イルミネーションが街を彩りはじめ、ワクワクするこの季節。今年はイベントが復活し、クリスマスに忘年会、冬の旅行と楽しみが目白押しという人も多いのではないでしょうか?そんなときこそ、1枚でしっかり華やぎながら、どんなイベントも乗り切れる服が必要です!STORYスタイリストに着回し力抜群でトレンド感満載の“華やぎ私服アイテム”と、着回しコーデを3つずつ見せてもらいました。
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冬の必需品!日常コーデを盛り上げる「華やかニット」6選
1. 即戦力「ファーベスト」で品のいい華やぎを演出
カレンソロジーのファーベスト
この時期はTDLの“ディズニー・クリスマス”を見に行ったり、忘年会など、シーンの振り幅が広いイベントが増えるので1点取り入れるだけで品のいい華やぎ感のあるファーベストが即戦力になります。落ち着きのあるネイビーなのでゴージャスになりすぎず日常にも馴染みやすいカラーがお気に入り。ベルトをしたり、ジャケットの上に羽織ったりアレンジのしやすさも抜群です。
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ファーベスト着回し(カレンソロジー)ニット(ユーバイスピック&スパン)デニムパンツ(エーゴールドイー)ベルト(アトリエ アンボワーズ)バッグ(ボッテガ・ヴェネタ)シューズ(ネブローニ)ブレスレット(ベンアムン)
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ファーベスト(着回し)ニット(アウラアイラ)パンツ(イウエン マトフ)バッグ(メゾン マルジェラ)スニーカー(オートリー)メガネ(E5アイヴァン)
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ファージレ(着回し)レザージャケット(メゾンスペシャル)スウェットプルオーバー(ビューティ&ユース)スカート(メゾンスペシャル)バッグ(アニヤ・ハインドマーチ)ブーツ(ドクターマーチン)バングル(インムード)
【写真1枚目】気心知れた友達と新大久保で韓国三昧
新大久保と言えばゴハンを食べる前に化粧品を見たり、韓国スーパーで買い物をしたりとにかく動き回るのでガンガン歩けるフラットシューズがお決まり。ファーベストにベルトオンするだけでシアーニット×デニムのカジュアルコーデがキリッと引き締まります。ボリューミーなファーベストの迫力が軽減してスマートに着こなせるので若いコたちに紛れても気後れしません。
【写真2枚目】女友達と花火大会を見に熱海までドライブ
ドライブの日は長時間運転するのでウエストがゴムのリラックスパンツとざっくりニット、腕を動かしやすいジレでノンストレスなコーデに。トップスに色モノを着ていると渋滞になっても狭い車の中が和む気がします(笑)。足元はスニーカーぐらいで引き算すると今っぽく整います。
【写真3枚目】仲良しライターの方たちと東京ディズニーランドへ
TDLは毎回ドレスコードを決めて行くのが楽しみのひとつ。前回のハロウィンイベントでは仮装をしたので今回はクリスマスカラー縛り。クリスマスツリーの星を意識してスカートにキラキラ感を取り入れました。中外の気温差が激しい園内ではライダースの上にベストを重ねれば防寒対策もバッチリ!室内ではアウターを脱いでベストのみ羽織れば温度調節もできて中外快適に過ごせるんです!
