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ユネスコ登録「男鹿のナマハゲ」が12月31日に行われます

男鹿市役所

「来訪神:仮面・仮装の神々」ユネスコ無形文化遺産登録

「男鹿のナマハゲ」サイト http://www.namahage-oga.akita.jp/index.html


ナマハゲとは、秋田が誇る雪国の民俗行事で、12月31日大晦日の晩、男鹿半島全域で行われます。
集落の青年たちがナマハゲに扮して、「泣く子はいねがー、」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。男鹿の人々にとってナマハゲは怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす来訪神です。
冬に囲炉裏に長くあたっていると手足にできる火斑を方言で「ナモミ」と言い、怠け心を戒めるため、ナモミを剥ぐナモミハギが語源と言われています。ナマハゲは地区ごとに面や衣装、持ち物などが異なることが大きな特徴です。面は、木の皮や彫刻、ザルに紙を張ったもの、紙粘土など様々な素材が使われています。

この「男鹿のナマハゲ」が、第13回ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において、全国の来訪神行事10件とともに「来訪神:仮面・仮装の神々」として、平成30年12月1日にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

地域の結びつきや世代を超えた交流を深める絆の役割を果たし、伝承されてきたことが世界的に評価されました。地域に脈々と受け継がれてきたこの行事は、悪い心を戒め、災いを祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす男鹿の誇るべき文化です。

この文化が世界に認められたことは大変誇らしく、ナマハゲ行事の保存・伝承への励みになります。この登録を契機とし、改めてナマハゲ行事を地域の「元気力」につなげるとともに、この文化の魅力を国内外に発信し、インバウンド誘致など更なる観光振興にも努めていきます。

なまはげを見れる場所

「なまはげ館」

なまはげ館外観
男鹿60の地区に及ぶ多種多様なナマハゲの面・衣装の実物を展示する圧巻の「なまはげ勢揃いコーナー」、ナマハゲの里である男鹿の自然や風習、ナマハゲに関する資料を展示する「神秘のホール」、大晦日のナマハゲ行事を紹介する映画を大スクリーンで上映する「伝承ホール」、本物のナマハゲ衣装を身につけることができる「なまはげ変身コーナー」などがあり、多彩なナマハゲ情報発信館です。

平成25年4月にリニューアルオープンし、なまはげ勢揃いエリアが拡充するほか、里暮らし体験塾がオープンし、なまはげ館が新しく変わりました。
男鹿真山伝承館が隣接し、真山神社は徒歩5分程度の所にあります。

なまはげ館内部

「なまはげ柴灯まつり」

なまはげ柴灯(せど)まつりは、男鹿市北浦の真山神社で1月3日に行われる神事「柴灯祭」と伝統行事「ナマハゲ」を組み合わせた観光行事で昭和39年に始まり、毎年2月第2金・土・日曜日に真山神社で行われます。

真山神社境内の広場に焚かれる柴灯火の明りのもと、男鹿地方独特の祓い神楽を奉納する「湯の舞」と、古い伝統的な湯立て神事である「鎮釜祭」でまつりは始まり、ナマハゲに扮する若者が神職にお祓いを受けた面を授かりナマハゲへと化し山へ戻る「なまはげ入魂」が行われます。

神楽殿では男鹿市各地で大晦日に行われる伝統行事「男鹿のナマハゲ」の再現やお面や衣装が異なる男鹿各地のナマハゲの登場する「里のなまはげ」、また郷土芸能として定着した勇壮な「なまはげ太鼓」の演奏が繰り広げられます。

柴灯火の前では秋田出身の現代舞踏家・故石井漠氏の振り付けと子息の作曲家・石井歓氏の曲による「なまはげ踊り」も迫力満点です。まつりの終盤、松明をかざしたナマハゲが雪山から降りてくる姿は幻想的です。下山したナマハゲが観客であふれる境内を練り歩き、まつりはクライマックスを迎えます。柴灯火で焼かれた護摩餅を神官からナマハゲに捧げられ、ナマハゲは山深くの神のもとへと帰っていきます。

「横手かまくら」、「弘前城雪燈籠まつり」、「八戸えんぶり」、「いわて雪まつり」とともに東北の冬を彩る「みちのく五大雪まつり」のひとつです。

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