新していきます。フォローをよろしくお願いします。

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