初めての奄美大島は羽田空港から約２時間半。意外とあっという間で自然溢れる島に到着。その最南端に「THE SCENE amami spa&resort」はあり、目の前は海。全室オーシャンビューで、部屋からは“神の島”と呼ばれる加計呂麻島や国立公園内のヤドリ浜の青い海が一望できます。
着いたら早速、アーシングへ。アーシングとは土や砂浜、草木など自然物に直接触れることで体内のバランスを整えてくれるというもの。砂浜を裸足で歩くと、サラサラの砂が心地よく、海と空気と砂浜からショートトリップ感がじわじわ。部屋数は全室２１部屋なので程よいプライベート感がありつつアットホーム感もあってちょうどいい感じ。
夕食は「カノビアーノ」植竹隆政シェフ監修のイタリアンか、「割烹へぎそば穴倉」の穴倉利一料理長監修の和食が選べ、２日間でそれぞれをチョイスし新鮮な食材を使ったお料理に大満足。
ホテル内には奄美大島唯一の天然温泉があり、海と山を見ながら入浴できます。滞在中はちょこちょこ入浴して癒されました。日頃の体の緊張がじんわりほどけていき、思わず「ハァ〜気持ちいい」と声が出てしまいます。「ハァ〜」と息を吐くことが私たち現代人には大切ということをどこかで読んだのですが、ここには「ハァ〜気持ちいい」「ハァ〜おいしい」「ハァ〜きれい」が溢れています。

夜に20分のヘッドスパを。最初はえ、20分？短い！と思ったのですが、頭だけでなく首から肩までしっかり揉みほぐされ、20分とは思えないほどの満足感。ほぐされてふわふわな気分で屋上のウッドデッキに上がると、空は見たことない満天の星空で埋め尽くされ、ボ〜ッとソファに寝転がってみる時間はプライスレス！！まさにその夜は爆睡でした。

翌朝、６時に起きてパワースポットと言われるホノホシ海岸まで朝日を見にお散歩。ここは波によって丸みを帯びた玉石のビーチで有名で、波のたびに石がコロコロと音が鳴ります。この音を動画に撮ってマイヒーリングサウンドにする人もいるのだとか。波の音、石の音を聞きながらゆっくりと朝日が昇るのを見ていると、元気が出てくるから不思議。いかに日々が時間に追われているのか感じました。時にデトックスすることって大事！。

アクティビティのオプションで、ホテルの目の前の海でウミガメ探しのシュノーケリングをしにいきました。海の透明度がすばらしく、ちょっと泳いだだけで様々な魚がいて大興奮。そして大きなウミガメに遭遇。私たちが近づいても逃げることなく、一緒に悠々と泳ぐ姿にウミガメみたいに抗うことなく、流れに身を任せることが大事だなぁと感動。ウミガメとの遭遇率は99％だとか!?すごい！！ そのほかのオプションはスパークリングワイン付きのサンセットクルージングや神の島と言われるホテルの目の前に見える加計呂麻島に船で行くツアーもあります。

快眠はもちろん、体も心もデトックスでき、生まれ変わったような気持ちになれる奄美大島でのホテルステイ。国内でこんな気持ちになれる場所があるなんて、また絶対行ってみたいと思えたショートトリップでした。女友達や夫婦、一人でも充分楽しめます。ぜひ疲れた体を癒しに行ってみて欲しいです♡