人気ヘアメイク長井かおりさん。忙しい毎日を過ごし40代となってもその”キレイの秘訣”はどこにあるのか? 朝から夜までのビューティケアに密着し、すべて教えてもらい紐解きました。同世代ならではの、リアルで使える情報が盛りだくさんです。まずは”朝編”から!
「自分の顔は新作実験台」の長井さんが導き出したキレイ習慣・溺愛コスメをご紹介!
「仕事柄、コスメが市場に出る前に発表会等で手にすることもたびたびです。だからといって、新作をいきなり仕事でモデルさんに使うわけにはいかないので、最初は自分の顔で試してみて、安心できるものだけを仕事では使うようにしています。”自分の顔は実験台”が口癖です。特にスキンケアアイテムは一度試しただけではわからない部分も多いので、自分で何日も使ってリサーチをします。そんな私の1日の美容ルーティンをお教えします」
6:00 綺麗習慣①
朝粥で身体を巡らせてから1日をスタート
ヘアメイクの仕事は基本、朝早くからのスタート。とくに夏は、日差しが強くなりすぎると撮影が難しくなるので日の出とともに撮影、となることも多いので、暗い時間からヘアメイクを開始することも度々です。
撮影現場には朝食が用意されていることも多いのですが、ヘアメイクは現場に入ったら即仕事スタートなので、朝ごはんを食べている時間がないんです。
ベストの体調でメイクがスタートできるよう、朝ごはんは家でしっかりと食べて体を整えてから仕事に向かうようにしています。
といってもメニューは簡単。朝粥に梅干しなど、消化がよく体が温まるものにしています。
胃腸が動き出すと、朝から身体もしっかり巡っていくようで、すっきり、爽快な気持ちで仕事に向かえます。
おかゆに添える梅干しは大粒で塩分の強くない、甘口が好みです。
6:30 綺麗習慣②
化粧水は「シャバシャバ」と「とろみ」の2本づかいで
化粧水はSTORY世代になってからは、1本では満足しきれなくなりました。
以降は洗顔直後にシャバシャバタイプを使い、それが落ち着いてからこっくりとろみのあるタイプを重ねるようにしています。
ベースで肌に水分をしっかりして補給しておくと次に使うスキンケアもすっと入っていき、日中の乾燥も防げるように感じています。
<左>最初に使うシャバシャバタイプ。肌の滑らかさ、ツヤ、透明感を整えてくれる2層タイプ。
イブ・サンローラン ピュアショット エッセンス ローション¥9,240(イブ・サンローラン)
<右>2番目にはこっくりとろみタイプを肌に両手で押し込むようになじませます。美容液のような濃厚なテクスチャー。
DUO ザ リブーストローション¥4,290(プレミアアンチエイジング)
6:40 綺麗習慣③
UVケアはクリームや美容液で! メイク崩れやヨレないベースメイクが実現できます。
1年を通じて必須のUVケア、私は乳液で取り入れるようにしています。
乳液にUVが入っていれば、スキンケアの行程もシンプルになり、メイク崩れやヨレないメイクができるんです。
さらに、下地選びでUVカット効果を気にせず、好きな色や質感で選べるのでメイクが楽しくなります。
乳液のSPFは35以上を目安にして選んでいます。
<左>SPF35 PA+++の日焼け止め美容液。
エトヴォス ミネラルUVセラム¥3,520(エトヴォス)
<中>ホワイトショット初の「美白ケア×UVカット」を両立した日中用クリーム。
ポーラ ホワイトショット スキンプロテクター DX(医薬部外品) SPF50+/PA++++ 45g¥6600(ポーラ)
<右>メラニン生成抑制&コラーゲン生成の促進をし、美白もハリ・弾力ケアも。
スーパー UVカット ハイパフォーマンス デイクリーム SPF50+/PA++++ ¥11,000(アルビオン)
7:00 綺麗習慣④
夏は玄関でUVと肌保護のスプレーを
コスメはまとめて棚にしまうのではなく、使う場所それぞれに置いておくようにしています。こうしておくと忘れず、最適のタイミングで使うことができるので。
夏の玄関には自宅も事務所もUVスプレーと肌バリア機能のあるスプレーなど常備しています。
雑然としてしまう感は否めないのですが、夫もアシスタントも忘れず使ってくれるようになりました。
現在常備しているのはこの2アイテム。
<左>さらさらのつけ心地、肌だけでなく髪にもシュッ。
ラロッシュ ポゼ アンテリオス UVプロテクションミスト¥2,750(ラロッシュ ポゼ)
<右>乾燥しがちな肌に優しいしっとり感で手軽にハンドケア。
ザ パブリック オーガニック スーパーバウンジー 精油ハンドフレッシュナー180ml ¥2,178(カラーズ)
「キレイ習慣24時・昼編」に続きます
撮影/イ・ガンヒョン 取材/安西繁美 ※撮影した商品はすべて長井さんの私物です