オシャレに欠かせないツールとして浸透しつつあるファッション診断。自分に似合う服がわかったり、スタイルアップができたりと、信頼の厚い診断ではありますが、診断結果が顔タイプでは「マニッシュなテイストが似合う」と出たのに骨格では「フェミニンなスタイルが似合う」と出たり、印象が真逆の結果が出て、とまどう人もいます。今回はそういう方にむけて、考え方と解決策をご提案します。
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★ 顔タイプと骨格の診断結果が真逆だったときの解決策
★ 【実例】顔タイプと骨格診断で真逆なことをオススメされたライターに似合わせスタイリングを提案
顔タイプと骨格診断の結果で混乱しがちなのはこの5タイプ
診断結果のつじつまが合わずに悩みがちなパターンは以下の5つ以外にもりますが、悩みの多いこれらのタイプをご紹介します。
クールタイプはシンプルでマニッシュなテイストが似合う顔立ち。一方、ウエーブタイプは華やかなデザインが似合うとされている。
②顔タイプクールカジュアル×骨格ウエーブ
クールと同様にシンプルなもの、そして、ボーイッシュでラフな着こなしが似合う顔立ち対して、ウエーブタイプはフェミニンな印象を持つタイプ。
③顔タイプキュート×骨格ストレート
顔タイプは曲線の子どもタイプでフリルなどの曲線的で可愛いカジュアルが似合うのに対し、骨格はボリューム感のあるメリハリボディ―のためシンプルですっきりした直線的なものが似合う。
④顔タイプフェミニン×骨格ナチュラル
顔タイプが曲線で大人タイプなので、きれいめでコンサバ、柔らかな素材が似合う。それに対してカジュアル感が得意で天然素材が似合うのがナチュラル。
⑤顔タイプフレッシュ×骨格ストレート
顔タイプは曲線直線のミックスですが、子どもタイプのため、カジュアルが似合うお顔立ちに対して、きちんと感やフォーマルが似合うのがストレート。似合う素材も違う。
このように顔タイプで似合うとされるテイストと骨格で似合うとされるタイプで違うと、結局、どうすればいいの?何を着ればいいの??と迷ってしまいます。
「似合うテイストが真逆でわからない!」とあきらめないで!そんな時はどうすればいいか…。優先順位をはっきりさせれば、似合うにたどりつけるのです。
顔タイプと骨格の診断結果が真逆だったときの解決策
(例:顔タイプはフェミニン×骨格ナチュラルだけど、身長が高く顔よりも体格が目立っているなら、骨格ナチュラルを優先にするなど)
2.トップスは顔に影響が強いので顔タイプ優先で。
3.スタイルアップが目的の時は骨格を優先。
4.服を選ぶ際は、デザインと素材は顔タイプの影響が強いので顔タイプ優先で。シルエットは骨格優先に。
5.全体のバランスでデザイン、素材、形の中で、インパクトが強く出るものを軸に調整を。
【実例】顔タイプと骨格診断で真逆なことをオススメされたライターに似合わせスタイリングを提案
【顔タイプ:クール×骨格ウエーブ】
ライター 角田ひかる 46歳 164cm
クールタイプでマニッシュが似合う顔ですが、骨格はウエーブでフェミニン体型です。顔立ちが地味見えするので、盛りブラウスのような甘い服に挑戦したいのですが、顔に負けてしまいます。ボトムスにも悩まされます。腰が大きいせいか、パンツ選びが難しい。私は一体、どんな服が似合うのかわからなくなっています。
そんな角田さんにおススメアイテムはコレ!
クールタイプは直線的でシンプルかつハリのあるシャツが得意。でもウエーブは上半身が薄い方が多く、特に胸元は装飾があったほうが、削げた胸元をカバーできます。そこで、フリルが直線的で甘さが控えめな盛りブラウスをチョイス。ボトムスはウエーブが得意なフレアスカートで腰回りの大きさをカバーしつつ、直線のストライプでクールタイプの顔立ちにも馴染みます。さらにバッグや靴はクールなもので引き締めます。
ブラウス¥33,000バッグ¥105,600(ともにエスアンドティ)スカート¥49,500(ANAYI)シューズ¥17,050(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)ピアス¥8,800右手リング¥9,900左手リング¥7,700(すべてワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
\似合わせ理論で大変身/
小仲コメント
「角田さんはライターなのでオシャレですし、Beforeのコーデもリラクシーで素敵です。NGなわけではなく、ウエーブ体型にはシルエット的にボリュームありすぎて、見方によってはスタイルが悪く見えてしまいます。ご本人の地味に見えてしまうというお悩みとスタイルアップを軸にスタイリング提案しました。クールなお顔立ちを活かしつつ、女性らしいウエーブ体型も活かすために、トップスは極力甘さのないフリルで薄い上半身をカバーしつつ華やかに。ボトムスは腰回りの大きさをフォローしつつ、下重心のウエーブ体型をハイウエストでカバー。柄でクールさを表現しました。スッキリとかつ華やかさもある春コーデは、いつもの角田さんとは違う印象で新鮮でした。」
本人コメント
「華やかなアイテムは似合わないと思い込んでいましたが、アイテム選びで自分にも似合うことが分かって感動しました! 特に、フリルなんて自分にはとんでもない!と手に取ることもなかったので、フリルの付いている位置や襟の形で似合わせることができるなんて、まさに目から鱗です。手首を出したり、ウエストマークしたりと、骨格に合わせた着こなし方にも似合わせるコツがあることも勉強になりました。 “脱地味”を目指していろいろチャレンジしようと思います!」
クール×ウエーブにはこんなアイテムもOK
撮影/杉本大希 ヘアメーク/榎田茉季(ROI) スタイリスト/小川真央 取材/小仲志帆