オンライン会議にオンライン飲み会。画面上で誰かと会話する機会が増えてきました。そんな時、いつものメークでいいの?
いいえ、オンラインにはオンラインに適したメークがあるんです!今の時代、新しくベーシックとなった「オンライン映えメーク」を紹介します。
★「ベースメーク」は普段より明るめに仕込んで
★「眉毛」は一段階明るいピンクブラウ
★「目元」はグラデシャドウやインラインは必要なし!
★「チーク」で血色感をプラス!「ハイライト」でツヤ足し
★「口元」は色付きリップクリーム、落ちないティントリップ
★ オンラインで役立つ“美Tips”
★ 普段メークとここが違う!
メークが下手でも、映えるメークはできます
普段メーク
・白浮きしないようにファンデは首の色と合わせる
・少しでもぱっちり見せたい目はしっかりアイメーク
・ツヤ肌を意識したベースメーク
・チークは外側寄りに入れて立体的な顔に
・髪色に合わせた色の太眉
オンラインメーク
・地肌より1つ白いファンデがちょうどいい
・アイラインは目尻だけ。アイシャドウもささっと適当でOK
・セミマットに作って後からツヤ足し
・正面だけに入れれば◎
・いつもより明るめで赤みのある眉に
★「ベースメーク」は普段より明るめに仕込んで
<ファンデ>
ファンデを目の下に置き、顔の真ん中部分にのみ小さいスポンジで広げて。赤みも目立たなくなります。
ワントーン明るいファンデはダイヤ型の顔の中心部分に。外側の部分にはシェーディングを入れてメリハリのあるベースメークに。
<コンシーラー>
コンシーラーでカバー。カバーしたい部分にスティックから直接シミの上に置くように。
スポンジでトントンと軽く叩いてコンシーラーをなじませます。厚みが出るとオンライン上で影ができてしまうので、ごく薄く広げて。
<シェーディング>
4色を混ぜてブラシに取り、下から上に動かしてアゴラインにシェーディングを。額部分のファンデの外側にも軽く入れておきます。
★「眉毛」は一段階明るいピンクブラウ
ちゃんと毛がある人は眉マスカラを毛並みに逆のせ、次に毛並みに沿ってのせる。乾いてから毛の足りないところにパウダーをON。
★「目元」はグラデシャドウやインラインは必要なし!
アイシャドウパレット左下のオレンジを指にとり、上まぶたのキワから上に向かって薄めにぼかします。発色がいいので1色使いでOK。
影になってクマのように映る下まぶたには、右上のシャンパンベージュを目頭から目尻に向かってざっと思い切って太めに引いて。
目を開けたときのパーツ見えが重要だから、目尻部分のみにボルドーのアイライナーを太めに引きます。
★「チーク」で血色感をプラス!「ハイライト」でツヤ足し
<チーク>
頰の高いところから下に向かってジグザクにチークを入れて、正面から見える位置にほんのり血色感を。
<ハイライト>
ファンデーションを広げたひし形の部分に重ねるように、ピンクのパウダーハイライトをブラシでふんわりとのせます。
★「口元」は色付きリップクリーム、落ちないティントリップ
<お仕事リップ>
保湿ときちんと感が叶うリップクリーム感覚のアイテムが◎。
<飲み会ティント>
★ オンラインで役立つ“美Tips”
持ち運びできる “スマホライト” も便利
スマートフォンに簡単に装着できる、クリップ式のLEDライトがあれば、外出先でのオンライン映えも可能。USBケーブルで充電できるのでコードが邪魔になることもなし。
顔周りをパッと明るくする “リングライト” は必須アイテム
前から自然光が入る環境がオンライン映えには◎。でもそれが難しい場合はリングライトを取り入れてみて。黄色と白い光のミックスが一番自然に肌が明るく見えます。
レフ板効果の “テーブルクロス” をON
プロの撮影でもよく使うテクニック。白いものを顔の下に置いておくと顔が明るく映ります。白い画用紙や、テーブルクロス、ランチョンマットなどを用意しておくとGOOD。
すっきり清潔感を出す 影を作らないように “前髪は流して”
40代を若々しく見せる前髪も、額を覆っていると影ができて顔映りは台無しに。オンラインの時は、前髪の根元の立ち上がりをつけてからサイドに緩やかに流して額を見せて。
夜の飲み会は光が入らないので “ハイライトを追加” でオン!
夜のオンラインでは、顔の上半分にハイライトを追加すると明るく立体的に見えます。鼻根と鼻先、目の下の凹んでいる部分に入れてみて。首にトーンUPクリームを塗るのも◎。
部屋がごちゃごちゃしている時は “壁紙” をダウンロード!
突然の会議や飲み会で部屋が汚いからと断らなくてOK。無料ダウンロードして使えるバーチャル背景が多数あります。なかでも「V背景」は大人が使いやすいものが揃うのでおすすめ。
https://vbackground.com/haikei/
下からのあおりは “PC台” で回避
PC直置きだとかなり下から映ってしまいます。二重アゴやほうれい線が深く見えるし、顔も長く見えがち。PC台を使うと画面の位置が上がり映りも良くなって、仕事も快適に!折りたたみ式で持ち運びも可能。ノートPCスタンド CR-36 ¥5,200/サンワサプライ
撮影/寺田茉布(LOVABLE)〈人物〉、新井修一〈静物〉 モデル/笹川寿里 ヘア・メーク/George スタイリスト/MaiKo yoshida 取材/尾崎亜佐子 ※情報は2020年9月号掲載時のものです。