人生100年時代。ただ長く生きるのではなく、“キレイに・元気に・自分らしく”年を重ねたい。そう願っていても、ふと感じる小さな不調──「病院に行くほどじゃないけれど、なんだかいつもと違う気がする」。そんなSTORY世代の心と体の違和感に寄り添ってくれるのが、最新の量子医学による健康チェック「Quantum Medical Scan(クォンタムメディカルスキャン)」です。
今回、表参道ウェルネス統合医療クリニックで実際にライター尾崎が体験しました。
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「なんとなく不調」の正体を“周波数”で見える化!
私たちの身体や臓器は、それぞれが固有の振動=周波数を持っています。すべての振動が心地よく調和しているとき、心も体も健康な状態。でも、ストレスや疲労、加齢、未病のサインなどによって、そのバランスが崩れることも……。
そんな微細な揺らぎをキャッチしてくれるのが、量子医学の原理に基づいた先進の健康検査「Quantum Medical Scan(クォンタムメディカルスキャン)」。
ドイツ発の振動医学バイオレゾナンス機器「RAYOCOMP」など、量子技術を駆使した専用機器によって、身体のエネルギー状態や臓器の共鳴(レゾナンス)を測定。目に見えない不調の“種”まで可視化できるのが特徴です。
バイオレゾナンスとは、バイオ(生体)+レゾナンス(共鳴)のこと。分子や素粒子レベルまで細かく振動する物質には、それぞれ特有の周波数があります。人間の臓器にも“本来の周波数”があり、健康なときにはその波長を保っていますが、不調時にはそのリズムが乱れてしまうのです。
この検査では、全身の周波数バランスを解析し、どこに負荷や乱れがあるのかを数値として見える化。さらに、その原因まで探ることができるのです。
こう聞くと「難しそう」と感じるかもしれませんが、実際の検査はとてもシンプルなんです。
—検査に必要なのは"口腔内の粘膜をこする"ことだけ!
まずは検査の説明をしていただきます。
口腔内の左右粘膜に綿棒を擦り付けます。
綿棒をガラス管に入れます。
まず最初に体験したのが、全身の情報を読み取り、細胞レベルで健康状態を“見える化”してくれる最先端のスキャン技術「Quantum Medical Scan(クォンタムメディカルスキャン)」。
わずか10〜20分ほどで、全身の臓器や組織、細胞のエネルギーバランスがリアルタイムでわかるという画期的な検査です。
こうした量子医学の検査は初めてで、正直「どんなことをするの?」と少しドキドキしていましたが、先生がとても丁寧にわかりやすく説明してくださり、不安はすぐに解消。
検査方法も驚くほど簡単で、綿棒で口腔内(頬の内側)を軽く擦ってDNAを採取するだけ。通常の人間ドックのような事前の食事制限は一切不要です。
なんとこの検査、専用キットで自宅から郵送することも可能なのだそう!
—世界45カ国以上で使用される技術で、全身の状態が即時に解析されます
ヘッドフォンのような形の機器に採取した綿棒を入れたガラス管をセット。
ゴーグルをするとPCの画像が目の前に現れます。
エネルギーレベルが1から6までの数字で表されます。
検査で使用するのは、まるでヘッドフォンのような不思議な機器。先ほど採取したDNAをこの機器にセットしてスキャンを行います。てっきり耳に当てるのかと思いきや、実際には頭には装着せずに使うと聞いて、ちょっと驚きました。
スキャンが始まると、わずか数分で全身の細胞情報が解析され、パソコン画面に詳細な結果が表示されます。専用のゴーグルを装着すると、その結果が目の前に現れ、まるでSF映画のワンシーンのような感覚!すべてが近未来的で、まさに“見る検診”。
解析結果は、エネルギーバランスを1〜6の数字で表示。数字が大きいほど、周波数の乱れ=不調を示します。
驚いたのは、この日うっすらと喉に違和感を感じていたのですが、なんとその部位にしっかり要注意の数値が出ていたこと。まるで体の声を聞き取ってもらったようで、納得と同時にちょっと感動しました。
データを確認したあとは、約15分ほどかけてさらに深掘り解析。院長の森嶌(もりしま)先生が、バイオレゾナンスを用いて、数値の背景にある原因まで読み解いてくれます。
バイオレゾナンス療法とは、生体の持つ固有の周波数をもとに、乱れている部位を特定し、その根本原因を探る療法。ドイツの物理学者パウル・シュミットが1976年に開発したこの振動測定器は、現在ではドイツ国内はもちろん、世界45カ国以上で使用されている信頼の技術なのだそう。
解析待ちの間に水素吸入でリフレッシュ
解析を待つ間、水素を鼻から吸入しながらリラックス
院長の森嶌先生に解析結果をさらに深掘りしていただいている約15分間は、
美容外来の専用ルームで、鼻にチューブを装着しながらの水素吸入タイムです。
ほんのり照明が落とされた静かな空間で、ゆったりと水素を吸引。まるで深呼吸をするような感覚で、体の内側からじわじわ整っていくような心地よさが。
終わった頃には、気づけば体がすっと軽く、リラックスした穏やかな気分に。検査でちょっと緊張していた気持ちも、すっかりほぐれていました。
驚きの方法で、体の状態が可視化されます
先生が右手に持っている棒がバイオレゾナンス
それぞれの部位のプログラミング番号を入力することで、その部位の振動を測定。
