こんにちは。STORYライターの田路です。
気が付けばもう2年半も続いているマスク生活。当初は「顔が隠れてコレ幸い。メークも楽だし、悩みも隠せる。」と思っていた私ですが、最近はマスクをし続けることの弊害を強く感じるように。それは急進行する顔の「たるみ」。タブレット端末に下から映し出された二重アゴ、深く刻まれたほうれい線・・・。顔の下半分のあきらかな衰えを痛感しています。
そこで今回、奇跡の小顔ストレッチ「カオレッチ」を考案された、からだリフォームアカデミー代表の萩原健史先生に1ヶ月ではっきりと効果の出るたるみ対策を教えてもらいに行ってきました!
奇跡の小顔ストレッチ「カオレッチ」とは?
「カオレッチ」とは、簡単に言うと「あごを整える」ストレッチです。萩原先生曰く、あごの周りには血管やリンパ管、神経が密集しているとのこと。あご周りが凝り固まっていたら、流れが滞り、顔がむくんだり、たるんだりするのは当然です。そして、いくらマッサージやカッサをしても、土台となるあごが整っていないので根本的な解決にはつながりません。「カオレッチ」は、「あご」をケアする唯一無二のストレッチなのです。
では、誰でも簡単に少しの時間や外出中のマスク下でもできるストレッチをご紹介していきます!
「カオレッチ」の効果を高めるための「あごレッチ」を生活の習慣に
まず準備体操である「あごレッチ」を日常的にすることがおすすめだそう。そうすることで凝り固まったあご周りの筋肉を伸ばして緩め、「カオレッチ」の効果をより高めます。
◆耳引っ張りストレッチ
①両耳をつかみ、外側に向けて10秒間軽く引っ張る。力を入れすぎないように気を付けて。
②次に引っ張りながら、あごを左右に10秒間ずつずらす。
耳から顔全体の筋肉や関節のコリや緊張をほぐし、左右に揺らすことであご関節がゆるみやすくなります。
◆あごひねりストレッチ
あごを左右いずれかにずらします。
② ①の状態から、あごを追うようにして顔を後方に回し、10秒間キープ。反対側も同様に行います。
顎関節を整えながら、首周りの筋肉を伸ばしてくれるストレッチです。私はこの2つを仕事中のちょっとした息抜きに、朝夜歯磨きをした後に1分間ずつ続けることにしました!
表情筋にアプローチ!「カオレッチ」は、外出中のマスクの下で気が付いた時にできる!
「あごレッチ」であごを緩めて整えたならば、「カオレッチ」を。こちらはマスクの下でもできそうです!
◆ひょっとこストレッチ
①ひょっとこのようなイメージで「う~」と思いっきり口をすぼめる。これを10回繰り返す。
②次に口をすぼめながら「お~」と縦に開く。これを10回繰り返す。
③ ①の「う~」の状態の口に戻し、口をすぼめて、左右に10往復させる。首に力を入れないよう注意。
こわばりがちな口周りや頬の筋肉にアプローチしてたるみを改善します!
◆スマイルストレッチ
目尻と口角をできるだけ近づけるように、片目だけをぎゅっと閉じて、口角もアップさせます。そのまま10秒間キープ。思い切りウインクをするように。反対側も同様に行う。慣れるまでは指でたこ焼きを作るようにするとやりやすいですよ。慣れれば手をつけなくてもできるようになります。
マスク生活でいつの間にか笑顔がぎこちなくなっている方におすすめです。口角が自然に上がるようになって魅力的な笑顔に!
他に、口の中で舌を大きく回して、舌全体の筋肉と表情筋を鍛える「舌まわしストレッチ」、口の中に溜めた空気を左右に大きく転がす「とらふぐストレッチ」なども、マスクの中でも簡単にできるから外出中でも気が付いた時にできそうですね。
今回ご紹介したストレッチは、萩原先生の著書の中のほんの一部。たるみだけでなく、小顔や顔の歪みにも効くストレッチが多数紹介されています。
約1ヶ月続けた方の驚異の変化はこちら!
最後に萩原先生のメソッドを約一カ月続けた方のビフォーアフターのお写真を紹介します。
(例1)
ビフォー
アフター
(例2)
ビフォー
アフター
たった1ヶ月で驚愕の変化です!たるみだけでなく、顔のゆがみや輪郭のいびつさなども解消されているのがわかりますね。私もこれから朝夜の「あごレッチ」、そして外出時のマスクの下で「カオレッチ」を続けて、今後のマスク無し生活に備えたいと思います!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
からだリフォームアカデミー代表 柔道整復師 萩原健史先生
取材/田路暢子