「ボブ〜セミロングを行ったり来たりで、ヘアサロンは数カ月に１回カットへ行く程度。前回かけたパーマで髪が痛み、髪がゴワゴワして悩んでいました。ここまで短くしたのは大学時代以来。仕事柄ドレスを着たりしますが、動きのあるショートボブなら女性らしさ満点で大満足。傷んで気になっていたボサボサ髪がスッキリして嬉しいです。ピアノ教室の生徒さんからも『小顔になったね』と評判も良く、しばらくショートスタイルを楽しみたいです」（髙野佳世子さん 43歳 ピアニスト）

動きを出すためにトップにレイヤーを入れて、前髪は横と繋げて、分け目を左右どちらでもいけるようにカット。頭のハチの下にグラデーションつけて、前下がりのグラデーションに。白髪が気になる髪は、くすまないシンプルなベージュで品良く仕上げました。

撮影／古水 良　 

「いつもボブからミディアムくらいの長さをキープしていますが、湿気で広がりやすく悩んでいました。このボブスタイルは自分でも扱いやすく、ストレートアイロンを使わなくてもサロン帰りのスタイルが毎日自分で再現できて、とても嬉しいです！(田原ひとみさん・ASSEMBLAGE AUTREMENT店長)

前髪は厚めにとって下ろして流し、顔周りへ繋げて丸みをつけます。ボブラインは前上がりにカット。前上がりにすることで首が少し見えて、身長が低い人でもバランスが取りやすくなります。後ろにレイヤーを入れてティアドロップ型の柔らかい丸みを出します。四角いシルエットは顔が大きく見えるので、丸みを持たせることで女性らしさと小顔効果が出せます。

撮影／古水 良　

「『少し太った？』と同僚に言われて、ダイエットを決意。隙間時間に歩き続け4㎏減！ロングヘアも卒業して、すべてに前向きな気持ちになれました」（中嶋美年子さん・不動産会社勤務）

前から見た時には鎖骨ライン、後ろは肩口に収めたやや前下がりのボブ。前髪は仕事の時は流して、プライベートでは下ろせるよう2wayに。トップにレイヤーを入れて動きを。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「子育ても一段落して、仕事を頑張りたいです。まずは髪型で自分を変えて。良妻賢母キャラからアクティブな印象にシフトできました」（前田真理子さん・主婦）

肩につく程度にカットしたら、全体的にデジタルパーマをかけて、広がるクセを抑えつつ、毛先にワンカール。後ろの表面だけウエーブをかけて無造作な質感とフォルムを作ります。

撮影／屋山和樹（BIEI）　

「忙しい朝に、ばーっと乾かして、毛先にバームを揉み込むだけで簡単にニュアンスのある髪型に。毎朝、服を選ぶのも楽しくなりました」（吉竹紋子さん・主婦）

やや前下がりのショートボブ。表面にだけ、目の高さから中間巻きにし、残りの髪は毛先だけ内巻きに、ゆるくパーマをかけます。仕上げはバームを揉み込んで。

撮影／屋山和樹（BIEI）　

「柔らかな外ハネが淡い色のパンツとマッチして優しい雰囲気に。片耳にかけることでよりオシャレ感が出るのも気に入っています。結べる長さもキープ」（内藤亜季子さん　・アパレル会社勤務）

柔らかな外ハネが淡い色のパンツとマッチして優しい雰囲気に。片耳にかけることでよりオシャレ感が出るのも気に入っています。結べる長さもキープ。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「計算されたナチュラルヘアと大人色ニットの好バランスにびっくり。ウエット感も新鮮で、オシャレが楽しくなりそうです。」（松本日奈さん・料理家／STORYデジタリスト）

重さを残したボブスタイル。毛先を軽く外ハネにして、セット剤を全体に揉み込み、ウエットっぽく仕上げます。前髪が長めのほうが似合うので、切らずに横に流して完成です。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「10年以上同じ地元のサロンに通い、2～3カ月ごとに伸びた分だけカットしています。サロン帰りだけど、気づかれないことも……。」（落合 希さん・主婦）

結べる長さをキープして、肩付近で重さを残してカットしました。トップから深め・厚めに前髪を作り、顔周りにレイヤーを入れて繋げます。パーマで外ハネに動きを出しています。