共鳴すると棒が回ります
森嶌先生の診察では、先ほどのスキャン結果をもとに、さらに細かいバイオレゾナンス測定がスタート。
先生の手には、先端がぐるぐると渦を巻いたような棒が。その棒を片手に、専用の機器をカタカタと打ちながら測定が進んでいきます。
はじめは「先生が棒を回しているのかな?」と思いましたが、実はそうではなく、体との共鳴反応によって、棒が自然に回転したり、止まったりしているのだそう。まるで、体が「今ここに不調があります」と教えてくれているようで、思わず見入ってしまいます。
バイオレゾナンス理論が、目の前でリアルに動きとして可視化されていくこの工程は、不思議でどこか感動的な体験でした。
体が教えてくれる、本当に合うサプリメント
たくさんの種類の漢方やサプリメントから合うものをセレクト
シルバーの台に乗せて、共鳴するかどうか調べます。
乳酸菌のサプリも複数からセレクト。
今回、「取り入れるべき」と選ばれたアイテム。
測定の結果からは、不調の要因だけでなく、「今の自分に必要な栄養素」や「デトックスすべき物質」までもがわかります。
さらに、その結果に基づいて処方される漢方やサプリメントも、もちろん一人ひとりオーダーメイド。
先生がシルバーの丸くて穴の空いたプレートの上に、複数の漢方やサプリメントを一つひとつ乗せていくと──
その人の体と共鳴するものだけ、棒がくるくると回り出すのです!
私自身も最近、「腸活が気になるな」と乳酸菌サプリをなんとなく飲んでいたのですが、実は種類が多すぎて何を選べばいいのかずっと迷っていました。
そんな中で、先生がくるくると棒を回しながら「これが合っていますね」とぴったりのサプリを選んでくれたときには、思わず「おおっ!」と声が出てしまいました。
しかも驚くことに、同じ乳酸菌でも別のものを乗せると棒はピクリとも動かない。
自分に合う/合わないが、目の前で明確に見える化されるこのプロセスには、驚きと納得感がありました。
スキャンした画像を見ながら、気になる部分についてしっかり説明してもらえます。
数値で見えると「本当に気をつけなくちゃ」という気持ちに。
バイオレゾナンスによる診断を受けたあとの基本的なステップは、大きく2つ。
まずは、体内に蓄積された有害物質のデトックスを行い、そのうえで不足している栄養素をサプリメントや点滴などで補っていきます。
この検査の魅力は、一般的な健康診断や人間ドックでは見落とされがちな未病のサイン——たとえば、ストレスによる慢性的な疲労感や、副腎機能の低下など——を早期に見つけられること。
そのまま放置すると生活習慣病や加齢による不調へとつながるリスクを、事前に知ることができるのです。
私の場合も、「今すぐ治療が必要」というレベルではないけれど、日常生活の中で気をつけていきたいプチ不調がいくつか見つかりました。
特に驚いたのは、まったく自覚がなかった部位にサインが出ていたこと。逆に「やっぱりそうだったか…」と納得できる項目もあり、体の声を数値として確認できるのは、とても新鮮な体験でした。
痛みもなく、短時間で、これだけ多くの情報が得られるなら、自分の体を見直すきっかけとして、本当に価値のある検査だと実感。
忙しくて自分のことを後回しにしがちな今だからこそ、こうした未来を守る検診が、私たち世代にとって必要なのかもしれません。
“なんとなく不調”を放っておかない。 未来の私のために、今できる選択を。
乳酸菌は空腹時に飲むとか、一日量も人それぞれなので教えてもらえて安心。
この3種類のサプリメントを購入しました。
今回、私が処方していただいたのは、オメガ3、マルチビタミン&ミネラル、そして乳酸菌の3種類のサプリメント。
それぞれにどんな働きがあり、いつ・どのくらい飲めばいいのか、先生から丁寧な説明があり、安心してスタートできました。
通常は「まずはデトックスから」という流れが多いそうですが、私の場合は、有害物質の蓄積はほとんど見られず。
そのため、栄養補給から始めるというプランに。
STORY世代にとって、「まだ病気じゃないけれど、なんとなく不調」は誰にでもあるもの。
でも、それを気のせいで片づけず、自分の体とちゃんと向き合うことが、これからの人生の質を大きく左右するのではないでしょうか。
もちろん人間ドックのような定期的な検診も大切。
でも、もっと手軽に・負担なく・未病の段階で自分の不調にアプローチできる「量子医学」という新しい選択肢の検査を、未来の自分のために一度体験してみる価値は大いにあると感じました。
行ってきたのは・・・表参道ウェルネス統合医療クリニック
表参道ウェルネス統合医療クリニック 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-6 ARISTO南青山Ⅲ 3F
銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅から徒歩1分
電話: 03-5962-6485
診療科目: 循環器内科/外科
診療時間: 10:00-13:00 、15:00-18:00 (月〜土)
休診: 水・日祝
■量子医学検診 ・QMSベーシックコース ¥44,000(対面・オンライン)
https://wellness-imclinic.com/
撮影/前 千菜美(光文社写真室) 取材/尾崎亜佐子