今まで似合うと思っていた色の服が、急に「あれっ? 似合わない」と違和感を覚えたことはありませんか?
それは私たちの肌が年々変化しているから。今年トレンドのキレイ色もメーク次第でもっと素敵に着こなせます。
ヴィヴィッドピンクに太刀打ちできないメークで顔が沈んで見える
「少しでも明るく見せたいと思ってヴィヴィッドカラーの服を着てみるものの、より顔が沈んで見えます。メークの足し方もわかりません」(千葉陽子さん・フラワーデザイナー)
ヘアメーク夏希さんに教わる40代がキレイ色が似合わない理由3
理由1
パーツがぼやける
若い頃より顔が優しくなったと言われませんか? それは加齢により肌がゆるみ、下がってくることで目や口などのパーツも輪郭がぼやけてくるから。強い色の服とはアンバランスに。
理由2
彩度とバランスが 取れない
顔がくすみ、影が増える40代は肌のトーンが下がってきます。そのため、彩度の高いヴィヴィッドカラーの服を着るとギャップがありすぎて、顔が負けてしまう原因になります。
理由3
メークが古い
20代や30代前半の頃のメークで止まっている人は、ヴィヴィッドカラーの服を着るとただのケバイ人に見え、どこか古い印象になってしまいます。特に細眉さんは注意が必要です。
40代がキレイ色が似合うようになるメークポイント3
ポイント1
自然な太さを眉に出すことでぼやけた顔が引き締まります
顔の印象を左右する今っぽい太眉に更新するには、この4アイテムがあればOK。眉下の足りない部分を埋めるように描いて。(右から)エスプリーク W アイブロウ(ペンシル&パウダー) ¥2,100(編集部調べ)/コーセー、ボリューム アイブロウ マスカラ 02 ¥3,000/SUQQU、アディクション プレスド デュオ アイブロウ マロンデュオ ¥2,500、アディクション アイブロウ ブラシ ¥3,500/ともにアディクション ビューティ
ポイント2
服の彩度に負けてしまう肌にはハイライターで光をプラス
なめらかにのびるクリームタイプが初心者にも使いやすい。(右から)ベージュの繊細なツヤ。ネオヌード ハイライター 20 ¥5,200/ジョルジオ アルマーニ ビューティ、スティックタイプで携帯にも便利。ルナソルラディアントスティック¥3,000/カネボウ化粧品、オーガニックのカカオバター配合。m.m.m スキングロウ ¥3,200/メイクアップキッチン、透明感のあるツヤ。ディップイン グロウ ¥3,500/コスメデコルテ
ポイント3
ぼやけた目のフレームはまつ毛の間を埋めて目力UP
先が細くてまつ毛の間を埋めやすいアイライナーを選ぶのがポイント。瞳の色が茶色い人はブラウンを。(右)極細でスルスル描ける。ケイト レアフィットジェルペンシル BR-1¥1,100(編集部調べ)/カネボウ化粧品 (中)目のキワも描きやすく滲まない。キャンメイク クリーミータッチライナー 01 ¥650/井田ラボラトリーズ( 左)2種類のペン先で自由自在にラインが描ける。キッカ リキッドアイライナー W 01 ¥4,500/カネボウ化粧品
ポイント4
ハッキリ朱赤リップで口元を優しく引き締めて
40代にも抵抗なく使えるのは、オレンジみのある朱赤リップ。口だけ悪目立ちすることなく彩度の高い顔に。(右から)鮮やかに発色するレッド。ルージュ ココ #440 ¥3,900/シャネル、鏡付きの好きなケースにセットして。ルージュ ジェ ケース ザ オリジナル ¥2,100、ルージュ ジェ No.28 ¥3,600/ともにゲラン、染まるように色づく軽い仕上がりのセミマット。ルージュ・ジバンシイNo.306¥4,600/パルファム ジバンシイ
メリハリのある華やかメークにしたら服と好バランスに
ヴィヴィッドピンクの服は顔が負けて似合わないと苦手でした。赤いリップも口が大きく見えそうで避けていましたが、太眉や肌のツヤ感を足してバランスを取ればいいんですね。この夏はキレイ色の服にトライしたいです♪