西山茉希さん【Profile】モデル・タレント。1985年生まれ（37歳）。2005年より『CanCam』の専属モデルを努める。そのキュートながらも、フレンドリーで飾らない人柄でモデルデビュー後すぐに『CanCam』の表紙モデルへと抜擢。13年に結婚し、2人の娘を出産。23年3月にエッセイ『だいじょうぶじゃなくてもだいじょうぶ』を出版。YouTube『西山茉希の＃俺流チャンネル』では飾らない素の西山茉希さんが感じられると好評配信中。

只友さん（以下敬称略）：STORY初登場！ ということで、いつもの元気な西山さんを品あるお姉さん風に仕上げてみました。今回の西山さんのメイクのコツは、ズバリ「引き算メイク」です！基本的にベージュな色味しか使っていません。陰影が強い華やかなお顔立ちなので、やりすぎると派手になってしまう羨ましいお顔立ち（笑）。色物は使っていなく、陰影のみがつく赤や黄色が強くないドラッグストアでも買えるようなコスメでOK。西山さんは「ドラックストアコスメでいいじゃん」という感覚の方。感覚等身大で素敵だなぁと思いました。

西山：私、ブランドや値段は気にしないんです。だって散々肌悩みと向き合ってきましたから。自分にとっての良いものが全てです（笑）

只友：本当にそう。何が自分に良いかなんて自分にしか分からないもんね！あとポイントは肌ですかね。西山さんは日焼け止めを白い肌でいたいから塗る人ではなく、子供の時みたいな感覚で気にしないヘルシーな肌！ なので、白くならない艶下地(ピンクとかラベンダーじゃないカラー)を仕込みました。ファンデーションもできるだけ暗い色にしてヘルシーさを活かしたんです。

只友：髪の毛のエネルギーが強いので、顔はピュアに作っています。

西山：えっ！ 実は先日、自分で髪の毛を切っちゃって（笑）。出産前後の３年間はヘアサロンに行く時間やスケジュール合わせが面倒で、髪は自分で切ってたんです（笑）。今はヘアサロンでカットしてもらっていますが、それでもスケジュールが合わない時は「セルフカットでいいや！」って思って切っちゃうんです。今日はセルフカット後のはじめての撮影だったから実はドキドキしてました（笑）

只友：それって、癖毛で毛が多いからできること。直毛だったらカットラインが出ちゃうからね。とても上手にカットできてるから問題ないわよ（笑）。でも担当のヘアさんは驚いちゃうかもね。

西山：カットした後、インスタで「ごめんね、切っちゃった」って報告しておいたから大丈夫だと思います（笑）。