長い夏に、“秋”からの肌と体、そしてメンタルまでも戸惑いを隠せません。そんなかつてない状況に施すべき適切なナイト美容、そして心身の回復を促す睡眠について、美容家・瀬戸麻実さんが指南します。
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★ 1. 急な湿度ダウンにも対応できる 保湿美容液
★ 2. 目元保湿でシワ予防も
★ 3. リッチなクリームで冬支度
★ 秋の夜長の【瀬戸流メソッド9】
★ 朝のちょい足し『スキンケア&メーク』
『保湿のちょい足し』で翌朝の化粧のりが変わる!
◯ 瀬戸麻実さん
美容家。23年間美容職に就き、現在は美容専門学校での販売講義や一般向け美容講義などの講師業をメインに、雑誌やTV出演など美容アドバイザーとして多方面で活躍中。
◇ リカバリー美容でが肌も衣替え!秋のはじまりには追い保湿がちょうどいい
半年近くに及ぶ暑さと前触れのない寒さには、従来の「美白」→「保湿」、「さっぱり」→「しっとり」というシンプルな切り替えすらもタイミングの見極めが難しい。
だからこそ提案したいのが〝追い保湿〟。つまり、夏仕様のスキンケアはそのままに、服を重ね着するように少しずつ保湿アイテムや油分を重ねて効かせていくこと。特に夜は肌の回復が促される時間だから手を抜かずに。汗ばみつつも突然の寒さ。そんな秋には〝追い保湿〟こそが「ネオ・肌の衣替え」です。
1. 急な湿度ダウンにも対応できる 保湿美容液
2. 目元保湿でシワ予防も
3. リッチなクリームで冬支度
秋の夜長の【瀬戸流メソッド9】
【1】夜のストレッチは上半身をほぐすべし!
【2】夜の食事はタンパク質を意識
タンパク質多めの食事をとることで、眠りを諭すホルモン「メラトニン」が出やすくなり、かつ気分も安定するように。食事は基本的にタンパク質を摂ることを意識して。
【3】19時30分には部屋を暗めに
できれば19時30分には灯りもTVの音量も少し落としてムーディなトーンに。リラックスできる空間で副交感神経が優位になるよう促し緊張を解き放ちます。
【4】長袖パジャマで冷やさないを徹底
家族と一緒の寝室の場合、自分にとっての適温ではなく寒さを感じる時も。体を冷やさないよう、通年で長袖長ズボンのパジャマで手首足首までカバー。就寝中は体温が上下するので、体を冷えから守るパジャマで快適な睡眠を。
パジャマ¥25,300(テネリータ/リコヴィータ)
【5】瞑想で今日1日の思考をアウトプット
夜はその日にあったことを頭の中で整理してゆっくりリリースする時間に。朝にはまた新たなインプットが始まるので、夜は気持ちを落ち着かせアウトプットに努めます。
【6】ボディクリームにもこだわりたい
湯上がりに暗めの室内で、香りが好みのボディクリームを塗りながらマッサージを施すのはプチ日課。保湿効果はありながらベタつかないタイプはパジャマが纏わりつかず快適。
じんわりとろけ、肌引き締め成分を閉じ込める。ロルロゼ ピンクフィット オイルインバーム 170㎖ ¥6,930/メルヴィータ
【7】可能な限り22時台には就寝
肌のターンオーバーを促すのも免疫循環を正常に保つのも、結局は睡眠が肝。22時台にはベッドに入って質の良い睡眠を追求。
【8】睡眠に集中したい時はアイマスクと耳栓
住んでいる場所にもよりますが、無意識のうちに車の音や差し込む灯りなどの影響を受けています。アイマスクや耳栓で意図的にそれらをシャットアウトしてより良い睡眠を。すぐ手に入る睡眠アイテムを活用するだけでも睡眠の質がグッと向上するから、まずは気軽に試してみて。
アイマスク¥2,750(テネリータ/リコヴィータ)、耳栓(スタッフ私物)
【9】〝ながら〟でできる フェイスマスク
朝のちょい足し『スキンケア&メーク』
夜のケアでリカバリーを果たした肌を日中のダメージからも守りきるためにはとにかく乾燥させないことがポイント。スキンケアもメークも“水分+油分”が鍵。
プロセス/ブラウス¥8,389(エルフランク)ピアス¥22,000(リキッド)、メイン/ジレ¥9,900(セルフィスト/アバハウスインターナショナル オンラインストア)ピアス¥88,000(モニス/フォーティーン ショ ールーム)
ベースメークはUVから潤い対策へ移行
朝ケアにも保湿を重ねれば メーク持ちも格段にアップ
朝はさっぱりめを好みがち。でもそのシンプルケアがエイジングやメーク崩れに直結することも。水分と油分のバランスがとれた保湿力の高いアイテムを朝のスキンケアでも取り入れて。
左から・エクシア クリニシャス デイズ 19㎖×28枚 ¥22,000/アルビオン、ネクターデルミエール アクティベーターオイルウォーター 50㎖ ¥5,390/メルヴィータ、発酵液ミルク 80㎖ ¥8,580/HACCI
撮影/nara(vale.)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉モデル/瀬戸麻実 ヘア・メーク/陶山恵実スタイリスト/山本有紀 取材/田路暢子 ※情報は2025年11月号別冊付録掲載時のものです。




















