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Beauty特集

注目の美容家が経験から語る「敏感肌」で最も気をつけたいこととは

美容家・小澤名代さんは、自分も敏感肌で悩んだからこそ根本解決を目指し勉強し、サロンを立ち上げたといいます。そんな小沢さんに敏感肌美容について伺いました。

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目次 ★ 美容家・小澤名代さん
★ 小澤さんってこんなひと
★ 敏感肌の原因のひとつは…
★ 敏感肌で最も気をつけたいのは?


美容家・小澤名代さん

<Profile> 肌トラブル改善セラピスト、美容家。トータルビューティサロン「Blair Salon」を主宰し、独自の肌質改善メソッドを提供。敏感肌をはじめ、多くの女性の肌トラブルを根本から解決に導いている。

子どもの頃から極度の敏感肌で、アレルギー性皮膚炎などあらゆる肌トラブルを抱えていました。大人になると、ストレスや食生活の乱れ、メークなどの要因が重なって肌荒れが深刻化。皮膚科を受診すれば一旦は落ち着くものの、すぐにまた荒れてしまうという悪循環でした。

対症療法では根本的な改善にならないことを痛感し、「日常のケアを気軽に相談できる、かかりつけ医のような存在になりたい」と一念発起。解剖学や皮膚学を一から学び、サロンを立ち上げました。

小澤さんってこんなひと

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  • お客様の悩みに寄り添い伴走することがモットーサロンワークは私の原点。お客様のリアルな悩みと向き合う中で得られた知見を、施術やスキンケア提案にも活かしています。
  • >

敏感肌の原因のひとつは…

敏感肌のお客様の多くは、総じてバリア機能が低下しています。そのため、花粉や紫外線などの外的刺激やホルモンの影響を受けやすく、結果的に揺らいでしまうのです。

その原因の1つは、間違ったスキンケア。角質ケアや攻めの美容を繰り返すうちに、肌が薄くなっている人も少なくありません。まずはオーバートリートメントになっていないか、日頃のケアを見直すことが大切です。

敏感肌で最も気をつけたいのは?

敏感肌で最も気をつけたいのは、スキンケアに配合されている成分。アンチエイジングや美白の成分は刺激が強く、乾燥を促すこともあるため、一度お休みしましょう。

鎮静作用や保湿効果の高いシンプルな製品を選び、スキンケアの最後には〝追いクリーム〟で徹底的に守りのケアを。また花粉シーズンは、肌を清潔に保とうとして洗いすぎると、逆に刺激になってしまいます。W洗顔は避け、マイルドな洗顔料で優しく落とすのがおすすめです。

日中はミストを持ち歩き、花粉をブロックすることも忘れずに。女性は生理や更年期などホルモンの影響で、どうしても敏感に傾いてしまう時期があります。そんな時はスキンケアとライフスタイルの両方を見直しつつ、丁寧なケアを心がけて。何よりも自分を労ることが、揺らがない肌の土台作りに繋がっていくはずです。

撮影/ nara(vale.)ヘア・メーク/後藤若菜(ROI)スタイリスト/小川真央 取材/渡部夕子 ※情報は2025年3月号掲載時のものです。

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