撮影／屋山和樹（BIEI） 

「自分のファッションブランドの展示会の時に、清潔感があって柔らかい印象だとスムーズに物事が運ぶことを実感。丸みのあるスタイルに大満足です」（大井奈津子さん・アパレル関連会社代表）

前下がりのボブから、若干前上がりのひし形シルエットボブに。頬骨の高さに前髪を作って、裾足が内側に入るようにカットするときれいな丸みが生まれます。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「“社会と繫がりたい”と“子育てに手を抜きたくない”の間で〝モヤモヤとした自分〞が続いていました。子育てに専念する日々は、喜びがあるいっぽう不安な気持ちも抱えていました。下の子の小学校入学を機に「働きたい」という気持ちが湧いてきて、医療事務の資格を取ろうと決意。その時に思いついたのが髪を切ることでした。バッサリ切ったら髪と一緒にモヤモヤも消えて、現在、通信教育で猛勉強中。新しい挑戦にワクワクしています。」（本間夕華さん・主婦）

前髪は厚めで、全体にゆるくパーマをかけたボブベースの毛先グラデーションカット。表面にレイヤーを入れて動きを。一つに結んだ時でも華やかになるように、毛先に細かいハイライトを入れています。

撮影／屋山和樹（BIEI）　

「もともと髪にうねりやクセがあり、自然乾燥のままだと膨張してしまっていました。結局収拾がつかず、後ろで一つに縛ってしまうという繰り返し。」(露木亜希子さん・医療関係勤務)広がりやすい髪は、あえてアゴくらいのショートボブがオススメ。クセがあっても短くすることで扱いやすくなり、外ハネも内巻きも自在。髪をかき上げた時に出る動きで表情も明るく見えます。

横から見た時、頭の形が丸く見えるように後頭部から首にかけて、ひねりながらカット。前髪は髪全体と同じ長さになるようアゴラインでカット。クセを活かし、前髪が短く見えるよう計算します。

撮影／松永 望（Super Continental）　

「紫外線や毎日使うアイロンで傷んだ毛先をカット。首を振って髪を乱しても、サッと元に戻る再現性の高さにびっくりです。シンプルなのに女らしい表情のある髪型です。」（村口奈奈さん・hachi代表取締役）

首元がすっきり見えるように、後ろから見るとショートの長さに、顔周りは顎ラインで前下がりにカット。動いても直ぐに毛先が丸く中におさまるように、レイヤーを入れて絞っています。

撮影／山口陽平

「前髪を作ったら、ふんわりとボリュームが出て、しかも小顔に見えるスタイルに。いつもよりも女らしいオシャレが楽しめそうです。」（金田知子さん・会社員）

衿足はすっきり、頰骨の高さに丸みを持たせ面長を軽減。ひし形バランスにボリューム感を出し、前髪から顔周りを包み込む丸みシルエットで大人可愛い印象に仕上がります。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「その気になって挑戦したショートヘアが新しい表情をくれました。」（葉陽子さん・フラワーデザイナー）NEWヘアを探しに、新宿のジョエミ バイ アンアミへ行った葉陽子さん。ヘアの小倉さんからショートを勧められて思い切って挑戦！

元々とてもキレイだけど、ショートにしたらフェイスラインの美しさが際立って、キュートさが出ましたね。360度どこから見ても素敵です! 衿足部分をすっきりさせ、全体に前下がりにカット。耳後ろを軽くするとリフトアップ効果があり、後頭部にキレイにボリュームが出ます。筋状にマットなアッシュブラウンを入れ、上品なカラーに。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「直毛すぎて、ヘアアレンジがうまくできません。毛量が多いのにトップはぺったりしているので、全体的に丸みが出てしまいます」（Webライター・深川由美子さん）前髪の生え際からハチ上までをモヒカン状に8 本、耳の後ろからハチまでの残った毛を2 本ずつ巻き、後頭部に丸みをもたせたシルエットに仕上げます。

ショートヘアのパーマは、巻き方を間違えると途端に老けて見えるので、トップのボリュームを意識したポイントパーマが鉄則。根元が立ち上がるだけで、オシャレ感がUPします。

撮影／横山翔平（t.cube）

「主婦業に専念した月日を一区切りし、復職することに。まず考えたのはヘアチェンジ。まとめられる長さのまま、華やかになれて、気持ちも前向きに」（湯川真紀さん・キャビンアテンダント）

