私生活を彩るお買い物は基本的に楽しいものですが、何かの記念日や自分へのご褒美として購入した物、強い気持ちで選んだ物は格別です。記念日や、ご褒美とまではいかなくても、どうしても欲しくて、アレコレ理由をつけて買った物も思い出に残ります。オシャレが大好きな人の皆さんのお買い物の背景を深堀すれば、きっともっと面白いはず。この「今日のいいわけ、私に良い訳！」シリーズでは、STORY読者、スタッフのお買い物とその理由に迫ります。
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ご自身の著書がドラマ化決定！自分へのご褒美に、一生ものジュエリーを購入
【アイテム】クラッシュ ドゥ カルティエ リング、MM（ピンクゴールド）
安本由佳さん（41歳）作家
著書「恋と友情のあいだで」がフジテレビにてドラマ化が決定し、記念として何か特別感のある一生もののジュエリーをご褒美として選びたいと思い、購入したのがCartierクラッシュ ドゥ カルティエ リングMMです。
2016年から2020年まで東京カレンダーでweb小説を書いており、トータルで50近い連載を執筆しました。当初から書籍化・ドラマ化を目指していましたが、やはりそう簡単にはいかず…どうしたら沢山の方の目に留まるか？とずっと考えていて、話題があり、かつ新しい手法の小説を書いてみたいと、男女交互目線で執筆するアイディアを思いつき、この小説が生まれました。
東京カレンダーWEBの世界感に合わせ、港区女子と慶應卒商社マンをW主人公に設定。ふたりが長年に渡って恋と友情のあいだで揺れ動くリアルすぎるほどリアルな恋愛ストーリーを執筆したところ大ヒットを記録。最終回のコメント欄には歴代最高の500件超えのコメントがつきました。2019年に集英社WEBサイトにてコミカライズがスタート、そして2022年、ついにフジテレビでドラマ化が決定した…という経緯があります。自分の作ったキャラクター、ストーリー、セリフを役者さんが演じてくださる姿、かきおろしの主題歌にのせたティザー映像を見た時は感動で震えました！
ご褒美としての記念品には、常に目に入って気分を上げてくれるリングにしようと決めていました。地金のジュエリーが欲しい気分で、シャネルとカルティエのクラッシュで迷っていましたがこちらに。私にはハードすぎるかな？と迷いつつも試着してみるとスタッズ部分が揺れるデザインになっていたり、女性らしさ・エレガントさも感じられて。Cartierの伝統と革新、芯の通った強さとしなやかさを体現した独創的なデザインとスピリットにも共感し、40代の自分が目指したい女性像にピッタリで購入しました。もともと愛用していたトリニティリングは、一昨年のクリスマスディナーの帰りに夫が買ってくれたもの。今は、この2つを組み合わせて使うのがお気に入りです。
右手中指につけるクラッシュは、私にとって“最強お守りリング”
この冬はざっくりニット×デニムのカジュアルコーデにさらりとつけるのが気分。つけていると凛とする、強気になれるリング。ともすると甘えてしまいたくなる自分に喝を入れてくれるような存在です。右手中指につける指輪は魔よけの効果があるらしく、クラッシュのデザインも相まって、私にとって最強のお守りリングになりそうです。自分の中でカルティエブームがきていて、次は50代に向けてパンテール（リングと時計）が欲しいので頑張って働きます！笑
Cartier クラッシュ ド カルティエリング MM ピンクゴールド
※こちらのアイテムは読者の私物です。ブランドへのお問い合わせはお控えください。
取材/先崎好美
