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Fashion大草直子さんの「今、ひとつだけ何かを買いたいなら“コレ”になさい」

大草直子さんがこの夏のTシャツのなかでもセリーヌに注目する理由とは?

今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!

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CELINEのTシャツ

エディ・スリマンがクリエイティブ・デザイナーになってからのセリーヌは、マスキュリンで格好良い女性像だったから、なんとなく遠ざかっていました。広告のように(もちろん、逆立ちしたって、広告のようにはいきませんが)、シンプルをあんなに素敵に着こなせるだろうか――と、ブティックを遠目から眺めては帰る日々(笑)。

が! ある日突然「着てみよう」と、ダブルブレストのネイビージャケットに袖を通してみました。びっくり。肩パッドが入った、少しパワフルなショルダーラインが、私の狭くて薄い肩に、ふわりとのったのです! テーラリングの技術を生かした、エディのジャケットの、なんと美しく、そしてコンフォタブルなことか。

それから、機会があるたびに、さまざまな服を試着し、少しずつコレクションを増やしています。次に狙っているのは、何を隠そう「ロゴT」。見てください♡ フォントの選びや字間のバランス。ジャケットを着た時に、どのレターが見えるかまで計算し尽くされた1枚

そもそもの出自が、肌着だったコットンのTシャツを、ここまでシックに仕上げる美意識よ! これぞ、ラグジュアリー。白がベースに黒のレタード……より、逆配色が大人っぽくて上品で、少しロックで良いなあ、と思います。

チュールのスカートや、フラノのパンツや。実はさまざまなイメージを支えてくれるTシャツ、清水買い決定ですね。

<item DATE> Tシャツ¥57,200※予定価格(セリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。『飽きる勇気』(講談社)が好評発売中。6月の海外旅行を敢行。2年以上、長い旅行に出ていなかったので、本当に楽しかった。やっぱり、インプットは絶対必要。

撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2022年8月号掲載時のものです。

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