diptyqueのブランドの創業者であるDesmond Knox-Leet(デスモンド・ノックス=リット)、Yves Coueslant(イヴ・クエロン)Christiane Gautrot(クリスチャンヌ・ゴトロ)の3人は、世界中を旅していない時には週に何度も、diptyqueの創業当初サンジェルマン・大通り本店の隣にあったナイトクラブ「Orphéon(オルフェオン)」に通いました。
この店は彼らのサロンであり、夜の隠れ家であり、彼らの本当に小さな王国の壁の外にあるオフィスとも言うべき場所でした。
彼らは友人を招き、自分たちのひらめきを語り合いました。
作品を試したり、スケッチしたり、アイデアが次々と湧き上がるのもこの場所でした
このナイトクラブ「Orphéon(オルフェオン)」からインスピレーションを得た今回の製品は、調香師Olivier Pescheux(オリヴィエ・ペシュー)によりその雰囲気は再現されていますが、この場所を覚えている人が誰もいないため、ムードを再発見することが主な課題となりました。
したがって、Orphéon(オルフェオン)は香りが描き出す夢想なのです。
木製品が多くを占める空間は、コーヒーテーブルや肘掛け椅子、カウンターの飾り棚が並び、さらに様々なボトルやアイスペールが置かれた様子や地下のダンスフロアの木張りの床などは、シダー、ベチバ―、パチュリが考えられました。
ドリンク類は、イギリスのスピリッツを彷彿とさせるジュニパーベリーのシャープな香りや、上等な葉巻や手巻きたばこのアムステルダマーのように、ハニカムやシスタスを思わせるいっそう甘美なアクセントも漂わせます。
パウダリーな香りは、コモロ諸島のイランイラン、中国のマグノリア、トルコのダマスクローズなど、必ずふくよかなで力強いもので、欠くことのできない不意のきらめきのような香りは、ジャスミンサンバックの感動を与える生き生きとしたアブソリュートです。
最後に、ナイトクラブのムードを際立たせていたのがライティングは、ベネズエラ産トンカビーンズのアコードやヴァニラ風味のラオス産ベンゾインアコードで表現されています。
Orphéon ( オルフェオン )75 ml ¥23,100(税込)3月15日(月) 発売予定
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