スカスカだった毛先を鎖骨ギリギリまで切り揃え、厚みを出して。前髪を作り若々しい印象に。表面だけ内巻きにワンカール、サイドとバックは外ハネにしてアクティブに。

撮影／屋山和樹（BIEI）　

「障がいを持つ子どもたちにズンバを教えることになった私。バッサリ髪を切った結果、清潔感はそのままに親しみやすさが手に入ったと思います」（釜萢 文さん・主婦）

鎖骨まで切って、表面と顔周りにレイヤーを入れて軽やかに。カラーはアクティブなイメージを守りつつ、重く見えず透明感が出るラベンダーアッシュのヘアカラーで親近感を演出。

撮影／屋山和樹（BIEI）

「子育てを言い訳にしていた自分が恥ずかしい。たった朝５分、自分のキレイを保つ巻き髪で、周りからも褒められて日常が輝き出しました！」（山路真梨子さん・主婦）

レングスは鎖骨にかからないくらいで顔周りのみローレイヤーを入れます。髪の厚み内側3分の１は内巻きワンカール。ヘアバターを手につけて全体を崩して完成。

撮影／福本和洋

「毛先はパサつき、湿度の高い日は特にトップからハチ部分がぺたんこになり、分け目が目立つワンレンロングに。」（黒坂麻衣子さん・役員秘書）トップのボリュームのなさが気になるなら、ゆるくデジタルパーマをかけたミディアムが◎。長めに作った前髪もふんわりポイント。乾かすだけで軽やかで涼しげな外ハネスタイルです。

前上がりのボブ。ハチ上にレイヤーを入れ、顔周りに毛流れが出るようにカット。ボリュームを出すために中間のみゆるく大きなロッドで、毛先は外巻きにカーブをつけるようにデジタルパーマを。

撮影／松永 望（Super Continental）

太くて硬い髪質のうえ、左サイドから後頭部にかけての強いうねりグセが気になります。縮毛強制でつむじ周りの強いクセがなくなり、毛先のハネで若々しいスタイルに。うねりが収まって、シルエットも激変。（中澤淑美さん・会社員）

全体の髪質や吸水毛か撥水毛かどうか、クセの度合いに合わせて薬剤を調合するので、今までと違い、ナチュラルな仕上がりになるボリュームダウンパーマ。ダメージも軽減され、手触りがサラサラに。

撮影／屋山和樹（BIEI）　

「髪の量が非常に多く、まとめていないと広がりすぎて手に負えないときも。」（佐藤浩子さん・ヒロコ エレガント マナー レッスン主宰）クセや広がりを抑えたい髪には、 ストレートパーマで落ち着かせたボブが正解。ひし形カットのおかげで、髪が広がることもなくなりました。丸みのあるシルエットが優しい印象に。

前下がりベースで顔周りのみ前上がりのひし形シルエットボブ。トップから3cm外し、鼻の頭のラインまでストレート、毛先にワンカールのデジタルパーマを。ナチュラルブラウンのカラーでツヤを。

撮影／松永 望（Super Continental）

「最近抜け毛が気になりだし、髪にハリがなくなってきました。毛先もまとまりがなくアンバランスな印象になってしまうのでパーマで何とかしたくて。傷まないパーマで毛先がまとまりました」（道上加奈子さん・医療事務）

低温トリートメントデジタルパーマ（ デジキュア）を使い、毛先にパーマをかけることで、傷まずに自然なカールがつきました。毛先がまとまるだけで、髪全体もふんわりします。

撮影／横山翔平（t.cube）　

「結婚して14年、主婦業と子育てに専念してきました。今年はちょっと家から出て、自分時間を作ってみようと考えはじめ…友達開拓も長い間ご無沙汰だから緊張気味。簡単にスタイリングできて、朗らかなイメージの髪型を目指しました。前髪の分量も変わらず、長さを鎖骨くらいのレングスにカットしただけでこんなに華やかに。再現性の良さが、私にはぴったりでした」（原田香奈子さん）

全体に大きくうねるクセがある髪質。はちが張っていて膨らんで見えてしまうので、丸く膨張しないようにレイヤーを入れて収め、首元で柔らかに絞るS字カールに仕上げました。親しみやすい華やかなスタイルの完成です。

撮影／山口陽平　メーク／川岸ゆかり