30代まではシミなんて全くない白肌だったのに、40代からは大小・濃薄のシミに悩まされています。5年くらい前に5ヶ月ほどシミ取りに美容皮膚科に頑張って通ってだいぶ薄くなった顔のシミが、昨年夏くらいからジワジワ濃くなってきたと感じるように。見事にマスクのラインに沿ってシミが濃くなっているんです。さらに、ちょっと前まではおさまっていたモヤモヤした肝斑らしきくすみの塊も出現。
【Before】写真に映った濃いものはファンデーションやコンシーラーでもカバーできなくなってきたので、今年はシミ取りにまた通うことを決意。美容先進国韓国を拠点に、アジアで80以上のクリニックを展開する「オラクル美容皮膚科」新宿院へ行ってきました。
シミの種類によって治療法が変わります
- 老人性色素斑
頬やこめかみによくできる、境界のはっきりした大小薄茶色のシミ。紫外線による光老化の代表的なシミ。20代からできることもある。 - 肝斑(かんぱん)
主に30から40代に出てくる、左右対称の境界線がはっきりしない薄茶色のシミ。妊娠などの女性ホルモンや日焼け、ストレス、こする刺激などによって出てくる。 - そばかす
目元や頬の上部に散らばっている茶色い小さいシミ。先天的なものと後天的なものがある。 - 炎症後色素沈着
ニキビや傷、虫刺され、かぶれ、湿疹。やけどなどの炎症が原因でできる。 - 遅発生太田母斑
25歳前後によくでき、両頬や目の下、こめかみ、まぶたなどに斑点状にできる。普通のシミより深いところにメラニンがある。シミの種類によって治療法が異なるそうで、先生にシミの状態を診ていただいたところ、私のシミの状態は肝斑が広がっていて、さらに老人性色素斑がある状態とのこと。
自分的には濃いシミを取ってしまえばいいと勝手に思っていたのですが、肝斑の治療を今から続けて、秋口にレーザーで濃いシミを治療するのがベストだとのことでした。
紫外線の強い今の時期は、「ピコレーザー」でトーニング
ピコレーザー(エンライトン)なら、ダウンタイムの心配なし
従来のレーザーはナノ秒(10億分の1)で照射でしたが、ヒコレーザーはピコ秒(1兆分の1)という驚異的に短い周期でレーザーを照射。熱による肌へのダメージを与えずシミや毛穴などの治療を行うことができます。モードを変えて様々な目的の治療が可能。【トーニングモード】では、低出力で肌に負担なく全体に照射してシミやくすみを改善。皮膚の下まで届くので、奥に入ったシミや薄いシミを取るのに向いています。メラニンをバラバラにして肌の中で分解させるので、浮き上がったりカサブタになりません。
【施術手順】
①メークをすべて落とし、処置室へ。
②目元、眉や髪の生え際をカバーしてもらう。
③ピコレーザー開始。眉間、鼻の頭、鼻全体、鼻下、頬など全体的に当ててもらう。
「パチパチパチと細かく細いレーザーが当たり、ピリピリとした痛みを感じます。我慢できないというほどではないけれど、まあまあ痛いです(笑)。肝斑のひどい部分だけに当てるのかと思っていましたが、顔全体隙間なくなく当ててくれます」
ダウンタイムがないからメークもできる
施術直後からメークができるのも、嬉しいところ。こちらは翌日にメークしたときの写真ですが、赤みも気にならず、いつも通りに過ごせました。
1週間後に全顔のトーンアップを実感!
【After】ピコトーニングをして1週間後の肌状態は、まだ1回目なので目に見える変化はないもののなんとなく肌トーンが明るくなったような気がします。ピコトーニングの良いところは、①肝斑治療だけでなく、顔の肌全体をトーンアップすることができる。②ダウンタイムがほとんどない。③肌質改善も期待できる。の3点かなと思います!
私のシミ治療は、今から夏に向かっていく季節は紫外線の影響を受けやすいので、秋口に気になっている濃いシミをYAGでバシッとあててしっかり取り、それまでにピコトーニングで肝斑を治療していくというプランが良いのではないかということでした。ピコトーニングは私の場合、12回くらい当てるのが良いとのこと。頑張って続けてみようと思います。秋が深まる頃には、曇りのない肌になっていますように。白美肌への道はなかなか遠いですね……。
➿0120-905-696
https://www.oracleclinic.jp
ピコトーニング 1回 ¥22,000
撮影・取材/尾崎亜佐子