朝起きてすぐ顔を洗いたいところですが、洗顔からスキンケアまでの時間が空くと汚れがついたり皮脂が出始め、それがメイク崩れの一番の原因。スキンケア直前に洗顔するのがベスト。

【使い方】ぬるま湯で顔を濡らしたあと、容器を軽く振り手のひらに２～３プッシュとる。泡で優しく包み込むようにして洗い、ぬるま湯で流したあと、最後に水で軽く洗い流すと肌体温が下がり皮脂が出にくい肌に。

化粧水の前にビタミンCがたっぷり入った導入美容液を投入すると毛穴が締まり、その後のスキンケアもぐんぐんと入り込むのを実感! 夏はできるかぎり軽いテクスチャーを選んで!

【使い方】まずは手を水で洗って肌温度を下げ、目の下中心から外側に向けて美容液をつける。その後両頬、額、顎と顔の中心から外側に向かって馴染ませる。最後に耳の後ろを触ると火照りも取れます。

化粧水はシーズンによって使い分ける派。冬場はこっくりテクスチャ―のものを使用していますが、夏になるにつれどんどんさっぱり系に移行!

【使い方】つける前に2層が混ざるようしっかりシェイク。1～2振りを手に取り顔全体に馴染ませたあと、反対の手で優しくパッティング。逆手でつけることでチカラが入りすぎず化粧水が優しく肌に浸透します。

夏の肌は汗と一緒に水分も蒸発するから乾燥気味に。さらにエアコンでより乾燥が加速してしまうから、化粧水のあとはしっかり乳液でフタをして。

【使い方】手のひらに1～2プッシュとり、顔全体になじませたあと、中心から外側に向けツボを押すイメージで軽くマッサージ。リンパの流れもよくなり血行も促進。化粧ノリが良くなり、メイク崩れやテカリ防止にもつながります。

夏のシーンごとに日焼け止めベースもチェンジ。とにかくたっぷり塗りたいからベタつかずさらっとした付け心地が基本で、カバー力あるもの、そしてさらにツヤ感を出せるものを厳選しています。ご近所へのお出かけのときは少し肌補正できるもの、子供のサッカーの練習で長時間外にいるときはSPFが高く、汗もかくので軽いテクスチャーのもの。しっかりメイクしたいときはファンデーションのセット力が強いものと、３つを使いわけています。

【使い方】頬、おでこ、顎などは3か所、鼻には1か所たっぷりのせて、中心から外側に向けてむらなく肌全体になじませる。

崩れない、なのにツヤ感もキープできる夏の華やかメイク。トップスのオレンジに合わせて、目元、チーク、リップにもオレンジを忍ばせました。ファッションとメイクをリンクさせてワントーンに仕上げ、ヘルシーさを演出。

日焼け後は肌にダメージをかけないよう、とにかく優しいケアを。クレンジングは肌に負担がかからずしっかり落とせるシルク成分配合がオススメ。余分なダメージを与えたくないから、ガシガシ洗わず使い捨てタオルでふき取り。

【使い方】 手に2～3プッシュとり、肌全体＆目元になじませる。目元は優しく手で回しながらメイクを浮かせる。ぬるま湯で濡らした使い捨てタオルで顔全体を優しくふき取る。（ポイッティーの万能使い捨てクレンジングタオルを使用。）

紫外線のダメージで肌が弱っているときこそ、夜は念入りに保湿を。ビタミンC成分がたっぷり入ったものを選んで。コットンパックもよくしますが、手軽にケアできるシートマスクがやっぱり便利。

【使い方】表記時間はきちんと守って。もったいないからと長時間するのは逆に乾燥するのでNG。

顔と頭皮はつながっていて、頭皮が乾燥しているとそのダメージは顔にも。お風呂上りに頭皮用美容液でしっかり保湿。１日外にいた日は必ず頭皮も日焼けしているから、やさしくマッサージしながら巡りをよくしています。

崩れないようにスキンケアをしていても真夏の日差しや冷房などの過酷な環境化では、やっぱり崩れてしまう……。そんな人に向けた出先でもすぐにお直しできるお助けコスメを。
まずティッシュオフしてから、鼻周りなど赤みが出てきたときはコンシーラー、テカリが気になるときはチークで血色感を。ヨレや崩れを直したいなら、マットなパウダーファンデーションがオススメです。

撮影／古水 良（cheek one）　スタイリング／MaiKo yoshida　取材／澁谷真紀子