気がついたら何年も、口紅を塗っていませんでした… PART:2

気がついたら何年も、口紅を塗っていませんでした…　PART:2

顔映えがいいグロスとリップライナーで、ぼんやりした印象を払拭

〈今月の相談者〉
小仲志帆
感度の高いリアルな40代ファッションを提案する、元CAライター。「リップメークは一番苦手。顔色が良く見える口紅が欲しい！」

〈私が答えます！〉
稲益智恵子
長きにわたりSTORYビューティページを担当。変化に戸惑う40代肌を最大限美しく見せるスキンケア、メークを日々研究中。

グロス＆リップライナー編

稲益グロスは苦手？
小仲グロスはテカるし、ベタつくし、輪郭も決まらないので苦手なんです……。
稲益三重苦ね（笑）。グロスこそテクスチャー選びが重要。今はつけているのを忘れそうな軽いグロスがいっぱい。SUQQU（9）の唇を染める感覚のティントはさらっとして色持ちも抜群よ。
小仲イヴ・サンローラン（10）も水みたい。苦手な甘めのピンクだけどぷるんと軽くて意外としっくりきます。…この黄色は？
稲益この春はイエローがトレンド。キッカ（11）のグロスは手持ちの口紅に重ねるだけで奥行き感が出てスタイリッシュになれるの。カネボウ（12）は血色仕込みだから、ヌードカラーでも40代のくすみを解消してくれます。
小仲本当！　理想のヌードメークができそう。でもヌーディな色は輪郭の取り方が難しくて。
稲益唇の輪郭はコンシーラーで消して、リップライナーで好みの山を作ってしまうのも手。唇をいーっと横に引っ張って直線を引くようにすると、ちょうどよいラウンドの山になるの。
小仲わー、本当だ。アンプリチュード（13）は細すぎず太すぎず、安定した線が描けますね。
稲益セルヴォーク（14）の黄色はリップの後に隠しラインを入れるとふっくら立体的に。キッカ（15）はラインを取ってそのまま塗りつぶしてもふんわり仕上がるの。輪郭がぼやけてきた40代はリップライナーが１本あると便利よ。
小仲リップをつけるだけで別人になったみたい。食わず嫌いだった色にも挑戦できそう。もう顔色悪いね、とは言わせません！