昔覚えたメークの色味やアイテム、何十年も変えていません……。PART:1

ベテラン美容ライター稲益がすっきり解決「40 代・ビューティ迷子は新作コスメに頼りなさい」

早くも夏の日差しを感じる今日この頃。軽くなっていくファッションに合わせてメークも夏モードにシフトしたいもの。えっ！？メークは年中同じ色？それは、もはや定番ではなく時代遅れかも。今すぐ夏の新作をチェックして！

〈私が答えます！〉
稲益智恵子（右）
長きにわたりSTORYビューティページを担当。「夏のブルーメークが映えるのはやはり白肌。ただいま美白に全力投球中です」

〈今月の相談者〉
徳重陽子（左）
STORYライター歴3年目でいろいろなジャンルの取材に挑戦中。「メークは大学時代からブラウン一辺倒の無難志向。脱皮したい！」

季節の変わり目は、一部だけでもメークを更新しましょう

ピンクリップ・夏映えアイシャドウ編

稲益編集部も夏ファッション一色ね。メークもそろそろ衣替えかな。
徳重！！メークって季節ごとに変えるんですか！？　一年中同じメークです。というより、アイシャドウやリップは使い切ったらまた同じものを買っちゃうので、数年間ずっと同じ。
稲益いきなり衝撃！新色に目移りしない？
徳重失敗するのがコワくて。一度似合うとわかった色をリピートするほうが無難なので。
稲益メークも質感、色が進化してるし、ファッショントレンドとリンクしてるから、トータルバランスを考えると変えるべき。ファッションは最先端なのに、何となくイケてない人って、大抵昔のメークを引きずってるのよ。
徳重大学生のときからほぼ同じメークです。
稲益重症ね。これを機にメークチェンジしてみたら？この夏は大人ピンクが豊作なの。
徳重ピンクは甘すぎて私には似合わない、とずっと避けてきた色です。
稲益大丈夫。一見ヴィヴィッドに見えるピンクでもTHREE（1）やNARS（2）は透明感のある仕上がりで悪目立ちなし。RMK（3）のマットピンクはカジュアルなファッションの仕上げにぴったり。
徳重どれも見た目より大人っぽい！ディオール（4）はつけるとキラキラ！薄い唇がコンプレックスなんですが、ふっくら見えます。
稲益ピンクリップにはアイシャドウのトーンを合わせるのも大切。口元に鮮やかな色を持ってきたら、クレ・ド・ポーボーテ（5）やコスメデコルテ（6）の単色アイシャドウのように、色ではなく質感で立体感やツヤを出すのがおすすめ。
徳重絶妙なパール感でくすみが消えますね。
稲益 40 代はどうしてもくすむから、目元に陰影を出すというより、クリアに見せる色のほうがいいかも。SUQQU（7）はパールが効いたピンクのグラデーションで明るく見えるの。
徳重私、アイシャドウはベージュしか持ってなくて（ガサゴソと取り出す）。無難なつもりだったけど、くすませてるのかも。
稲益けっこうダークなベージュばかりね。ベージュこそ色選びが肝心。ほんのり血色感のあるピンクベースのベージュがあると便利。似合う色がわからない人には、シャネル（8）のパレットもおすすめ。絶対くすまないナチュラルベージュが9色も入ってるの。
徳重これは即買いです。