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Prtimes調査レポート

【災害時の準備をしている人の割合は?実際に準備をしているものは何?】男女500人アンケート調査

株式会社AZWAY

災害時の備えに関する調査

日本で暮らしていると地震や台風などの自然災害が多く、不安を感じている人も多いと思います。中には、「他の人はどんな準備をしているのだろう」と気になっている人もいるのではないでしょうか。

今回不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する、株式会社AZWAY(本社:東京都豊島区、代表取締役:井口梓美)は、10代から60代以上までの男女500人を対象に「災害への備え」についてアンケートを実施しました。

詳細は幸せおうち計画にて公開しております。(https://ouchi-shiawase.jp/saigaijunbi/)

調査概要
調査対象:10代から60代以上までの男女
調査期間:2023年4月1日~10日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性 271人/男性 229人)
回答者の年齢:10代0.14%、20代11.8%、30代29.6%、40代32.4%、50代17.4%、60代以上7.4%

調査結果サマリー
・「食料品」「日用品」の備蓄は「1週間未満」が最多
・災害時の準備をしている人の備蓄品ランキング1位は「食料」
・災害時の準備をしていない人の理由1位は「今あるもので何とかする」

「食料品」「日用品」の備蓄は「1週間未満」が最多


10代から60代以上までの男女500人に「震災など災害時に備えて食料品の準備をしているか」聞いたところ、1位が「1週間分未満くらい(52.4%)」、2位が「していない(31.8%)」、3位が「1週間~2週間分くらい(13.2%)」という結果になりました。

また、同様に「日用品の準備」について聞いたところ、1位が「1週間分未満くらい(48.8%)」、2位が「していない(33%)」、3位が「1週間~2週間分くらい(12.8%)」という結果になっており、食品・日用品ともに同程度の備蓄であることがわかります。

ただ、住居形態による違いを見ると「賃貸でマンション」に住む人たちは「食料の備蓄をしていない」割合が40.9%と他の人たち(26.6%)に比べて多い結果に。住居スペースや家族構成の違いが、備蓄の量と関係していると考えられます。

災害時の準備をしている人の備蓄品ランキング1位は「食料」


続いて、災害時の準備をしている人356人に「何を準備しているか」について聞いたところ、1位が「食料(192人)」、2位が「水(144人)」、3位が「非常用セット(40人)」という結果になりました。

「食料」や「水」を備えている人が圧倒的に多く、東日本大震災や阪神淡路大震災などの大規模災害を教訓に準備を始めたという意見が多くありました。また、非常用セットも上位にランクインしており、何かあった時にすぐに持ち出しできる手軽さが人気を集めています。

<1位 食料>
・いつ災害に巻き込まれるか分からないので。最低限、水とレトルト食品などは備えている。(30代女性)
・東日本大震災時にスーパーマーケットから商品がなくなったのをきっかけに、1~2週間程度の食料品は保存するようにしている。(30代男性)
・震災の時に食べるものが買えなくて困ったので、食品を備えています。主に日持ちがするカップめんを揃えています。(50代男性)

災害用の備蓄として「食料」を用意している人が多く見られました。中でも「レトルト食品」や「缶詰」、「インスタント食品」など日持ちのするものが人気を集めています。

<2位 水>
・電気と水道が止まったことがあります。2Lのペットボトルの水や太陽光で充電可能な懐中電灯などを備えています。(20代男性)
・2019年に台風15号による断水を経験したため備えるようになりました。トイレ用の水はポリタンク4個分ほど備えています。(40代女性)
・地震発生時にエレベーターが止まった経験から、水や米など重いものを特に多めにストックしています。(30代女性)

続いて人気のあったのが「水」で、飲み水はもちろんトイレなどに使う水を用意している人もいました。また配水があった時に便利な「タンク」を用意している人もおり、水を重視している人が多いことがわかります。

<3位 非常用セット>
・西日本豪雨の被害に遭った地域のそばに住んでいたため、最低限の準備として災害袋を準備しました。(50代男性)
・東日本大震災がきっかけで非常用の持ち出しセットを常備しています。もともとはセット売りの巾着袋のような持ちにくいものだったのでリュックを購入して中身も追加したりして年1~2回ほど期限切れのものを交換し非常時に備え管理しています。自治体から配布されるハザードマップも毎年若干内容が変わるので新しいものを常に定位置かつすぐに目につく場所に置いています。(30代女性)
・食料は少なめですが、非常用持ち出し袋はあります。避難所が近くにあるので、災害時はそちらに移動する予定です。(50代女性)

続いて多かったのが、「非常用セット」です。「非常用セット」は様々なメーカーから販売されており、避難の際に手軽に持ち運べるため、家族全員分用意しているという人もいました。

