若い頃は何のけなしに着こなしていたTシャツだけど、40代になってなんだかしっくりこなくなった気がする。STORY読者にとったTシャツアンケートでは、多かった悩みが「なんだか体操着に見えちゃう」「貧相な感じなっちゃう」「シンプルすぎて間がもたない」でした。でもやっぱりTシャツって秋口に便利だし、まだまだ着こなしたい!という声にお応えして、大人が着映えるちょっとしたコツとコーディネートをご紹介。「似合わない」と思っていたTシャツを「似合う」に変えて、オシャレを楽しみましょう!
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今回教えていただいたのは
【Point 1】「 BESTなサイズ感のTシャツ」で体操着見えさせない!
大人のTシャツ選びはサイズ選びがポイント。ダボっとしすぎるとだらしなく、首周りが詰まったピッタリサイズだと体操着見えしてしまうので、程よいゆとりのあるジャストサイズがBEST。一般的なTシャツよりも広めな襟ぐりや袖や裾の丈感が計算されているデザインがオススメ。短か丈Tシャツなら今っぽさも簡単に手に入ります。
オススメコーデ3選
今季トレンドのシャギースカートは、白T合わせで程よく力を抜くのがポイント。アウトで着てもサマになる裾丈や腕を細く見せてくれる袖丈が絶妙。
Tシャツ¥12,100(アルページュストーリー)ジャケット¥36,300(エイチ ビューティ&ユース)パンツ¥51,700(シチズンズ・オブ・ヒューマニティ)バッグ¥41,800※三越伊勢丹限定カラー(ヴァジック/ヴァジックジャパン)シューズ¥74,800(ネブローニ)
インでもアウトでも着られるジャストなサイズ感のTシャツは、短丈のジレとも相性抜群。トレンドのカーヴィーデニムで下重心にするとバランスよくまとまります。
Tシャツ¥9,790スカート¥26,400(ともにカデュネ)バッグ¥38,500(メアリ オル ターナ/シップス インフォメーションセンター)シューズ¥64,900(ペリーコ/アマン)サングラス¥39,600(ブラン/ライト)
ツヤのあるとろみスカートには、程よいクロップド丈のTシャツをアウトにして、さりげなく体型カバー。ウエストラインを高くすることでスタイルアップにも。
Tシャツ¥18,700(エー・ゴールド・イー/シチズンズ・オブ・ヒューマニティ)カーディガン¥17,600(カデュネ)スカート¥34,100(ロンハーマン)バッグ¥28,600(ジャンニ ノタロ キャロルジェイ/オデット エ オディール 新宿店)シューズ¥13,090(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室)
【Point 2】「とろみ素材のTシャツ」で貧相見えさせない!
いわゆるコットン素材のTシャツが、カジュアルすぎたり部屋着見えしてしまうなら、素材重視で選ぶのが正解。信頼度の高いブランドの安定感が、貧相見えを解決してくれます。さらっとした適度なとろみ感のある素材ならブラウス感覚で着られて、ワンランク上の大人のTシャツスタイルを叶えてくれます。
オススメコーデ3選
ツヤがあり、さらっとした着心地のTシャツがブラウス代わりに。カジュアルなアイテムと上質な素材が、派手目な柄スカートを品良く中和させてくれるのに一役。
Tシャツ¥12,100(ebure/ebure GINZA SIX店)カーディガン¥34,100(スローン)スカート¥35,200(THIRD MAGAZINE)バッグ¥49,500(オソイ)シューズ¥71,500(ペリーコ/アマン)メガネ¥37,400(ブラン/ライト)
さらっとした上品な素材と袖の折り返しが、レイヤードを大人っぽく盛り上げてくれます。一枚でもキレイに着られるので、季節の変わり目の温度調節にもピッタリ。
Tシャツ¥9,900(エストネーション)ニットベスト¥26,400(ティッカ)パンツ¥20,900(TODAYFUL/LIFE‘s 代官山店)バッグ¥29,700(メアリ オル ターナ/シップス インフォメーションセンター)シューズ¥53,900(ネブローニ)
マニッシュなジレとフリルスカートの甘辛ミックスコーデが引き立つ、名脇役的存在感がさすが!高級感のある素材と袖の丈感が大人をキレイに見せてくれます。
Tシャツ¥14,300(バーニーズ ニューヨーク)ジレ¥10,990(アンフィーロ/アンフィーロ<オンワード樫山>)スカート¥20,900(シップス/シップス インフォメーションセンター)バッグ¥48,400(ア ヴァケーション/ebure GINZA SIX店)シューズ¥39,600(ピッピシック/ベイジュ)カチューシャ¥8,800(ステラハリウッド)
【Point 3】「 細フォントのロゴT」で間のびさせない!
ただの白Tだとコーデがさみしく間が持たない!という人には、思いきってロゴTにチャレンジするのがオススメ。細いフォントのロゴを選べば、ロゴのインパクトやカラーが悪目立ちせず程よいアクセントに。一枚で着るのはもちろん、秋口にカーディガンやジャケットのフロントからチラ見せさせるのも可愛いです。
オススメコーデ3選
“ザ・ロゴT”に抵抗がある人は、極細フォント&変則配置のさりげないデザインがおすすめ。袖やフロントから覗くロゴが、コーデにオシャレ感をプラスしてくれます。
Tシャツ¥8,800(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店)ニットベスト¥27,500(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)パンツ¥36,300(ロエフ/エイチ ビューティ&ユース)シューズ¥41,900(ロランス/ザ・グランドインク)
インでもアウトでも着られる程よいクロップド丈で、ボトムスを選ばない着回し力の高さがポイント。羽織ものからチラ見せするロゴで、コーデを今っぽくアップデート。
Tシャツ¥10,450(THIRD MAGAZINE)カーディガン¥31,900(エンリカ/アッシュプラスエリオトロープ)スカート¥20,900(デミルクス ビームス/ビームス ハウス 丸の内)バッグ¥41,800(ヴァジック/ヴァジックジャパン)シューズ¥45,100(カステラーノ/ユナイテッドアローズ 六本木店)
細いフォントならカラーロゴだってキレイ目に。インしてベルトマークすればワイドパンツも好バランス。遊びのあるベルトや小物とも調和して今っぽいスタイルに。
Tシャツ¥7,700(ハチイチブランカ/UTS PR)カーディガン¥42,900(ebure/ebure GINZA SIX店)パンツ¥45,100(マザー/サザビーリーグ)ベルト¥24,200バッグ¥63,800(ともにア ヴァケーション/ノーベルバ)シューズ¥8,800(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
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撮影/草間大輔 イラスト/村澤綾香 スタイリスト/小川真央 取材・文/木村 まい