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STORY読者が「1ヵ月毎日自撮りチャレンジ」で得た“40代の自分に本当に必要なコト”とは?

たかが40代、されど40代。今までは感じなかった体調や心持ち、顔の表情や髪質や量感、似合わなくなった服や好きなテイスト、体型の変化など、「なんとなく今までどおり」では太刀打ちできなくなるお年頃、それが40代。でもその「なんとなく違う」が微妙にわかりにくくて、どう改善すべきか分からない人も多いのでは。そこで、数々の女性誌でファッションテーマを手掛け、大人の抜け感について提唱する坪田あさみさんの実践に基づいた「1ヵ月自撮りチャレンジ」を、STORYデジタリスト・雅子さんがトライ。今、自分に必要な本当の改善点が分かる、目からウロコのメソッドをご紹介します。

INDEX ★ 自撮りチャレンジを行うにあたり、坪田さんの本を読んで感じたこと
★ 正面顔撮りしたら、左右に差があることが分かった
★ メイクを頑張っても、見え方は髪型次第で大きく変わると気付いた
★ 全体を通して気づいたこと、その他の改善点
★ これが1ヶ月チャレンジ一覧です
★ 著者・坪田あさみさんが1ヵ月チャレンジをおすすめする理由
今回のチャレンジにあたって参考にした、坪田あさみさんの著書『大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)

自撮りチャレンジを行うにあたり、坪田さんの本を読んで感じたこと

STORYデジタリスト・雅子さん
STORYデジタリスト・雅子さん
40歳になった自分にとって、今一番心に響く内容ばかり。今こそ自分と向き合うチャンスだと思いました。坪田さんのメソッドを進めるにあたり、メイクに関する事前のチェック・11項目には一つも当てはまらず、内心ほっとしました(笑)。お受験メイクの講師をしているので、アドバイスする側の知識としてはわかっていることも、それを毎日自分が実行できているかどうか…(自分のことだとサボってしまうことも多々)。

正面顔撮りしたら、左右に差があることが分かった

まず、正面の写真を撮ってよく観察してみたら、顔の左右差があることに気付きました。右側の顔が下がっています。

(写真左:私の右側の顔)ほっぺたに綿でも入れているかのように、もたついたフェイスラインにビックリ。
(写真右:私の左側の顔)右側と比較して、シュッとした横顔。自分的には一生こちら側だけを見せていきいきたいと思うほど。

【改善点①】顔の左右差をなくすストレッチをする 調べてみると、顔の右側が下がっているのは、効き目に関係していることがわかりました。私は効き目が右なので(効き目チェックをして判明)、日常的に首を左に回旋して右目でモノを見るクセがあり、右の胸鎖乳突筋ばかりを使っていて、右の顔が左に比べて垂れてしまうということがわかりました。
毎朝、メイク前に効き目側の胸鎖乳突筋ストレッチをして、顔の左右差をなくすように頑張りました。日常生活の中でも、左右差改善のためのストレッチを心がけるように。

メイクを頑張っても、見え方は髪型次第で大きく変わると気付いた

当初は前髪がなく、サイドの髪をすぐ耳にかけてしまったり、顔を全面的に出してしまうことが多かった。そうすると、必然的に顔の見える面積が広いので、顔も大きく見えるし、面長が気になったり、髪の生え際の白髪が気になったり、いろいろと気になる部分が表面化しました。

【改善点②】前髪を作ってツヤ感プラス、優しい雰囲気にチェンジ 前髪を作ることにしました。毛先を巻いたり、ヘアセットに以前よりも時間をかけたりもするように。
昔から”大人っぽい”顔タイプで、”かわいい”と言われたことはありませんでしたが、前髪があると優しい雰囲気になり、少し若く見える?!気がするし、子どもたちからも「ママかわいい」と言ってもらえたことが嬉しかった。
スタイリング剤も、以前より少し多めにつけるように。というのも、写真を撮ってよく見てみると、ツヤっとしている髪とパサついている髪の違いが意外と目立つんだな、と思いました。

全体を通して気づいたこと、その他の改善点

ファンデーションなしのベースメイクを心がけているので、肌全体的な見た目はまあまあOK。しかし、薄づきメイクがゆえにクマ部分が思っていたよりも目立ち、クマ隠しのコンシーラーを強化しよう