<4位 懐中電灯>
・2018年の台風21号をきっかけに懐中電灯や非常用の飲み水を備蓄。(30代男性)
・東日本大震災により、懐中電灯とラジオのついた手動式の電源バッテリーと水を8リットル。(30代男性)
・数日間は野宿できる装備を備蓄しようと思い、水、食料品、ライト、簡易トイレなど備蓄しています。(20代男性)

停電した場合に役に立つのが「懐中電灯」です。自然災害はどの時間帯に発生するかわからないため、夜に起きた場合に備えてライト系のものを用意しておくのがおすすめです。

<5位 トイレットペーパー>
・震災時に被災はしませんでしたがそれ以来、数年間も飲み水数本と非常用の食品、お菓子など数日分やトイレットペーパー、生理用品、ティッシュやビニール袋などを備えています。(40代女性)
・きっかけは東日本大震災で、食料品やトイレットペーパーなどを備えています。(50代男性)
・トイレットペーパー、食料をスーパーで買いだめしている。(30代男性)

続いて多かったのが、「トイレットペーパー」です。トイレットペーパーはティッシュ代わりにも使えるなど用途が広いため、人気を集めています。

<6位 簡易トイレ>
・阪神淡路大震災を経験しているので、水や缶詰などの食料、簡易トイレなどの日用品を備えています。(50代女性)
・東日本大震災の被害を受けた土地に住んでおり、物資の不足を感じた。備えは乾パン・缶詰・簡易トイレ・懐中電灯など。(30代男性)
・災害が起きたと気に一番困るのがトイレ問題だと聞き、水が流れなくてもトイレが使えるものを用意している。(40代女性)

「簡易トイレ」も準備している人が多かったものの一つです。排泄は毎日必ずあるものなので、トイレが使えなくなった事態を想定して用意しておくと役立つかもしれません。

<※同率7位 カセットコンロ>
・ライフラインがとまった時の為に水とガスコンロは備えている。食料品は冷蔵庫の物を消費してそのあとに常温の食品を消費する予定。(30代男性)
・いつ何があるかわからないのと、テレビなどでいろいろ言われているので、最低限のもののみ備えている。水、簡単な食料。カセットコンロ。(40代女性)
・東日本大震災をきっかけに、停電に備えてガスコンロと飲料水、レトルト食品を備えている。(50代男性)

続いて多かったのが「カセットコンロ」です。オール電化の人や都市ガスを使っている人は、ライフラインが停止してしまった場合に備えて用意しておくと便利です。

<※同率7位 日用品>
・阪神大震災、東日本大震災を経験しているので、震災など災害時に備えて、日用品の準備はしています。(50代男性)
・東日本大震災をきっかけに日用品をある程度備蓄しておくようになった。また、玄関先に懐中電灯を常備するようになった。(30代女性)
・地震が来ると言われてる地域なので食料や日用品などの準備をしています。(30代男性)

「日用品」も備蓄している人が多かったものの一つです。「生理用品」などの衛生用品をはじめ、ティッシュやラップなどを用意しているとの声もありました。実際ラップなどは、お皿に巻くことで節水にもなります。

災害時の準備をしていない人の理由1位は「今あるもので何とかする」


最後に、災害時の準備をしていない人144人に「理由」について聞いたところ、1位が「今あるもので対処する(39人)」、2位が「他を頼る(26人)」、3位が「これから買う(25人)」という結果になりました。

食料などは普段からストックしているもので対処するという意見が多く、災害用ではないものの、日常的にストックしている人が一定数いることがわかります。

また他を頼るという人は、頼る先として「避難所」や「実家」を挙げる人が多くいました。「避難所に行けば何とかなる」「実家には備蓄がある」と考えている人が多いことがわかります。

<1位 今あるもので対応する>
・日常生活用に少し多めにストックしているので、それらで間に合わせる予定です。(30代男性)
・とりあえず家にあるもので何とかしのいでおこうと思っている。(40代男性)
・特別な備えはしていないが、冷蔵庫の中にあるものやインスタントラーメンなどで数日凌げれば何とかなる。(40代男性)

常日頃から多めに買い物をして、ストックしている人が多いことがわかります。余裕を見て買い物をしておけば、いざという時の備えになりそうです。

<2位 他を頼る>
・缶詰など買ってもあると消費してしまうため、備えがありません。もし何かあったら親が近所に住んでいるので、そちらに行こうと考えています。(40代女性)
・避難所に駆け込んでどうにか助けてもらうようにできれば嬉しい。(40代男性)
・備える必要は感じているがまた今度という気持ちにいつもなりまだ準備できていない。万が一の場合は実家に帰ります。(30代男性)

