雅子さまのご婚約時代の愛用バッグ
トップハンドル【フェラガモ】

1993年4月。品がよく、自立するので機能性もいいフェラガモのトップハンドルのガンチーニバッグ。アイコニックなゴールドのガンチーニクロージャ―が印象的。マイナーチェンジはしていますが、現在も復刻され、普遍的に愛されているコレクションです。結婚された後のご公務では、ベージュのガンチーニバッグを使用されているのをお見かけするほど愛用されているコレクション。
ショルダーバッグ【グッチ】

1993年3月。お妃教育で、宮内庁に向かわれる際に教材などを入れていたグッチのピグスキンのショルダーバッグ。B4の書類もすっぽり入りそうな大き目のサイジングですが、かちっとしたフォルムでスマートな印象です。スタンドカラーとAラインのシルエットがエレガントなコートは、ドイツのブランド、ヨビスのもの。
愛子さまはミキモトのネックレスをお召しに 
2023年、学習院大学4年生となられた愛子さま(C)JMPA
「これまで、ブランドが特定できるお召し物は避けてこられていた愛子さまですが、今年の4月、学習院大学4年生になり、(オンライン授業から)対面授業をスタートされた際に身に着けられていたのは、ミキモトのイニシャルネックレスでした。14歳になられた際のお写真でも、前の年に両陛下からプレゼントされたイニシャルのAがモチーフとなったネックレスをされていましたので、イニシャルモチーフのネックレスがお好きなのかもしれません。最近は、ブランドがわかるお召し物を着られていることも多くなり、ご静養やご学友とのプライベートなお出かけにはGUやユニクロを愛用されている姿を目撃されることも。普通の大学生と変わりない等身大の着こなしも好感を持たれるところなのではないでしょうか」

教えてくれたのは…
放送作家・皇室ライター
つげ のり子さん

テレビ東京系『皇室の窓』の放送作家。2001年の愛子さまご誕生以来、皇室番組の構成を担当し、皇室研究をライフワークとしている。ワイドショーから政治経済番組、ラジオまで様々な番組の構成を手掛ける。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)『素顔の雅子さま』『素顔の美智子さま』(河出書房新社)などがある。
取材/味澤彩子 写真/女性自身編集部