若い世代だけでなく、大人の女性にもオシャレアイテムとして注目されているクロップ丈トップス。今までヒップも隠れる長い丈のトップスを着ていたのに、いきなり短いトップスを取り入れることに不安や抵抗を感じる方も多いですよね。ボトムス合わせやポイントを抑えれば使いやすく、今どきを更新できるアイテムになってくれること間違いなしです。ハイウエストパンツや長めのシャツをレイヤードしてお腹周りから視線を外したり、身幅のゆるっとしたトップスを選ぶなどテクニックを紹介します。
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★ ボリューム袖やダメージデニムで視線をウエストにいきずらく
★ 気になるところでも敢えて隠さずヘルシーに乗り切る
★ トレンドアイテムは1点に絞って全体のバランスを調整
短丈は身体に馴染みやすいスウェットを選ぶと40代でも着こなしやすく
ライター 田中幸恵 45歳 167cm
短丈は一見難易度高そうだけど、味方につけてしまえば、スタイルをよく見せてくれたりメリハリを生んでくれるSTORY世代にとってのお助けアイテムです。シャツやスウェットなど、普段着慣れたアイテムから挑戦すると取り入れやすい気がしています。こちらの短丈のスウェットは、オフショルっぽくもなったり、バッグにスリットが入っているので、身体に馴染んで見えます。淡いピンク色のカーゴパンツをあわせ、大人っぽく上品に仕上げました。クロップド丈に挑戦するときは、ジャストウエストかハイウェストのボトムスと合わせるとバランスがとりやすく脚長効果に。落ち感のあるカーゴパンツは、お腹周りや腰回りのチラ見えも気にならず、イタくならないので是非挑戦してほしいです。
TOPS/uncrave PANTS/cadune SHOES/sergiorossi BAG/J&M Davidson
カジュアルなスタイリングを小物でキレイめに昇華。シルバーのクールな小物あわせがしっくりきます。
ボリューム袖やダメージデニムで視線をウエストにいきずらく
ライター 竹永久美子 45歳 165cm
短丈ブラウスの袖全体にチュールを纏った立体的なボリューム感と、折り重ねたような襟のデザインに心奪われました。全部ボタンを留めれば、スタイリッシュでフォーマルな印象にもなるので、オケージョンにもカジュアルにも使えます。身幅にボリューム感があるのでクロップド丈でも気になるお腹周りもごまかせて◎。今回はカジュアルに着たかったので体形カバーも叶う、ハイウエストでルーズラインのデニムとあわせました。視線がウエストにいきずらいダメージデニムを選ぶのもコーデのポイントです。
TOPS/bibiy DENIM/HeRIN.CYE BAG/NOMADIS SHOES/ZARA PIERCE/Lanicouture
今年はリボンシューズが流行中。その中でもシルバーでビッグリボンのものをチョイス。主役級ブラウスに負けないように、小物にもエッジを効かせました。
シューズとあわせたシルバーのピアスは、ぷっくりとしたハート型。シンプルなまとめ髪も華やぎます。
気になるところでも敢えて隠さずヘルシーに乗り切る
ライター 石澤扶美恵 45歳 168cm
ダイアグラムで春っぽい短丈の黄色のツイードジレをオーダーしました。脚が短いことがコンプレックスだったのですが、短丈が流行り出した時に試着してみたら脚が長く、腰回りもスッキリ見えたので、短丈アイテムを買い揃えました。丈が短いので、ボトムスの股上の長さのバランスが重要で、股上が深いほど短丈のバランスがよく見えてスタイルもスッキリして見えると思います。襟が大きめのジレは、顔の近くで揺れるたびに華やかに見せてくれるのがポイント。座っていても目が引くデザインと色あいなので、ランチ会や女子会でも大活躍しています。気になるところを隠さずにハイウエストのデニムを合わせて元気でヘルシーなコーデにしてみました。
JIRET/Diagram SHIRT/セレSTORY PANTS/Re NAVE SHOES/LOUNIE BAG/Bottega Veneta
トレンドアイテムは1点に絞って全体のバランスを調整
ライター 山本亜矢 42歳 158cm
40代の着こなしで気をつけていることは、全身流行りのアイテムにせず、トレンドは1点に絞ることです。私はその人らしさがあるファッションの方が素敵だと思うので、それをベースに流行りを少し取り入れるくらいの感覚が丁度いいと思います。シンプルなアイテムですが、丈感のみが今っぽい。流行りをほんのり取り入れるくらいがイタ見えしないコツだと思います。短丈のシルク混のハイゲージニットトップス。ただのニットを着るより、グッと今っぽくなるのが購入ポイントでした。シンプルで短すぎず長すぎず、お腹が出ない丈感と首が詰まり気味な所も気に入っています。パンツはハリ感のある素材で、センタープレスでキレイなシルエットがお気に入りです。トップスがコンパクトな分、ボトムスはワイドめなゆったりしたシルエットのアイテムを選ぶようにしています。秋冬にグレーコーデにハマっていたので春夏はキャメルアイテムにときめいています。
TOPS/MIESROHE PANTS/MIESROHE BAG/Whim Gazette SHOES/Le Talon
キャメルコーデには肌なじみの良いゴールドのアクセとサンダルが大活躍。
撮影/沼尾翔平、久保嘉範<田中幸恵分> 取材/先崎好美