自分のことは誰も見ていないから、と自分に手を抜く言い訳をせず、いつでも今一番良い自分でいられるように努力する気持ちを持ち続けたいと思いました。今回のチャレンジ期間中、誰にも会わない日でも、毎日写真を撮るだけで、最悪な状態の自分でいるような日はほとんどなく過ごせたことも収穫です。

日常の7割は、母的メイクやファッションになってしまうので(ネイビー族です)、その時はコンサバメイクをしつつも、本当の自分はちょっとモードが好きなので、母業以外の残り3割はもっと好きなメイクを楽しもうと思いました。

今回1ヶ月間チャレンジは、もっと過酷で辛いミッションかと思っていましたが、始めてみると意外と楽しく、毎日写真を撮ることが日課になり、当初の1ヶ月間が終わっても撮り続けてしまったほどです。

写真を撮ることを日課にすればするほど、40代こそもっと自分を知るべき!と実感しました。これを読んでいる皆さんにもぜひ、おすすめしたいです。自然光を味方につけたり、自分の顔が一番よく見える”映え角度”を知ることができたことも発見です。(私は顔の左側の方がシュッとしていたので、一生左を向いていたい)ちなみに、長谷川京子さんも左側から撮られるようにしていると仰ってました! マライアキャリーは、顔の右側しか見せないと昔から言ってたことも思い出し、あぁ、みなさんご自身をよく理解されてる!と勉強になりました。
この度は、素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございました。

これが1ヶ月チャレンジ一覧です

著者・坪田あさみさんが1ヵ月チャレンジをおすすめする理由

無料でできるのに40代の美容偏差値が確実にアップします

とにかく完璧に1ヵ月間、自撮りチャレンジを実際にやってくださり、ご自分の顔の問題(たとえば顔のたるみや歪み)に気づき、その原因までご自分なりにしっかりと突き止めていることに感動しました。

髪型も同様です。前髪を作ることで小顔に見えることに気づいたり、男顔の特徴が、スタイリングによってやさしい印象に変化することに気づくなど、写真を撮って記録に残すだけでなく、そこからさらに一歩進んで、改善する方法まで自分なりに見つけ出していることが素晴らしいと思います。

普段はコンサバメイクが中心だけど、自分が好きなモード感も少し取り入れて、もっとメイクを楽しみたいという前向きな気持ちになっている心の変化も素晴らしいです。

こんなふうに実際に1ヶ月間やりきると、自分自身のことを冷静に第三者的に分析できるようになるので、ぼんやりと「老けたのではないか」などと悩むことも少なくなるはずです。問題がもっとクリアに、ピンポイントになるからです。

40代以降はファッションも美容も、自分の中にある「よい部分」を伸ばしていくことが大事だと思います。そのためには、今の自分の「よい部分」と「好きではない部分」がどこかを知ることが第一歩。(頭の中にある過去の自分ではなく、40代の今の自分です)そのためにも現実を直視する「自撮りチャレンジ」が威力を発揮するのです。

写真を撮ると同時に文字に書き出してみたり、自分の顔の写真をA4の紙などにプリントアウトしてみるのもおすすめです。問題点がよりクリアになり、今、やるべきことがはっきりします。

みなさまもこの体験記事をふんふんとただ読むだけでなく、お手元にあるスマホを使って、ぜひ実際に撮影してみてください。簡単なようですが、得るものはとても大きいのです。美容が大好き、という人は過剰なメイクになっていたり、バブル感のある古いメイクになっていることも多いですし、また美容に疎い人も、老化が始まる今こそ力を入れる時期に来ています。お金は一切かかりませんが、美容偏差値は確実にアップすることをお約束します!」(坪田あさみさん)

■PROFILE 坪田あさみ/1973年生まれ。大学卒業後出版社に入社し、編集者としてのキャリアをスタート。フリーランスのエディター、ライターとして独立後は、女性誌全般に活躍の場を広げ、ファッションテーマを中心に多くの企画を手がける。広告、web媒体などでの執筆も精力的に取り組み、近年はアパレルブランドとの協業など、仕事の幅を広げている。日々の着こなしや海街でのライフスタイルを発信し続けるインスタグラムは大人の女性から大きな支持を得ている。
Instagram@asamit1201

取材/羽生田由香

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