Rina Uchiyama
女優、ヨガインストラクター。神奈川県出身。食への関心も高く得意な料理でレシピのプロデュースからテーブルコーデまで手がける。2021年に結婚。夫婦ともに好きな料理を楽しむことでキッチンは華やいでいるそう。
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美容や健康に欠かせないのは
今の自分のからだや心の状態と
冷静に向き合うことだと思っています
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冷静に向き合うことだと思っています
からだの変化が顕著に感じられたのは36歳くらいからかもしれません。多少の無理をしても平気だったのに、体力の衰えや目の下のクマなど気になるようになり、自然由来のオーガニック系の基礎化粧品を好んで使用していましたが、最近はエイジングケアに特化した美容液などもプラス。気になる時にすぐにケアできるグッズも手元に置いています。
30代後半で歯科医院にかかったことも大きいですね。寝起きに疲れを頻繁に感じ、それがどうやら食いしばりが原因だと判明したんです。嚙み合わせを調整して一気に楽になりました。ただ、食いしばる癖はなかなか治らないので、コリをほぐすマッサージをするようにしています。
毎日の食事もとても大切です。元々作ることや考えることが好きなので季節に合わせたレシピを楽しく考えています。私は胃腸の負担を考え、学んでいるアーユルベーダの知識も活用し消化力を高めるレシピ、酵素も取り入れるように。年齢とともにからだを冷やさないことも大切で、朝一番の白湯は毎日、お味噌汁も積極的に飲んでいます。冬から春にかけては根菜類がオススメですね。アレルギー対策にも良いと思います。
食といえば……私たち夫婦は二人とも料理好きで、時間がある時には、大好きな旅行先をイメージして、その地域のレシピを作り、まるで旅に出たかのように……少し早めに乾杯してゆったりとした時間を過ごすようにしています。アロマを焚いて雰囲気作りもしたり。そんな楽しい食卓で心が満たされていることは、インナーとメンタルビューティーにも繫がっています。何気ない日常をスペシャルにすることで心身ともに豊かになっている気がします。
精神面・体力面ともに、ヨガの存在はとても大きいです。20代半ばから始め、30代でインストラクターに。20代の頃と比べて、格段に今の方が動きやすいと感じるのは、その時々の不調に気づけるようになったことと、からだをしなやかに保てていることのおかげ。若い頃は不調を感じるとマッサージ通いなど外に意識が向いていたように思いますが、今は反対で自分に冷静に向き合い、内に意識を持っていくようになりました。起床時から、自分のからだの状態を感じるため、足先から頭の先までボディスキャン。呼吸を全身に広げ、内なる声を聞くことで自分に何が必要なのかも分かるように。落ち込んでいる時もありますが、すべて受け入れ、マイナスな感情は笑いに変換できるよう心がけています。
肌やからだのために、無理なく取り組めることが大切
トップス¥146,300ワンピース¥125,400(ともにERMANNO FIRENZE)パンプス¥108,900(セルジオ ロッシ)ピアス¥396,000リング¥242,000(ともにMESSIKA)
撮影/森脇裕介 モデル/内山理名 ヘア・メーク/北 一騎 スタイリスト/野田 晶 取材/竹永久美子 ※情報は2022年4月号掲載時のものです。
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