2.「チュールスカート」で優しげな雰囲気も存在感もしっかり
メゾンスペシャルのチュールスカート
今季は久しぶりにチュールスカートに惹かれ色々試着をしてみた結果、このスカートがボリューム感といい、色味といい、すべてがベストバランスでした。チュールのボリュームは、ありすぎるとシーンを選んでしまうので柔らかなオーガンジーとレイヤードになった上品なシルエットが購入の決め手。ベージュの色味も素材の柔らかさと相まって優しげな雰囲気を作ってくれます。
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チュールスカート(着回し)ニット(サクラ)ジレ(イレーヴ)ベルト(セリーヌ)バッグ(ポレーヌ)ブーツ(セリーヌ)ネックレス(フィリップオーディベール)
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チュールスカート(着回し)ニット(カルヴェン)ファージャケット(ガリャルダガランテ)バッグ(ヴァレクストラ)靴(チャーチ)ソックス(ブルーフォレ)
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ニット、バラクラバ(ともにアーキ)Gジャン(ハイク)バッグ(セリーヌ)スニーカー(ヴェジャ)メガネ(アヤメ)
【写真1枚目】夜に神楽坂のイタリアンで女友達とごはん会
ジレ×スカートの王道のスタイリングに少し飽きてきたのでジレにベルトをON。身長がそこまで高くないのですが、ウエストマークでアレンジしたことで、腰高に見えて、スカートのボリュームも収まるのでバランスよく着こなせます。足元はヒールのあるブーツでフェミニンに纏めました。女友達の集まりは、エレガントになりすぎないようにベージュのワントーンでメリハリを付けてシャープな印象に転ばせるようにしています。
【写真2枚目】家族とクラシックコンサートへ
毎年この時期に家族とクラシックコンサートに行くのが恒例になっています。日常ではフェミニンなコーデをカジュアルで着崩すことが多いのですが、両親と一緒に出かける時は、コンサバを意識しています。ベージュスカートはニュアンスカラーと相性がいいのでグレーのファージャケットで優しげなムードを出しました。その分、足元をローファーでさりげなくエッジを利かすことで自分らしさが出て落ち着きます
【写真3枚目】ご近所の人気カフェで旦那とランチ
ご近所では、ラフなアイテムが多めになりがちですが、知り合いから「この間見かけたよ」なんてこともあるので遠くからでも華やか見えするチュールスカートを日常使い。休日は盛りスカートぐらいがちょうどいい華やぎを足してくれます。
3. 万能「チュールトップス」ならワンツーコーデが即、今っぽくなる
マージのチュールプルオーバー
一見難しそうに見えがちなシアートップスですが、チュールの甘袖が施してあることで、なんてことのないワンツーコーデにレイヤードするだけで簡単に今っぽ見えする万能アイテムなんです。お出掛けシーンが増えるシーズンはプラスαの重ね着を味方につけると一歩先くオシャレが楽しめます。
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シアートップス(着回し)スウェットトップス(ハーヴェイフェアクロス)パンツ(アンスクリア)バッグ(トッズ)スニーカー(デイト)
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シアートップス(着回し)ニット(ザラ)スカート(アンスクリア)バッグ(ジミーチュウ)ニーハイブーツ(サカイ)
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シアートップス(着回し)キャミソール(GU)スカート(リリーブラウン)バッグ(ザンケッティ)靴(ピッピシック)
【写真1枚目】仕事終わりにアシスタントとカジュアルお疲れ様会
年末進行の12月は動きやすさ重視。とはいえ、ラフなままでは味気ないのでシアートップスをサッとレイヤード。大袈裟すぎるチュールの袖のフリルをグッとたくし上げて、スウェットの透けたロゴで、カジュアルコーデが劇的に洒落た装いに!
【写真2枚目】クラブのイベントに参加
友達のご主人がDJなので暮れはクラブイベントに参加。たまにはこんな非日常なママOFF時間も楽しみたいから、ミニスカートでトレンド感をON。ただ若いコが多い場所では肌感を出すのは避けたいのでニーハイブーツで大人をキープ。トップスは黒タートルでフリルを馴染ませれば甘盛りも主張が和らいで親しみやすく見えます。
【写真3枚目】ママ友たちとランチ女子会
ドレッシーに仕上がるキャミ合わせは、日中なら艶っぽく見えずにヘルシーに着こなせるのでオシャレに手を抜けない女子会向き!デニムもキラキラスタッズ付きだからリラックスしながらも特別感のある装いに見えます。
撮影/坂根綾子 取材・文/杉崎有宇子