梅雨が明けたら日焼けやシミに頭を悩ます季節、夏の到来です。普段から肌がキレイな人は美白ケアって何をしているのでしょうか。1年中白くて透明感のある肌を保っているモデルの武藤京子さんに、普段から気をつけていることやスキンケアなど、キレイな肌であり続ける秘訣を伺いました。
――本当にいつお会いしても肌が白くてキレイ! その透明感を保つ習慣ってどんなことをしているのでしょうか?
武藤さん 私は20代前半で出産しているのですが、妊娠中から日焼けに気をつけるようになりました。それが習慣になったという感じなんです。
シミを作ってから消すよりも、作らないように予防する方が楽だと思って。
――なるほど、確かにできてしまったシミを消すには結構時間も労力もいりますよね。具体的にどんなことを?
武藤さん 日焼け止めを塗るのはもちろん、外に出る時は必ずUVカット100%の日傘をさして、髪にも紫外線はよくないので、帽子をかぶるようにしました。それから目を守るためにUVカットの透明レンズの眼鏡をかけるようにしています。1年中必ずしていて、家で洗濯物を干す時も気をつけているんです。
――それはすごい! ついつい曇りの日や冬場はいいかなと思いがちですが、1年中って根気が必要ですよね。
武藤さん そうですね(笑) 。20代から10年くらい続けて30代になったとき、周りの人たちが顔のシミを気にするようになってきたんです。その時私の肌にはシミもなくて、初めて今までやってきたことの効果が出たのたと実感しました。
ーーやってきたことは肌に正しいことだったという証拠ですね。そんな武藤さんが考える「夏の肌」ってどんな肌でしょうか?
武藤さん 夏のこんがり焼けた肌もカッコいいけれど、40代はやっぱり白肌がいいかなと思います。日焼けはシミだけでなくシワやたるみ原因になってしまうし、大人の肌にはあまりいいことないですよね。
ーー武藤さんの肌は本当に白くてシミひとつないですよね。夏のスキンケアで気をつけていることってどんなことでしょう?
武藤さん 毎年5月くらいから秋までスキンケアに美白アイテムを取り入れています。主に朝のスキンケアに使っているのですが。
ーーどんな美白アイテムが好みですか?
武藤さん 最近の美白コスメって本当にいいものが多いなと感じます。中でも私は「美白以外に何ができるか」を見て買うようにしていて、資生堂のHAKU メラノフォーカスZはシミを防ぎながら肌をしっとりと保湿できるところがお気に入りです。
ーー湿度が高い夏も大人の肌は何かと乾燥を感じますよね。毎日使うものだから使用感も大事。
武藤さん そう、HAKU メラノフォーカスZはとてものびがよくて肌にピタッとつくので、朝のメイクの邪魔をしないのもいいんです。それに、できてしまったシミにアプローチするだけでなく、予防できるのが私の美白の考え方にぴったり! コスメを買うときには成分を見て、ちゃんと効果を感じられそうなものを選ぶようにしています。
ーー化粧品の勉強(化粧品検定)が役立っていますね! 今後の武藤さんの美白ケアはどのようになりそうですか?
武藤さん 40代以降は、ファンデーションを厚く塗ると余計にシワが目立つようになると思うんです。透明感のある肌にするためには、土台の肌をしっかり整えておくべき。そうすればファンデーションは薄くてOKですしね。これからもシワもシミも徹底的な予防の美白ケアで、なるべく長く美容医療いらずの状態にしていけたらと思っています。
話題に出たのは…
撮影/古水 良 ヘア・メーク/夏美 取材/尾崎亜佐子