肌や体の変化に戸惑う40代になると、インナービューティに関心が高くなります。
昔は飲んでいたけれど遠ざかっていたSTORY世代の間で、今、コラーゲンブームが再燃中。
あの頃より大きく進化した新しいコラーゲンのヒミツとは?
秋本祐希さんがコラーゲン研究のスペシャリストにインタビューしてきました。
私も含め、昔コラーゲンを飲んでいたけれどやめてしまった40代女性は多いと思います。でも、進化した新しいコラーゲンを1月から毎日摂るようになり、効果を実感しています。コラーゲンは40代の美容と健康をリスタートするのに重要なんですね。
そうですね。コラーゲンは真皮の約7割を占めるたんぱく質で、肌のハリや弾力を保ち、肌を支える役割を担っています。コラーゲンは分解と合成を繰り返して新しいコラーゲンに生まれかわっているのですが、年齢とともにそのバランスが崩れ、40代以降は肌のコラーゲン量はがくんと減ってしまいます。それで肌を支えきれず、たるみやシワが出てきてしまうんですね。
だからコラーゲンを補うことが大事なんですね。
はい。これはトリペプチドを多く含むコラーゲンドリンクを10日間飲んでいただいた40~50代女性の肌の変化を表したデータの一例です(下のデータ4種参照)。緑の部分がコラーゲン等の肌の構成部分なのですが、明らかに量が増えているのがわかりますよね。
肌のキメやシワが改善しているのもわかりますね!
肌密度も上がるので、毛穴も目立ちにくくなるんですよ。
私も化粧ノリがよくなったと、メークする時に感じます。それから、ボディクリームを塗らなくてもいいくらい腕や脚がしっとりしてきたのも嬉しいですね。新しいコラーゲンは何が違うのでしょうか。
食物から摂るコラーゲンはアミノ酸が約3,000個つながっていて、吸収に時間がかかります。そこで一般的なコラーゲンサプリにはアミノ酸を100個程度に小さくした低分子コラーゲンが配合されているのですが、最新のコラーゲンはそれをさらに小さく、3個ごとに存在するグリシンの前でカットして、吸収効率が大幅にアップしたトリペプチドを多く含んでいるものがあります。
だから肌に届きやすいんですね。私が飲んでいるドリンクにはトリペプチドが多く含まれていますが、例えばコラーゲン3,000㎎を食事で摂ろうとするとどのくらいになりますか?
コラーゲンを多く含む手羽先を6本くらい食べるのと同量ですね。毎日、これだけの量を調理して食べ続けるのも大変ですし、カロリーも摂ってしまいます。
そんなに! 食事から摂ることは、なかなか難しいので、サプリメントを上手に活用したいですね。
コラーゲン研究に携わって12年になりますが、初期の頃は特有のくさみがあって摂りにくかったんですね。新しいコラーゲンは以前に比べ、摂りやすい味に進化しています。
確かに美味しさは続けやすさのポイントのひとつです。
私は毎朝ミルクにコラーゲンパウダーを入れて飲んでいます。会社にタブレットを置いたり、いざという時はドリンクを飲みますね。実際に40代になってから、肌、髪、爪、骨などのために、コラーゲンは毎日摂らなくてはと思っています。
義務感にかられると、かえって続かないので、食事、運動、睡眠も大切にしながらサプリメントの力も借りて、今を楽しみ、さらに10年後、20年後も元気に過ごすための準備ができたらいいなと思っています。
私たちも、「コラーゲンチャレンジ」を始めました!
インナービューティに関心の高いSTORYデジタリスト13名が集結! STORY為田編集長、秋本祐希さんを交え、40代の美容事情について語り合いました。ライフスタイルに合わせて取り入れやすい最新コラーゲンサプリに全員がチャレンジ! それぞれの目指す美しさを発表し、これから目標に向かってリスタートです。
撮影/大瀬智和 モデル/秋本祐希 ヘア・メーク/AYA(LA DONNA) スタイリスト/木村博美 取材/稲益智恵子