次に多かったのが「他を頼る」という理由でした。「他を頼る」の中では、「実家」や「避難所」を挙げた人が多く、他にも「国」や「マンションの管理組合」などを挙げる人がいました。

<3位 これから買う>
・現状は備えていないので、近いうちに備える予定です。(30代女性)
・そろそろ準備しようと思っているが、後回しになっている。(30代女性)
・備えようとは思っているが、防災セットを発売しているメーカーが多すぎて迷ってしまいいまだに購入できずにいる。(30代女性)

続いて多かったのが、「これから買う」という理由でした。ただ「ちょうど考え中だった」という人がいる一方で、「面倒臭くて後回し」という人もおり、同じ理由の中でも温度差がありそうです。

<4位 その時に考える>
・その時はその時で考えます。あとはいざとなったときに荷物を持って行けないと思うからです。(20代女性)
・災害時にスーパーなどに買いに行けば大丈夫かなと思っています。(20代女性)
・備えようとは思っていて、つい後回しにしてしまっています。万が一の際はコンビニやスーパーに駆け込みます。(30代男性)

「その時に考える」という人も一定数いました。「当日の状況によって対応しよう」と考えている人もいれば、「なるようになる」と成り行きに任せる予定の人もおり、個人差があることがわかります。

<5位 考えていない>
・そもそも災害時のことを今まで考えたことがなかったので準備していなかった。(20代男性)
・備えていない理由は、災害があることを予想していなかったため、災害が万が一あった場合はその時考えます。(20代女性)
・今まで経験がなかったので、考えたこともありませんでした。(20代男性)

「考えていない」という人も13.3%いました。これまで特に「災害を経験していない人や縁のなかった人」、「災害とあまり縁のない地域に住んでいる人」からこうした意見が出ています。

<6位 お金・スペースがない>
・懐具合の都合で用意できない。万が一に関する予定が立てようがない。(50代男性)
・防災グッズを揃えようと思ったことはあったが、なんとなく時間が過ぎてしまった。いざ買おうと思うと今はお金がないなーと後回しにしてしまっています。(20代男性)
・していない理由は、設置しておくだけのスペースがないからです。お金の余裕もありません。(30代男性)

用意したいのに、スペースやお金の関係で用意ができない人も1割程度いました。災害グッズもいざ揃えようとすると結構な値段になるため、後回しになっている人がいることがわかります。

<7位 必要なものがわからない>
・いざ備えようと思ってもあれもこれもと大量になって容量オーバーになる、何が本当に必要なのかがよくわからない。(50代男性)
・何をどのくらい備えたらいいかわからない。しまって置く場所もない。(30代女性)
・準備するべきものが分からず、食料品は日持ちする缶詰しか思い浮かばない。(40代男性)

少数ではありますが、「必要なものがわからない」という人もいました。確かに量などは掴みきれないところもありますが、まずは簡単に揃えられるものから少しずつ揃えていくのがおすすめです。

まとめ

「食料品」「日用品」の備蓄の量は、「1週間未満」が最多であることがわかりました。まずは1週間程度、家から出なくても何とかなるように備えている人が多いことがわかります。

また、災害時の準備をしている人の多くは「食料」を用意しており、通常の食材に加え、缶詰やインスタント食品など、保存に適した手軽に食べられる食料を用意していることがわかりました。「水」も備蓄品として人気があり、飲み水に加えトイレなどに使うための水やタンクを用意しているという意見も見られました。

また「何も準備していない」と答えた人の中には「準備をしたいが、後回しにしている」という人も多く、まずはランキングをもとに簡単に揃えられそうなものから用意するのがおすすめです。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://ouchi-shiawase.jp/saigaijunbi/

幸せおうち計画ついて
株式会社Azwayが運営する不動産の総合情報メディア。不動産のプロである宅建士や建築士はもちろん、税理士やFPが専門性の高い記事を執筆・監修しています。
https://ouchi-shiawase.jp/

株式会社AZWAYについて
株式会社AZWAYでは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を企業理念にライフスタイルに関するメディアの運営、及び不動産仲介事業を展開しております。
【主な運営メディア】
auiewo-建築家と家を建てたい人を繋げるメディア(https://auiewo.com/
注文住宅ラボ-家づくりの専門サイト(https://chumon-jyutaku.jp/
カジタン-わたしがラクする家事情報メディア(https://kajitan.jp/
eikara-英語を学ぶ人のためのポータルサイト(https://eikara.jp/

会社概要
会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
所在地:〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-38-1 リードシー大塚ビル7F
設立:2016年9月
資本金:1,000万円
URL:https://azway.co.jp/

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