今どきメークにチャレンジしてもイマイチあか抜けない…それはルーティン化したメークの手順のせいかもしれません。今回はなかなかチャレンジできない人が多い赤リップの順番を考えてみました。
リップなのに他のパーツもばっちりフルメークしてしまうと、どことなく古い感じに。リップを先に塗ってから目元を仕上げると、引き算メークの加減がわかり、バランスが取れます。
赤リップメークの順番は?
詳細メークを解説!
1ハイライト
-
1
リップ主役のメークは、ハイライトで肌に均一感を出すことが重要。目の下ぎりぎりから▽ゾーンに広めに入れるとつるんときれいに。
-
2
メークの崩れを防ぐミストにはツヤ出し効果も。ハイライトの上から吹きかけると、ファンデとなじんで程よいツヤが生まれます。
2ビューラー&マスカラ
-
1
まつ毛のカールは控えめに。毛先が上を向かず、床と平行になるくらいの角度で止めると大人っぽいまなざしになります。
-
2
マスカラは根元にしっかりめにつけて毛先まですっと引き抜き、ハンサムなまつ毛に仕上げます。下まつ毛は控えめに。
3リップ
-
1
赤リップは下唇の中央におちょぼ口のように塗り、「ンパッ!」と上下をすり合わせて色を上唇に移すと、程よく色づきます。
-
2
さらに、唇の中央から色がついていない両端に向かって指でなじませると、高発色の赤リップも透明感のある仕上がりに。
4チーク
-
1
大きめブラシにチークをたっぷり取って、頰骨の高い位置からふんわりくるくる入れます。赤みは出ないから広めに入れてもOK。
-
2
目の下にもほんのり隠しチークをプラス。クマが出やすい部分のくすみをとばして、肌の均一感が高まります。
5眉
-
1
ナチュラルな眉の形はソフトアーチ。カーブをつけたい眉尻から描き始めます。アーチが強いとちぐはぐな印象になるので注意。
-
2
ひと通り全体に色をのせたら、眉の上ラインだけをふわっと描き足してアーチのカーブを整えます。
6アイシャドウ&アイライン
-
1
アイシャドウはアイホール全体になじませて、ツヤと立体感を出します。下まぶたの中央、瞳の下にも少し入れて明るさアップ。
-
2
アイラインは目の際ぎりぎりのところに入れて、目のフレームをくっきりさせます。全体を囲むと古めかしくなるので、上ラインのみ。
撮影/向山裕信(Vale.)〈人物〉、松本拓也〈静物〉 モデル/笹川寿里 ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/栗尾美月 取材/稲益智恵子